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ふきのとうの苦味成分の秘密!春の山菜に花粉症を抑える力があった

私の住んでいる北海道では春になると皆が楽しみにしていることがあります。何だと思いますか?実は山菜採りなんですよ。北海道の冬は長く寒さも厳しいので、春になると心もウキウキして山に入ってしまうのです。

春の山菜と言えばウド・たらの芽が有名ではありますが、やっぱり外せないのがふきのとうではないでしょうか。

ふきのとうはその苦味が味の特徴で、天ぷらやおひたしにして食べるのが一般的です。春になるとテレビの旅番組などで、ふきのとうの料理を紹介していますよね。

実はこのふきのとう、苦味にある成分が含まれており、それが花粉症を抑えるのに効果的だと言うのです。

ふきのとうの苦味成分はポリフェノールだった

ふきのとうを食べると感じる苦味は、ポリフェノールが多く含まれていることによります。ポリフェノールとは光合成によって作られる植物由来の成分で、主に色素や苦味に含まれています。

皆さんもポリフェノールという言葉を聞いたことがあると思います。なんとなく「ポリフェノール=健康に良い」的なイメージを持っている人が多いのですが、これはポリフェノールが持つ抗酸化作用に由来しています。

抗酸化作用とは細胞が酸化(老化)するのを抑制する働きで、高脂血症や動脈瑠の予防効果が期待されています。赤ワインが健康に良いというのは赤ワインに含まれているポリフェノールが効果的だったのです。

同じようにふきのとうにもポリフェノールが含まれており、それが「フキノール酸」なのです。

フキノール酸には花粉症を抑える効果があった

ふきのとうを食べて感じる苦味はフキノール酸によるもので、フキノール酸には血中のヒスタミンを低下させる働きがあります。実は花粉症などのアレルギー症状の多くの原因がヒスタミンの増加と言われています。

花粉症とは体内に入り込んだ花粉を免疫システムが過剰に反応して、大量のヒスタミンを作り出すことで発症すると考えられています。このヒスタミンがクシャミや咳、鼻水などの花粉症の症状を引き起こしているのです。

現在使用されている花粉症の薬は、そのほとんどがヒスタミンを抑制したり生成を阻害するものになっており、その点においてもヒスタミンを抑えることが重要と考えられています。

実はフキノール酸にも血液中のヒスタミンを低下させる作用が確認されており、鼻水や咳など花粉症の予防や対策に効果があるのです。

フキノール酸を効果的に摂取するには

フキノール酸を効果的に摂取するにはどうしたら良いのでしょうか?フキノール酸は苦味に含まれているので、完全にアク抜きをしてしまうと折角の有効成分も無くなってしまいます。これでは意味がありませんよね。

湯がく調理よりも天ぷらや油で炒めるなど、フキノール酸が減らない調理法をオススメします。日本伝統料理の「ふきのとう味噌」も良いと思います。

皆さんの中には山菜類は苦手だと言う人もいると思いますが、中にはこのように健康を助けてくれる成分も含まれているようです。今年の春は山菜料理に挑戦してみてはいかがでしょうか?

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