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鮫の力で美肌効果が出るなんて!肝油に含まれるスクワレンの効果

貴方は肝油ドロップをご存知ですか?昔、昭和の時代に子供達は、この肝油ドロップを食べるのを楽しみにしていたものです。夏の時期には幼稚園や学校から夏休み用の肝油ドロップの販売もありました。子供にとって肝油が身体に良いとか悪いとかはあまり関係はなく、ただひたすらに美味しいドロップを食べていたように思えます。

この肝油ドロップは飴ではなく、今で言うグミのはしりのような食感でした。現在でも製造販売されている肝油ですが、私の時代にはピンクだったものが今では白色に変わっているようです。

肝油とは一体何で作られていたのでしょうか?調べてみますと、何と「鮫(さめ)」の肝臓が原料のようです。それもグロテスクな深海鮫のようで、ちょっと子供には教えたくない事実ですよね。

この肝油ドロップは現在では鮫の肝臓を使用している訳ではなく、ビタミン配合ドロップとして製造されているみたいです。鮫も絶滅危惧種に認定されつつある時代なので、仕方がないのかも知れませんね。

しかし、この深海鮫の肝油には、まだ隠された効能があったのです。肝油に含まれる成分である「スクワレン」の効果を探ります。

深海鮫の肝臓に含まれるスクワレンとは何でしょう?

鮫の種類の中でも深海に生息している鮫は生命力が強く、栄養価も高いことが知られています。深海鮫は水深500mから1000m近辺に生息しており、水圧の問題から浮き袋は持たず油によって浮力を調整しているそうです。

深海鮫の肝臓は全体重の25%もあり、その大部分が肝油になるのです。肝油にはビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ミネラル、DHAが含まれおり、栄養補給効果に優れたものと考えられます。

さらに肝油には「スクワレン」と呼ばれる成分が豊富に含まれており、美容効果のある成分として注目されているのです。

スクワレンは人間の皮膚にも存在している物質ですが、残念なことに加齢によってその量は減少してしまいます。人間においては20代から早くも減少が始まり、ピークは10代の後半までと考えられます。

水から酸素を作るスクワレンってちょっと凄いぞ!

深海1000mに生息している深海鮫には、生きていく上で不可欠なものがあります。それは酸素です。しかし、深海1000mの環境下では海水に含まれている酸素の量が少なくなっており、大型の鮫にとっては生活し辛い環境かもしれません。

実はスクワレンには酸素を作り出す作用があるのです。スクワレンは水素と結合しやすい性質を持っており、水から水素を取り除き酸素を作り出すという訳です。

この作用は酸素は細胞に取り込ませるのに有効であり、代謝を促進させてくれる働きも期待出来ます。また代謝の高まりにより、細胞の酸化(老化)を予防することも出来ると考えられています。

深海の世界は暗くて光も届かず、高水圧や冷たい環境であり、そこで生活している生物は様々な進化をして適応してきたのです。その中でスクワレンは重要な働きをしているのですね。

スクワレンはまだまだ研究が続けられている物質なので、さらに効果、効能が解明されることを期待したいと思います。

スクワレンは美肌効果も優れているの?

水から酸素を取り出すスクワレンには美肌効果があります。スクワレンには代謝を促進する作用があることは説明しました。皮膚における代謝とは皮膚の再生を促す行為であり、古い角質を除去して新しい皮膚を再生します。

皮膚にとっても酸素は重要であり、皮膚呼吸を活性化させるスクワレンは効果的な成分と言えるでしょう。またスクワレンは殺菌作用もあるので、細菌などの除菌も可能で、ニキビ対策においても有効です。

スクワレンは製品として「スクワランオイル」で使用されており、化粧品の材料となっています。スクワランはスクワレンから作られる物質であり、水素が自然に結合した状態だそうです。

このスクワランオイルは保湿効果が高く、浸透性もあるオイルであり、スクワレンの作用である代謝促進にも優れています。その結果、お肌の新陳代謝を促進するだけではなく、老化予防にも効果が期待出来ます。

スクワランオイルはその作用から酸化し辛い特性がありますので、紫外線などの影響による肌トラブルにも効果的です。

このように深海鮫の肝臓から作られるスクワレンは、健康や美容にとって有効な成分と言えます。肝油ドロップもなかなか素晴らしいサプリメントだったのかも知れませんね。

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