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花粉症の原因や予防法・治療法!対策グッズや市販薬もご紹介

Men of hay fever

日本人の4人に1人は花粉症といわれ、近年では小さな子どもまでが花粉症を発症するようになりました。

一度発症したら一生のお付き合いとなってしまう花粉症。予防や治療することができないのでしょうか?

「花粉症になりたくない!」「今年こそ花粉症シーズンを快適に過ごしたい」という皆様に、花粉症発症のメカニズムと治療法、便利な花粉症対策のグッズやアプリの情報を紹介いたします。

花粉症の原因になる花粉の種類ごとのピーク期や地域

花粉症は、空気中に飛散している花粉が原因で起こるアレルギーです。

現在、花粉症を引き起こすことが分かっているのは約60種類以上の植物。どの植物の花粉に反応するのかは個人差があります。ひとつの植物にだけ反応する人もいれば、複数の植物の花粉に反応してしまう人までさまざまです。

日本人の花粉症のほとんどは、次に挙げる植物の花粉が原因で起こっています。

花粉名 ピーク期 地域 特に花粉量が多い地域
スギ 2月~4月 全国 北海道以外
ヒノキ 3月~4月 全国 北海道以外
シラカンバ
(カバノキ科)
3月~4月 北海道・東北 北海道
イネ科
(カモガヤなど)
春と秋 全国 東北・関東
ブタクサ属
(ブタクサなど)
8月~9月 北海道以外 東北・関東
ヨモギ属
(ヨモギ・オオヨモギ)
9月 全国 東北・関東
カナムグラ 9月~10月 北海道以外 関東

(環境省 花粉症環境保健マニュアル Ⅱ. 主な花粉と飛散時期 「図2-4 花粉カレンダー」 より)

※ほかの時期にも少量の花粉が飛散しています。

日本人の花粉症の約70%はスギ花粉症です。これは日本固有種のスギが大量に植林されているためです。またスギ花粉症の人は、スギと同じヒノキ科の植物にもアレルギー反応を起こしやすいため、スギとセットでヒノキの花粉症を持っている人も多くなっています。

このように日本人のほとんどはスギ花粉症であることから、今回は春先に起こる花粉症を中心に情報を提供していきたいと思います。

もはや4人に1人が花粉症!花粉症の人が増えている理由は?

1870年代にはイギリスで「枯草熱」というアレルギー性鼻炎が確認されていました。しかし、日本にはもともと花粉症はほとんど存在していませんでした。

ところが1960年代に入ると日本でも花粉症の症例が報告されるようになり、1970代から花粉症を発症する人が急激に増加していきました。

花粉症の患者数は明確に把握されていませんが、現在では日本人の4人に1人が花粉症を発症していると推測されています。なぜ現代人には花粉症が増加しているのでしょう。

スギ花粉の増加

日本人に花粉症が増えた最大の理由は、スギ花粉の増加です。

戦後に大量のスギの植林され林業が盛んに行われていましたが、林業が衰退したために放置されたスギ林が多く残ってしまいました。

スギは樹齢が高くなると花粉の生産量が増えます。そのため、毎年春には大量の花粉が飛散するようになり、スギ花粉症を発症する人が多くなってしまったのです。地球温暖化の影響で花粉の生産量が増えていることも、花粉症の増加に拍車をかけています。

化学物質による大気汚染

大気中に増えた化学物質が花粉を体内に取り込みやすくさせています。

昔は道路が土だったので、落ちた花粉は土に吸収されていました。しかしアスファルト塗装が進んでからは花粉が道路に吸収されずに舞い上がるので、人の体内に取り込まれやすくなってしまったのです。

また、排気ガスや工場の排煙に含まれる化学物質も花粉症の発症を促進させるため、都会部を中心に花粉症を発症する人が増えてしまいました。

さらに近年は、大気汚染物質pm2.5の飛来が花粉症の症状を悪化させています。

生活習慣・食生活の変化

不規則な生活習慣や食生活の変化によって免疫力が低下し、花粉症を発症する人が増えています。

また花粉症の発症までには数十年かかるため、大人の花粉症が多かったのですが、近年は発症までの期間が短くなっている人が増え、花粉症デビューする子どもが多くなってきています。

なぜ花粉症になってしまうの?花粉症のメカニズム

花粉症が発症するメカニズムをおさらいしておきましょう。

1.
空気中に飛散している花粉を鼻・のどから吸い込んだり花粉が目や皮膚に付着したりして、花粉が体内に入ります。

花粉が体内に入ると、免疫を担当するリンパ球のひとつ「B細胞」が花粉に反応し、異物(抗原)として排除するかどうか考えます。

免疫が排除するのは、病気の原因となるウイルスや病原菌。一方、花粉自体は体にとって無害なものです。そのため「花粉は異物ではない」と判断し、何も起こらないのが通常です。

2.
しかし、B細胞が「異物なので排除する」と勘違いしてしまい、花粉に対して過剰に反応してしまうこともあります。Bリンパ球は花粉抗原を排除するために「IgE抗体」というたんぱく質を作ります。

Mechanism of hay fever

IgE抗体は、免疫細胞のひとつ「肥満細胞(マスト細胞)」の表面に付着します。肥満細胞は肥満とは関係なく、膨れた様子からその名前がついている細胞で、中にはかゆみや炎症を起こす「ヒスタミン」「ロイコトリエン」などの化学物質が詰まっています。

肥満細胞にIgE抗体が付着すると、体内に花粉が入ってくるたびに肥満細胞の表面のIgE抗体が花粉をキャッチするので、花粉を取り込み続けると肥満細胞がどんどん増えていきます。花粉症を引き起こす準備が着々と進んでいる段階です。

Mechanism of hay fever2

3.
花粉を取り込み続けIgE抗体が一定の量まで達すると肥満細胞が破裂し、中から放出した化学物質が自分の体を攻撃し始めます。ヒスタミンなどの刺激によって起こるかゆみや鼻水などのアレルギー反応、これが花粉症の症状なのです。

Mechanism of hay fever3

IgE抗体の作られやすさは生まれつきの体質で異なります。だから花粉症の人と花粉が飛んでいても平気な人がいるわけですね。

ただし「花粉症ではない人が一生花粉症にならない体質」というわけでもありません。

花粉症の発症には今までに取り込んできた花粉の量も関係しているので、今はまだ発症していない人でも花粉に接触し続けていけば今後発症してしまう可能性があります。

見過ごしに注意!花粉症の特徴的な症状

花粉症の3大症状は「繰り返すくしゃみ」「鼻水」「鼻詰まり」です。そのほか目のかゆみや充血、倦怠感や集中力の低下、熱っぽい感じを伴う人もあります。また鼻が詰まるために頭が重く感じたり口が乾燥しやすくなったりします。

症状は風邪と似ているため、初めて花粉症を発症した人は風邪と間違えてしまいやすいのですが、花粉症と風邪では次のような特徴の違いがあります。

病名 鼻の症状 目の症状
花粉症 平熱(または微熱)
  • くしゃみが多い
  • 透明で水っぽい鼻水が出る
充血・かゆみが出る
風邪 37~38℃の発熱を伴いやすい
  • 粘っこく黄色い鼻水が出る
症状なし

また風邪は1~2週間ほどで自然に回復していくのに対し、花粉症は花粉が飛散している数ヶ月間に症状が続くのも特徴です。

花粉症自体は、命に関わったり危険な合併症を引き起こしたりするような病気ではありません。また、花粉が飛散する時期が過ぎ去れば症状も自然におさまるものです。

しかし不快な症状がQQL(=生活の質)を低下させてしまうのが難点。ティッシュが手放せなくなったり、外出がままならなくなったりとさまざまな苦労を伴い、常にストレスを感じながら過ごさなければならなくなってしまいます。

辛くても「花粉が飛んでいる間は仕方がない」とあきらめている人も多いようですが、花粉症は適切な治療をすれば症状をぐっと軽減させることができます!

放置せずに早急に対処するのが断然お得なのです。

花粉症の原因を見つけよう!アレルギー検査について

花粉症自体は放置しておいて自然に完治することのない病気です。

一度発症したら一生付き合っていかなければなりません。しかし、原因となる花粉との接触を避ければ症状が出にくくなり、症状が出ても薬を利用すれば快適に過ごすことができます。

「花粉症かな?」と思ったら自分で判断しないで、受診してアレルギー検査を受けてみましょう。まずは、どの植物の花粉でアレルギーを起こしているのかを特定する必要があります。

どこを受診すれば良い?

花粉症で受診するなら、看板に「アレルギー科」と標榜している医療機関を受診するか、症状に合わせて専門科を選ぶのが良いですね。

症状 専門科
  • 鼻詰まり
  • くしゃみ
  • 喉の不快感
耳鼻科(耳鼻咽喉科)
  • 目の充血
  • 目のかゆみ
眼科
  • 肌荒れ
  • 湿疹
皮膚科

子どもはかかりつけの小児科に相談しても良いでしょう。

花粉症の検査

花粉症の症状、アレルギーの有無・家族歴などについて詳しく問診した後には、アレルギー検査を行ないます。

アレルギー検査の種類

検査の名称 検査の方法
特異的IgE抗体検査 血液を採取し、血液中のIgEの多さを調べる。
スクラッチテスト 腕の皮膚表面の傷に花粉エキスを付着させ、アレルギー反応の有無を調べる。
誘発テスト 鼻粘膜に花粉エキスを付着させ、アレルギー反応の有無を調べる。

この中で一般的に行なわれているのが、特異的IgE抗体検査です。一度に複数の抗原を対象に検査でき、何が原因でアレルギーが起きているのかを知ることができます。

IgE抗体の値は0~6の7段階に分かれており、数値が高くなるほど発症率が高くなると考えます。

  • 0 … 陰性
  • 1~2 … 偽陽性
  • 3~6 … 陽性

に分類され、陽性と判定が出た抗原でアレルギーの起きていることが確定します。

アレルギー検査では、花粉以外にハウスダストや動物上皮などのアレルギーが見つかることもあります。

まずはアレルギーの原因がはっきり分かってひと一安心。その後は原因となる物質と接触しないように心がければ良いのです。

病院での治療が安心!花粉症の治療法について

中には何もせずに花粉症シーズンが去るのを待っている患者さんもいますが、ほとんどの人が治療を行なっています。

花粉症の治療法には

  • 薬で症状を抑える「対症療法」
  • 鼻粘膜を変性させる「レーザー治療」
  • 体質を改善する「免疫療法(減感作療法)」

があります。

一般的な治療法は内服薬・点鼻薬・目薬による対症療法です。病院で処方される薬と市販薬の2タイプがあります。

花粉症デビューが疑わしい人は、自己判断で市販薬を使うのではなく、まずは病院を受診してアレルギーの有無を確認し、処方せんで出た薬を使うことをおすすめします。

毎年花粉症の症状が出ている人は、かかりつけの病院で薬をもらってくるほか、軽症ならば自分で市販薬を選んで購入するのも良いでしょう。

病院で処方される薬について

病院で処方される薬は次の です。症状の特徴や症状の重さによって処方される薬が選択されます。2016年12月に「鼻アレルギー診療ガイドライン」が改訂され、それまでよりも薬や治療法の選択肢が広がりました。

つまり、より症状に合った薬が選択できるようになり薬で治しやすくなったということですね。薬の名前は、私達も処方せんや「おくすり手帳」で目にしますので、簡単に薬の分類と特徴について紹介しておきます。

第2世代抗ヒスタミン薬

花粉症治療の中心となる薬で、特にくしゃみ・鼻水に有効です。昔からある「第1世代」と呼ばれる薬より、眠気や口の乾燥といった副作用がカットされているのが特徴。内服薬・点鼻薬・点眼薬に広く用いられています。

  • アレグラ(フェキソフェナジン塩酸塩)
  • ザジテン(フマル酸ケトチフェン)
  • アレジオン(エピナスチン塩酸塩)
  • ゼスラン(メキタジン) など
遊離抑制薬

遊離抑制薬は、脂肪細胞から化学物質が遊離するのを抑制する薬です。内服薬・点鼻薬・点眼薬に用いられます。

  • インタール(クロモグリク酸ナトリウム)
  • リザベン(トラニラスト) など
Th2サイトカイン阻害薬

リンパ球が炎症を起こす物質を放出するのを抑制します。内服薬に配合されます。

  • アイピーディ(トシル酸スプラタスト) など
抗ロイコトリエン薬

鼻粘膜に炎症を起こす化学物質ロイコトリエンのはたらきを抑制します。内服薬に配合されます。

  • オノン(プランルカスト)
  • シングレア(モンテルカスト) など
プロスタグランジンD2・トロンボキサンA2受容体拮抗剤

鼻粘膜に炎症を起こす化学物質トロンボキサンのはたらきを抑制する薬です。内服薬に配合されます。

  • バイナス(ラマトロバン) など
鼻噴霧用ステロイド薬

抗体の過剰なはたらきを抑制して症状をしずめるステロイドを配合した点鼻薬。ステロイドの量が少なく体内に吸収されにくいので、副作用の心配が少ない薬です。

  • ナゾネックス(モメタゾンフランカルボン酸エステル)
  • アラミスト(フルチカゾンプロピオン酸エステル)
  • エリザス(デキサメタゾンシペシル酸エステル) など
血管収縮薬

血管を収縮させることで鼻通りを良くしたり目の充血を抑えたりする薬です。点鼻薬、点眼薬に配合されます。長期の使用には適しておらず、重症の人が「ここぞ」という時に使う薬です。

  • プリビナ(ナファゾリン硝酸塩)
  • ナシビン(オキシメタゾリン塩酸塩) など
2016年のガイドライン改定では

  • 花粉飛散開始前の「初期療法」でも鼻噴霧用ステロイド薬が選択が可能になる
  • 軽症で選択できる薬のタイプが2タイプから6タイプに増えた
  • 鼻詰まりタイプの中等症~最重症で血管収縮薬配合剤との併用も推奨する

といった、画期的な変化がありました。初期療法で鼻噴霧用ステロイド薬が使えるようになったのは、症状が出る前に治療を始めたほうがより効果的なことが分かったためです。

レーザー療法

レーザー治療は、鼻粘膜にレーザーを照射して知覚神経がヒスタミンを感知するのを抑制するための治療法です。

効果は数ヶ月持続するので、花粉症開始に合わせてレーザー治療を受けると花粉症シーズンの間は症状が軽減されて快適に過ごせるようになります。

保険の適応がきき、治療が10分くらいで簡単に済むのも魅力です。信頼できる病院を選び、医師の説明を十分に聞いてから治療を受けるようにしましょう。

アレルゲン免疫療法

アレルゲン免疫療法は、定期的に少量のアレルゲン(アレルギーの原因物質)を体内に入れていき、少しずつアレルゲンに慣れさせる体質改善法です。大きなメリットは、対症療法と異なり根本的に花粉症が治せる点と言えるでしょう。

アレルゲン免疫療法には次の2種類があります。

免疫療法 方法 特徴 保険適応開始
皮下免疫療法 アレルゲンを皮下注射する
  • 定期的に長期間通院する必要がある
  • 痛みを伴う
1960年代
舌下免疫療法 舌下にアレルゲンエキスを滴下する
  • 自宅で実践できる
  • 痛みがない
2014年

舌下免疫療法は、2014年まで保険適応外の治療だったので高額な治療費がかかっていたのです。また一部の施設でしか実施されていませんでした。

一方、皮下免疫療法は早くから保険に適応していたものの、注射の痛みが強く度々通院しなければならないこともあって、続けるのは難しい治療でした。

しかし2014年に舌下免疫療法が保険の適応となったことで、気軽に舌下免疫療法が受けられようになったのです。

舌下免疫療法にはスギから抽出したエキスを配合した「シダトレン」という製剤が用いられます。ゆっくり治していく治療法で、毎日3~5年続ける必要がありますが、その後は治療をやめても一生効果が続くと言われます。

また子どもや妊婦が使っても問題なく、眠気などの副作用がないので仕事中も安心して利用することができるメリットがあります。

皮下免疫療法と舌下免疫療法のどちらを選択してもよいのですが、やはり舌下免疫療法を選択する人が増えるのではないでしょうか。

ただし、免疫療法にはいくつかデメリットがあるということも知っておきたいです。

  • 人によっては強いアレルギー反応を起こす場合がある
  • まれにアナフィラキシーショックを起こす場合もある
  • 効果がみられない場合もある
  • 対症療法よりも治療費がかさむ
  • 舌下免疫療法はスギのみ
免疫療法にかかる費用は保険適応で月2,000~3,000円くらいです。数年続けるので治療費のトータルは高額になります。

対症療法で症状を抑えるのと体質から根本的に治療して花粉症にサヨナラするのとどちらが良いか?よく考えて免疫療法を始めましょう。

医療用医薬品と同等の薬も!ドラッグストアで買える人気の薬は?

2月に入ると、ドラッグストアの季節商品コーナーを花粉症の薬が陣取るようになります。医療用医薬品(病院で処方される薬)と同等の薬も入手できるとあり、通院する時間のない人は重宝しますよね。どんな薬の人気が高いのでしょう。

アレグラFX(久光製薬)

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アレグラFX 商品情報 – 久光製薬

「アレグラFX」は、第2世代抗ヒスタミン成分を配合した薬の中でも、特に眠気や口の乾きなどの副作用が少ないことで注目されている内服薬。病院で処方されるアレグラとフェキソフェナジン塩酸塩の成分量が同じです。

朝夕1回ずつの服用で効果が持続します。15歳以上から服用できます。

薬剤師の情報提供が必要な「第1類医薬品」に指定されています。ドラッグストア・オンラインショップで購入できますが、「第1類医薬品取扱店」の看板を掲げている店舗のみでの取扱いとなる薬です。

「アレグラを飲むと悪夢を見る」と話題になったことがあります。実は、説明上の注意にも副作用の欄にちゃんと「悪夢」と書いてあるんですね。

これは薬の作用で睡眠障害を起こしてしまうことが原因のようです。まれな現象なので心配し過ぎないようにしましょう。

アレジオン(エスエス製薬)

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アレジオン 製品情報 – エスエス製薬

「アレジオン」は、病院で処方されるアレジオンとエピナスチン塩酸塩の成分量が同じ内服薬で、眠気や口の渇きが起こりにくいタイプです。朝夕1回ずつの服用で効果が持続します。

15歳以上から服用できる「アレジオン20」と、エピナスチン塩酸塩の成分量が少なく7歳~14歳の人も服用できる「アレジオン10」があります。

ロートアルガード鼻炎内服薬ZⅡ(ロート製薬)

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ロートアルガード鼻炎内服薬ZⅡ 商品情報 – ロート製薬

ロートアルガード鼻炎内服薬ZⅡは、アレルギー性鼻炎用ブランド「金のアルガード」の内服薬です。

「メキタジン」をはじめ鼻炎・風邪の薬に広く配合されている「d-クロルフェニラミンマレイン酸」「塩酸プソイドエフェドリン」など6つの有効成分が配合されており、鼻詰まりに悩む花粉症の人にもおすすめの薬です。

アレグラやアレジオンより眠気や口の乾きが起こりやすいのですが、液状カプセルで溶けやすく辛い症状を早く止めたい時に使いたい薬です。15歳以上から服用できます。

ザジテンAL鼻炎スプレー(ノバルティスファーマ)

zajiten

ザジテンAL鼻炎スプレー 製品紹介 – ノバルティスファーマ

「ケトチフェンフマル酸塩」が病院で処方される「ザジテン点鼻薬」と同量の点鼻薬。血管収縮剤やステロイドが配合されておらず副作用の心配が少ない薬です。特にくしゃみ・鼻水タイプの花粉症におすすめ。

「ザジテンAL鼻炎スプレーα」とメントール配合の「ザジテンAL鼻炎スプレーαクール」の2タイプ。7歳以上から使えます。

エージーノーズアレルカット(第一三共ヘルスケア)

agnose

エージーノーズアレルカット 製品情報 – 第一三共ヘルスケア

遊離抑制薬「クロモグリク酸ナトリウム」、血管収縮剤「ナファゾリン塩酸塩」など4種類の有効成分が配合されている点鼻薬。花粉症のあらゆる症状を止めたい人におすすめ。ソフトタイプ、クールタイプ、モイストタイプが選べます。

ザジテンAL点眼薬(ノバルティスファーマ)

zajiten ophthalmic drug

ザジテンAL点眼薬 製品情報 – ノバルティスファーマ

ケトチフェンフマル酸塩を配合したアレルギー専用眼科用薬。病院で処方されるザジテン点眼薬と同濃度のケトチフェンフマル酸塩が配合されています。

血管収縮剤やステロイドが配合されていないので副作用の心配が少なく、長期使用も可能です。

ロートアルガードプロテクト(ロート製薬)

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ロートアルガードプロテクト 商品情報 – ロート製薬

病院で処方される点眼薬「リザベン」と同濃度の「トラニスト」が配合されています。「金のアルガード」ブランドの中で、唯一「要指導医薬品」に指定されている眼科薬です。

他の製品と異なる特徴は、花粉症が始まる1~2週間前から使用することで発症を抑える効果が期待できる点です。

ドラッグストアでどの薬を買ってよいか迷う時は、薬剤師の説明を聞いて自分に合ったタイプを選びましょう。

妊婦さんや妊娠の可能性のある女性は、市販薬を使う前に必ず医師や薬剤師に相談してくださいね。

対策は抜かりなく!花粉症対策グッズで予防効果アップ

花粉症を予防するには、花粉を体内に取り込まないようにすることが一番です。薬や治療に併せてしっかりと花粉症対策を行ないましょう。部屋の掃除をしたりマスク・メガネで対処するのに併せて、便利な花粉症対策グッズを活用すると、より効果的です。

ドラッグストアやオンラインショップで購入できるおすすめの花粉症対策グッズをピックアップしました。

マスクは安くても効果あり?

花粉、インフルエンザ対策、pm2.5対策…とさまざまな有害物質から身を守ってくれる使い捨てマスクですが、種類が豊富なためどれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。

高価なマスクのほうが効果はありそうですが、実は花粉症対策なら手頃な値段のマスクでも十分なのです。

空中飛散花粉の測定・予測を40年以上行なっている「和歌山・泉南花粉研究会花粉症」により、薄くて安価なマスクと高価なマスクで花粉の集塵率はほぼ変わらないことが報告されています。

花粉症対策なら、ウイルスやpm2.5の遮断率が高い高性能なものでなくても、「花粉症用」と表示された立体型のマスクを選べば十分に花粉がブロックできるでしょう。

ウイルスの大きさは0.1~0.3μm、pm2.5の大きさは2.5μm、花粉粒子の大きさは20~30μmです。花粉粒子はウイルスやpm2.5より十分に大きいので、花粉症対策だけが目的ならばコストパフォーマンスの良い花粉症用の使い捨てマスクがおすすめです。

amazon「花粉マスク」検索結果ページ

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マスク生活が1~2ヶ月続くのはストレスが溜まりますので、メイクが付かないマスク、アロマの香りが楽しめるといった性能付きのマスクを使い分けるのもおすすめですね。最近は、おしゃれタイプを使っている人も見かけるようになりました。

amazon「おしゃれマスク」検索結果ページ

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おしゃれマスクには花柄や迷彩柄のもの、レースやパールがついたものまで!動物の口元が表現されているものもありますね~。

私のようなおじさんは着用する勇気がないですが…

アレルシャット 花粉 鼻でブロック(フマキラー)

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アレルシャット 花粉 鼻でブロック 製品紹介 – フマキラー

マスクを使わない人には、花粉をしっかりブロックする鼻腔専用クリームもおすすめ。

  • 体温で溶け出ず成分が鼻腔にしっかりとどまる
  • 花粉を4~5時間ブロックしてくれる
  • 無味無臭

アレルブロック 花粉ガード plus スプレー(アース製薬)

allele block
アレルブロック 花粉ガード plus スプレー 製品詳細 – アース製薬

目や鼻だけでなく、髪や肌もひとまとめに花粉ブロックできる便利なグッズです。

  • 帯電ブロックコートで体に花粉が付着するのを防ぐスプレー
  • 外出前に1日1回スプレーするだけ

ユッカ ウォーターヴェール(YUCCA)

yucca water veil

ユッカ ウォーターヴェール 製品情報 – YUCCA

花粉ブロックと肌荒れケアが同時にできる化粧水です。天然由来成分が花粉を包んでアレルゲンの流出を抑えます。

  • 肌のバリア機能を高め、肌荒れを防ぐ
  • 低刺激性で赤ちゃんでも使える
  • メイクの上からでも使える

アレルシャット 鼻シャワー ミストタイプ(フマキラー)

allershut nose shower

アレルシャット 鼻シャワー ミストタイプ 製品紹介 – フマキラー

ノズルの先を鼻に入れてシュッとスプレーするだけで鼻洗浄ができます。

  • 体液に近い洗浄液で鼻が痛くならない
  • スプレーしやすいユニバーサルデザインの容器
  • 子供でも安心して使える

クリスタルヴェールマスク防菌24(エーザイ)

Crystal Veil Mask

クリスタルヴェールマスク防菌24 製品情報 – エーザイ

持続性防菌成分の力によって、マスクに花粉やウイルスの付着するのを防ぐスプレーです。

  • マスク使用前にスプレーするだけで効果が24時間続く
  • 花粉以外の菌やウイルスもひとまとめにブロック

ポレノンエアクリーナー(pollenon)

pollenon air cleaner
ポレノンエアクリーナー 商品紹介 – pollenon

ペクチンとDNAが花粉を固めて吸着し、アレルゲンが飛散するのを防ぎます。

  • 天然由来成分で安心
  • 室内・車内・衣服に使える

リアルタイムに花粉情報をキャッチ!おすすめの花粉症対策アプリ

花粉症はアプリでも対策できる時代になりました。いつでもどこでも花粉症対策ができる便利なアプリをピックアップしました。

花粉の量がひと目で分かる「花粉チェッカー」

  • 花粉の種類と飛散量が分かる
  • 起動してすぐ画面でお知らせ
  • 最大5カ所の地域が設定できる
  • ツイッターで花粉状況が共有できる
  • シンプルで使いやすい

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花粉チェッカー
開発元:APPBANK INC.
無料

花粉症の情報が満載「花粉ナビ」

  • 日本アレルギー学会理事の大久保公裕氏が監修
  • お住まいの地域の花粉情報や花粉予報がチェックできる
  • 病院検索ができる
  • 症状のセルフチェックができる
  • 薬を飲む時間をアラームで知らせてくれる

Hay fever Navi app image2

可愛いキャラクターと花粉症対策「あなたの街の花粉情報」

  • 花粉の飛散レベル・天気予報などがひとめで分かる
  • 花粉のピーク時間をアラートでお知らせ
  • マスコットの「ぴーすけ」をお世話しながら楽しく花粉症対策
  • レポート機能で全国のユーザーの症状がチェックできる

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あなたの街の花粉情報
開発元:NTT DOCOMO
無料

花粉の飛散情報を素早くキャッチし、花粉を取り込まないようにするのが一番の予防策ですね。スマホを上手に活用して、花粉症の発症を防ぎましょう。

花粉から完全に逃れることは困難!だから予防対策をしっかりと

海外にも花粉症はあるのですが、ほかの国と比べても日本は花粉症を発症する人の割合が多い国となっています。その原因のほとんどがスギなので「スギを伐採してしまえば良いのではないか」と考える人もいるのではないでしょうか?

しかし、林野庁によるとスギ林には二酸化炭素を吸収して地球温暖化を防いだり国土を保全するといったさまざまな役割があり、伐採することは好ましくないとのことです。そのかわり、国では雄花を焼いたり「無花粉スギ」を開発したりして花粉の飛散量を減らす対策も進めています。

自然との共存も必要ですから、私達がスギなどのさまざまな花粉から完全に逃れることは困難なのです。だからこそ花粉症のメカニズムを知り、しっかり予防対策を行なうことが大切なのですね。

キャラクター紹介
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