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行商歴50年のおばあちゃんが教える、足腰を強くする3つの秘訣

「行商」というと、どこか懐かしい響きで、今ではあまり見かけなくなりました。交通の利便が不自由な山里や、海から遠く離れた内地の地域などへ、野菜や魚を背負って売り歩くのが「行商人」。

背負う荷物は、30kg以上にもなり、一日中歩くことを考えれば、足腰には相当な負担がかかります。この道50年、行商のベテランおばあちゃんから学ぶ、足腰を鍛える秘訣とは、どんなものなのでしょう?

行商人の生活から見る、足腰が強くなる3つの秘訣とは?

「海鮮列車」というのをご存じでしょうか?近畿地方で未だに走っている行商人専用の列車です。山がちで、新鮮な魚が手に入りにくい地域などに、魚介類や海藻などを売って歩くための行商人専用の列車です。

海産物を売って歩く行商の人の多くは、漁師の家庭など、海の近くに住んでいることが多く、必然的に、小魚や海藻などをたくさん食べる傾向があります。それは、カルシウムを多く摂取しているということになります。

ご承知の通り、カルシウムは骨を作る元になりますから、食生活でカルシウムを多く摂取することが、足腰の骨を強くする元になります。

しかし、単にカルシウムを多く摂れば足腰が強くなるというわけでもありません。強い骨を作るには、カルシウムと一緒にマグネシウムも摂らなければなりません。カルシウムとマグネシウムの比率は2:1が理想です。

海の近くで暮らす行商の人達は、マグネシウムを多く含む海藻類の摂取量も多いと考えられますから、まさに、行商人の食生活は骨を強くする要素がとても高いのです。

もともと日本の土壌は、カルシウムやミネラルの含有量が少ないため、水や作物に含まれるカルシウムの量そのものが少ないのです。行商人の食生活は、まさにそのハンディを克服しているとも言えます。

また、カルシウムは、もともと体内に吸収されにくい性質があるため、カルシウムの吸収を良くするビタミンDも必要です。

ビタミンDは、日光にあたることによって、体内で多く作られます。行商人の生活を見ても、行商をする人たちは、1日中ほとんど屋外で商売をするので、必然的に日光を浴びる量も多くなります。

つまり、日光にたくさん浴びることで、カルシウムの吸収を促進するビタミンDが多く作られ、カルシウムの吸収が良くなることも、行商人の足腰や骨が強くなる要因なのです。

こうして見ると、行商人生活では、「カルシウム」、「マグネシウム」、「ビタミンD」といった骨や足腰を強くする栄養の必須条件を満たしていると言え、これが足腰の強さの秘訣であると考えられます。

行商人から学ぶ、足腰を強くする秘訣には、運動することも重要!

単に、カルシウムなどの栄養素を摂るだけで、足腰が強くなるとは言い切れません。足腰の骨や筋肉は、運動などで負荷をかけ、鍛えることによって強くなります。行商の人たちは、朝早くから1日中、重い荷物を背負って何時間も歩きます。海鮮列車を例にとれば、比較的山がちで起伏の大きい地域を歩くことになります。

十分な栄養素に加えて、毎日何時間も歩くことで、足腰はさらに鍛えられるというわけです。行商人は、計らずも生活する上で、骨を強くする十分な栄養と、商いでの足腰の鍛錬を合わせて行っていたのです。これが行商人の足腰が強い秘訣だったのです。

行商歴50年のおばあちゃんの年齢は、もう70歳を過ぎています。それでも、かくしゃくとして、現役で行商に出かけるのですから、たいしたものです。特に女性の場合は、閉経後に女性ホルモンが減る影響で、急激に骨密度が低下することが分かっています。

いつまでも、行商のおばあちゃんのように、しっかりと自分の足で歩けるように、行商人の暮らしから得られる足腰の強さの秘訣を、毎日の生活習慣に取り入れてはいかがでしょうか?

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