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知っておきたいカビが健康に与える3つの影響

水に恵まれた国、日本。毎年梅雨の季節になると「あーあ」と憂鬱になってしまいますが、その豊かな水量のおかげで毎年お米が各地で収穫されるのです。

また適度な湿気は、女性の肌を美しくもします。世界各国の人々から見ても、日本女性の肌の輝きは天下一品。これぞ私たちが誇るべき「JAPANブランド」と言ってもいいのかもしれません。

その反面、梅雨の季節を中心として家の中がカビ臭くなるのは困りもの。カビの臭いがするということは、実際にかなりカビが繁殖してしまっているということなのです。おそるおそるソファのカバーをめくってみたら……布地の裏に黒い斑点がいっぱい!なんてことも現実によくあること。

カビは見た目の問題だけではなく、人体にとって有害なことがたくさんあります。そこでカビの危険をはっきりと認識し、その上でカビの繁殖を抑えるかしこい室内管理を心がけることにしましょう。

肺の中でカビが繁殖!

カビが人体に与える悪影響は主に3つあります。まずはアレルギー反応。花粉症と原理は一緒で、体内にカビの胞子が入り込むとさまざまなアレルギー症状が出ます。

鼻水や鼻づまりで済めばまだいいほうで、最悪の場合はアレルギー性喘息で重篤な発作を起こしてしまう場合も。次に、体内に入ったカビが感染症を引き起こす場合。元気な方の体内にカビが侵入しても何ともありませんが、高齢者や体力が落ちている方の場合は免疫力そのものが低下しています。

そういったケースでは、肺に真菌というカビの一種が繁殖する「肺アスペルギローマ」という恐ろしい病気にかかることもあります。いったん発病してしまうと、「抗真菌薬」という強い薬を長い期間服用するか、最悪のケースは肺の一部切除ということにもなります。そう、増殖してしまったカビは実にやっかいな代物なのです。

カビも化学物質も怖い

そして第3の悪影響は、カビによる直接的な攻撃ではありません。カビの発生を気にして使用する「防カビ剤」などの中に入っている化学物質が及ぼす、間接的な悪影響なのです。

カビの季節に備えて防カビスプレーを買い込み、浴室や水回りなどをあちこちシュッシュッとやっていたら、なんだか具合が悪くなってきた……というのでは笑い話にもなりません。

カビも怖いし、化学物質も怖い……それじゃあいったいどうすればいいの!? 思わず叫びたくなってしまいます。そこで今度はかしこいカビ対策に話を移すことにしましょう。

除湿機能を大活用

カビにとっての天敵。それはズバリ「乾燥」と「清潔」です。カビは気温20℃以上、湿度75%以上の環境で、食べカスや石鹸カス、人体から出る汚れなどの「食べ物」がある場所が大好きです。

ですから、それと逆の環境をつくればカビの繁殖を抑制することができます。まず基本中の基本は「換気」。少々暑い日でも、必ず数時間に一度は窓を開け、部屋の空気を入れ替えましょう。風通しを良くするためには2か所以上の窓を開けると効果的です。

そして、小まめな「掃除」。特に大切なのは、物を動かして掃除機をかけること。どうしても動かしきれないタンスなどは例外として、部屋にあるものを定期的に動かして掃除の死角をつくらないようにしましょう。

3つめは「除湿」。最近のエアコンは強力な除湿機能がついています。ちょっと湿気がこもったなと感じたら、すぐにスイッチを押して部屋をサラサラの状態に保っておくようにします。

あると便利なこの1台

ちなみに、お値段は数万円になってしまいますが、除湿機を1台購入しておくことはおススメです。これがあると、エアコンのない部屋でも湿気をきれいに取り去れます。

筆者などは、日中に乾ききらなかった洗濯物を夜間のうちに洗面所に移動させ、そこへ除湿機を持ち込んで「自動除湿」ボタンを押しておきます。翌朝、目が覚めると洗面所は爽快な空気で、しかも洗濯物はカラカラ。一石二鳥の妙手だと自画自賛している次第です。

天然由来の消毒剤

最後に、身の回りの清潔を保つためにぜひ常備することをオススメするのが「消毒用エタノール」。要するにアルコールの一種であり、天然植物から精製される物質ですから人体にも安全です。

エタノールは1瓶数百円程度の価格。これにプラスして「100円ショップ」でスプレーボトルを購入し、日ごろ清潔にしておきたい箇所に小まめにシュッシュします。筆者は、その日に履いた靴の中やカバンにもシュッシュします。

市販の消臭・抗菌スプレーなどを買わなくても、安くて、安全で便利な物はあるのです。いかがですか? カビの多い国・日本で快適かつ清潔に暮らし続ける、そのためにはちょっとだけ手間とお金をかけることが必要なのです!

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