TOP > > お酒で太るってホントなの?ウソなの?~肝臓で作られる脂肪 前編~

お酒で太るってホントなの?ウソなの?~肝臓で作られる脂肪 前編~

お酒では太らないってホントなの?

みなさんご存知のお昼のバラエティー番組『笑っていいとも!』の中で、ダイエットの話題が持ち上がり、お酒で太るのか?という議論に拍車がかかりましたとき、司会のタモリさんがさらりとこう言って、その議論を一刀両断しました。

「お酒では太らないよ、だってアルコールにはカロリーが無いもの。アル中で太っている人なんていないでしょ?」タモリさんがおっしゃるには、お酒で太るのではなく、お酒を飲む際に一緒に食べるおつまみで太るのであって、お酒だけ飲んでいれば人間は太らないのだそうです。

お酒は太るものだと確信していた私は、この発言に少なからずショックを受けました。そのため、今でもこうしてはっきりとその内容を覚えております。きっと私以外にも同じテレビを見ていて衝撃を受け、この発言をご記憶されている方がおられることでしょう。それくらいのインパクトのある切り口でしたから。

それにしても、本当にお酒では太らないのでしょうか?タモリさんは、アルコールにはカロリーが無いとおっしゃっておられましたが、実際にはアルコールにもカロリーはあります。ですので、アルコール度数の高いお酒ほどカロリーが高いとも言われております。

ただし、アルコールのカロリーは太らないとも噂されておりますので、太るのかどうかはどうにもはっきりしないところです。

また、アルコール中毒患者に太っている人はいないともおっしゃっておられましたが、それはお酒のせいではなく、単純に病気のせいで太れないだけだと、テレビを見ながら当時の私は思っておりました。しかし、病気で太れないのだったら、肥満による病気は存在しないわけです。

人間の体の中で脂肪が勝手に作られちゃうなんて!

人間の体の中の脂肪、いわゆる体脂肪には、2種類の脂肪があります。食物から栄養として摂取した脂肪と、体内で合成された脂肪です。

「ええっ!脂肪って、体の中で合成されちゃうの?」と思われた方はいないでしょうか?──そうです、どんなに油分や脂肪分を取り除いた食事を摂っていても、残念ながら人間の体は脂肪を作り出してしまうのです。

それも糖質をメインに使って脂肪を合成しますので、砂糖たっぷりの甘いお菓子も、主食であるごはんやパンなどの炭水化物も、取り過ぎた分はすべて脂肪の原料となってしまいます。太っている方で、甘いお菓子の嫌いな方はいないでしょうし、ごはんやパンなど毎日1食は欠かさず食べるものです。

それらを用いて体内で合成される脂肪のほとんどは、肝臓によって作られます。ところが、お酒のアルコールを分解するのも、これまた肝臓なのです。

脂肪を合成するのも肝臓、アルコールを分解するのも肝臓、どちらも肝臓によって行われます。そこまでは問題ないのですが、問題なのは肝臓がアルコールを分解する際に、脂肪の合成能力を高めてしまうことです。

多量にお酒を飲む習慣のある人に、脂肪肝を患う方の多いのはそのためです。次から次へと勢いよく大量生産された脂肪が、どんどん肝臓に溜められていってしまいます。お酒で太るというよりも、お酒が太る促進剤となるのです。

たしかにずっとお酒だけ飲んでいれば、本来は太らないのかもしれません。とはいえ、お酒には栄養がほとんどありませんから、お酒だけ飲んでいるわけにもいきません。

しかも、お酒を飲むと肝臓がアルコールの分解を優先してしまって、脂肪の代謝が一切行われずに、蓄積する脂肪の量が増えてしまうとも言われております。

もっと簡単にはっきりさせる方法があります!

ただ、それらはすべて理論に過ぎません。そのような役に立つかどうかわからない机上の空論よりも、本当に知りたいところは理論はどうあれ、お酒を飲んだ場合に実際に太るのかどうかという明らかな実証でしょう。

おまかせください!それを確実に判明させる、最も簡単明瞭な方法があります。それはお酒をやめてみることです。一度お酒をやめてみて、毎日体重を量り、記録をつけてみて、お酒をやめる前の体重と比較をしてみれば、必ずはっきりします。

さあ、論より証拠です!お酒を日常的に飲まれる方で、お酒で太るのかどうかを本当に知りたい方はチャレンジしてみましょう!

キャラクター紹介
ページ上部に戻る