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花粉症が完治!?減感作療法のメリット・デメリット

近年、花粉症の患者さんから注目を集めている、「減感作療法(げんかんさりょうほう)」。この治療を受ける事で、花粉症が完治する可能性があります。でも、まだ一般的には、減感作療法がそれほど普及していません。そこで今回は、減感作療法のメリットとデメリットをご紹介します。

減感作療法ってなに?

減感作(げんかんさ)療法のメリットとデメリットをご紹介する前に、減感作療法についてご説明します。そもそも減感作療法とは、どのような治療法なのでしょうか?減感作療法は、まず花粉症の原因となる花粉を特定する所から始まります。

そして、花粉症の原因となる花粉が特定されたら、その花粉の成分を注射し、徐々にその花粉にならしていくという治療です。ですから、「予防接種のようなもの」と、紹介されることもあります。

減感作療法のメリット

まずは、減感作療法のメリットをご紹介します。減感作療法のメリットは、何と言っても花粉症が完治する可能性があるところです。現時点で、花粉症を完治させる方法は、減感作療法以外にありません。

「えっ?病院で薬をもらったら症状が良くなったけど・・・」と思う人もいるかもしれませんが、それはあくまでも対処療法です。つまり、今病院で処方されている花粉症の薬は、症状を抑える効果しかなく、完治に導く事はないのです。

その点、減感作療法の場合、花粉症そのものを克服する事が出来る為、大注目されているのです。そして更にメリットは、もう1点あります。この減感作療法は、保険が適応されますので、治療費が安く抑えられます。

このように、減感作療法は、花粉症を完治させることが出来る唯一の方法であることと、保険適応の治療であるというメリットがあるのです。

減感作療法のデメリット

減感作(かんげんさ)療法は、花粉症を完治する事が出来るかもしれない唯一の治療法であることから、注目されています。しかし、減感作療法にも、デメリットがあります。では、どんなデメリットがあるのでしょうか?

それは、「治療期間が長い」事と、「治療を受けた、すべての人が、完治するわけでは無い」という事です。まずは治療期間について、ご説明します。減感作療法は、注射で徐々に花粉症の原因となる、花粉の成分を体内に取り入れます。

これを短期間で行うと、体に負担がかかる為、通常3年~5年くらい通院が必要になります。この間は、1週間~2週間に1度通院し、注射を受ける事となります。その為、とっても気の長い治療となるというデメリットがあります。

続いて、完治の確率についてです。減感作療法を受けたからと言って、全員が花粉症を完治出来るわけではありません。実は、完治する確率が50%~60%未満だと言われています。つまり、長年通院治療を続けたとしても、花粉症が完治しない可能性もあるというデメリットがあります。

更にごくまれではありますが、減感作療法によって、アナフィラキシーショックを受ける患者さんもいらっしゃいます。このように、減感作療法には、メリットとデメリットがあります。まだまだ減感作療法を、取り入れている医療機関は少ないのですが、気になる方は、ぜひ病院でドクターにお話を聞いてみましょう!

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