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アルコール好きの人は何故すい臓を大切にするべきか3つの理由

あまり表立って言われることのない体の臓器にすい臓があります。体のどこにあるのかもわからなかったり、どんな働きをするのかも知らない人が多くいます。お酒を毎日飲む人は特にこのすい臓を大切にしなければなりません。実はこのすい臓は飲酒により大きなダメージを受けやすい臓器なのです。

すい臓は体のどこにあるのか

すい臓は体の中では、胃と十二指腸の裏側あたりにあります。わずか15cmくらいで主に消化酵素の分泌を行っています。すい臓と言われて真っ先に思いつくのは、この中にあるランゲルハンス島と呼ばれる部分から、血糖値を下げるインスリンと、逆に血糖値を上げるグルカゴンをいうホルモンを分泌しています。

このバランスが崩れると成人病として問題になっている糖尿病を引き起こします。ところがすい臓は、この血糖値を上下させるホルモンの他に、すい液というアルカリ性の消化液を十二指腸へ送り出しています。胃の中の酸性の内容物がここで中和されて、腸へ送られるのです。

飲酒を続けるとどうなるか

アルコールを多量に摂取すると、すい臓は必死で消化液を分泌します。この消化液が多くなり過ぎてうまく十二指腸へ流れなくなり、すい臓自体がこの消化液で壊されてしまうことがあります。これが急性すい炎です。

近年でも芸能人の何人かがこの病気にかかっていますが、年間では6万人近くの人が急性すい炎になっていると言われています。発症する人の多くが、毎日飲酒をする人だそうです。自分のすい臓が溶けていくなんて、想像しただけでも痛いのがわかります。実際、急性すい炎では、激しい腹痛や背中の痛みが特徴です。

胆石症にも注意が必要

飲酒は胆石症を起こしやすくし、しかもすい臓の出口と胆管の出口は一緒のため、胆石が出来て出口を塞いでしまうと、すい液の出口も塞がれてしまい、同じようにすい炎を起こします。

すい臓の病気は手遅れになりやすい

アルコールで傷ついたすい臓は、すい炎だけでなく、すい臓ガンにも発展します。すい臓ガンは、肺がんや胃がん等と肩を並べるくらい多いのですが、なにぶん他の臓器に隠れているため発見が遅れてしまい、手遅れになることが多いのが現状です。

ずっと腰が痛いと感じ、自分で湿布を貼ったりしていたら、実はすい臓ガンだったという人もいます。また、胃が痛いと思い込んでいてずっと胃薬を飲んでも良くならず、病院で調べてもらったら胃が悪いのではなく、すい臓ガンだったという場合もあります。

このようにすい臓の病気は早期に発見することが難しいことが多いため、重症になりやすいのです。大量の飲酒はすい臓には大敵です。食生活を見直し、暴飲暴食をしないようにして、日々頑張っているすい臓をいたわりましょう。

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