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不健康な生活態度が将来は身体障害を発症させる!

不健康な生活習慣を続けていくことで身体の機能の障害度が悪くなる!

今回はフランスでの試験です。身体機能の障害度が悪くなることと、生活習慣を照らし合わせた試験で、今までにもあまり試みられたことはありませんでした。しかし今回の結果で明らかに不健康な生活を続けていくことで、高齢者の身体機能の衰えに関連しているということがわかりました。

被験者は3,982人にも及ぶ65歳以上の方々です。そのうち約61%が女性でした。試験を開始するときには勿論、障害などありません。そしてその時の生活習慣も調査してそれをベースにして12年間の追跡調査をしました。

身体障害とは運動能力、手段的な日常生活動作、基本的な日常生活動作の3つとして、障害の重さは、なし、軽度、中等度、重度としました。また不健康な生活習慣の定義としては、運動不足、喫煙、アルコール、野菜や果物の摂取不足、としました。

試験の結果はどうだったのでしょうか。

当時65歳以上で障害も無かった方々が12年間の間に1,236人もの方々が中等度以上の身体的障害を抱えるようになっていました。そのうち約70%の方々が女性だったそうです。そしてこの方々の生活習慣を解析した結果、どのような不健康な生活をしていたかがわかりました。

先程あげた中では運動不足、喫煙、野菜や果物の摂取量が1日に1回もなかったということでした。関係がありそうなアルコールに関しては多少の関係はあったとしても強い関係が見当たりませんでした。

そして、不健康な生活習慣が3つ以上あった人の障害リスクは全く不健康な生活をしていなかった人と比べて、2.5倍も高かったそうです。

また、高齢者であったことも加味して最初の4年間で障害を持つようになってしまった人々を除外すると、890人になったそうですが、その方々を解析しても上述した方々と同じような結果となりました。これだけでも普段の生活習慣が大きく関連していることがわかります。

障害と病気との関連はどうだったのでしょうか。

いきなり障害を持ち出すことはありません。不健康な生活習慣と関連する疾病や症状を抱えたことが原因で、身体的な障害をもつようになったと考えられます。そこでその疾病や症状との関係も調べています。

その疾病や症状は、BMI、認知機能、抑うつ症状、慢性疾患、心疾患、外傷でした。これが占める割合は31%にも及んでいました。一番大きいリスクとなったのは慢性疾患でした。次いで抑うつ症状、外傷、BMIだったそうです。

疾患が招いたと考えられる身体的障害ですね。

どのように見ても65歳以上になると生活習慣を正さなければならないということが明らかです。結局のところ運動不足と食事内容の偏り、高齢者になってからの人付き合いなどが関係しているように思われます。

運動不足と食生活の悪さのせいで慢性疾患(糖尿病など治癒が難しい病気)になっているというところもそうです。また高齢者になると注意力も欠け身体能力も衰えるところから、転んだり、事故にあったりして外傷をしていることも考えられます。

高齢になれば代謝も悪くなるので太り易くもなります。また、そのせいで糖尿病などの慢性疾患を招いています。こちらは食生活の偏りと運動不足も大きく絡んでいます。現役を退いてしばらくはなんとか生活の状態を不規則でもしのげるでしょう。

しかし最初の4年間だけで3,000人以上が既に何らかの障害を持ち始めたことになります。このことから見ても不規則な生活習慣がいかにいろいろな病気を招き、それによる身体障害を起こしてしまったのかがわかります。

65歳からいきなり不健康な生活習慣になったわけではありません。生活習慣とは若いときからの積み重ねです。65歳以上になったからいきなり障害も出現したわけではありません。

このことからも、若い世代からでも不健康な生活を続けることが後々に大きな身体的影響を与えていくことに繋がっていくのです。今からでも遅くはありません。

現在、まだ元気な身体でいる読者の皆さんは是非、その状態を維持させるためにも生活習慣の見直しをしていっていただきたいと思います。

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