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【二日酔い対策完全版】二日酔い予防と治し方の具体的な方法

二日酔いでダウンする女性

クリスマスや忘年会、新年会など、飲み会続きの年末年始がやってきます。お酒を飲みすぎてしまうこの時期、二日酔いで翌朝がつらい!もうお酒なんて見たくない!なんてこともよくありますよね。

お酒が身体に与える影響や、二日酔いを予防するための身近なアイテムなど、お酒に関するあれこれをご紹介します。

なぜ二日酔いは起こるの?アルコールと身体のメカニズム

頭痛・胃痛・嘔吐など、アルコールによる体調不良の原因は一体何なのでしょう。

まずは、口から摂取したアルコールがどのようなルートをたどり、全身をめぐるのかについてご説明します。

つらい「酔い」の正体とは

アルコールは食道を通り、胃で約20%、小腸で約80%が吸収されて体内に入ります。

その後、門脈という太い静脈に入り、肝臓を通って全身の臓器へ流れていくのです。

肝臓ではアルコール脱水素酵素(ADH)によって、「アセトアルデヒド」という物質に分解されます。さらにアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)が作用して、無害なアセテート(酢酸)に分解され、水と二酸化炭素になって体外へ排出されます。

この肝臓で分解される過程で発生した「アセトアルデヒド」という有害物質こそ、私たちを悩ませるつらい二日酔いの正体なのです。

肝臓はアルコールを分解しながら、アセトアルデヒドを処理し、体外へ排出する必要があります。

しかし、肝臓の処理能力には限界があり、この能力以上のアルコールを摂取した場合、アセトアルデヒドが体内に貯蓄され、不快な症状へとつながってしまうのです。

悪酔いと二日酔いのちがい

どちらもアルコールの成分を分解しきれず、身体に負担がかかることが原因で起こる現象です。悪酔いと二日酔いの最大のちがいは、それぞれの不快な症状が身体に現れるまでの時間にあります。

アルコールを摂取し続けると、肝臓を素通りするアルコールが増え、血液中のアルコール濃度が上昇していきます。

悪酔い
お酒を飲んで2時間から5時間後に起こる不快な症状
二日酔い
お酒を飲んで8時間~14時間後に起こる不快な症状

つらい二日酔いの症状とその原因

個人差もありますが、アルコールを大量に摂取した場合、二日酔いによる様々な不快な症状に悩まされることになります。それぞれの症状と、その原因をご紹介します。

二日酔いの症状:頭痛

血液中のアルコールによって頭部の血管が無理に広げられることで頭痛となります。 
また、

  • お酒
  • チョコレート
  • チーズ

などの食物に含まれる「ポリフェノール」や「ヒスタミン」には血管拡張作用があり、お酒を飲みながらこれらのおつまみを食べることで、さらにひどい頭痛を引き起こしてしまう危険性があります。

二日酔いの症状:胃痛

胃はもともと、酸性の強い胃酸から、粘液が胃粘膜を守っています。アルコールの刺激が胃酸の分泌を促し、弱った胃粘膜を傷つけてしまいます。

また、大量のアルコール摂取により、急性胃腸炎を引き起こす可能性もあるので、注意が必要です。

しかし、単にアセトアルデヒドによる胃痛ではなく、暴食による不調の場合もあります。食べたものが胃から十二指腸へ排出されず、一時的に胃の機能が低下してしまうことが原因です。

二日酔いの症状:吐き気

アセトアルデヒドの作用のひとつに「嘔吐中枢の刺激」があります。

また、アルコールの利尿作用により、ナトリウムやカリウムなど、体内に必要な電解質が尿と一緒に体外へ排出されてしまいます。血液中の水分が減ることで消化器系の臓器への血流も減少し、機能低下による吐き気を引き起こすのです。

二日酔いの症状:動悸

アルコールによって血管が広がっても、血液の流れる量はすぐに変化するわけではありません。

アルコールの摂取による血圧の低下を防ぐため、身体が血液の流れる量を増やそうとした結果、動悸や心臓のリズムの乱れを引き起こします。

二日酔いの症状:のどの渇き

アルコールの利尿作用によって身体の水分が失われ、脱水症状が起こります。

また、アルコールなどを含む息を吐くことで、口の中や気道の粘膜が乾燥し、身体が水分を補給しようとのどが渇いていきます。

「お酒は飲み続ければ強くなれる」という説は本当?

お酒が弱い人でも、飲み続けることで鍛えられ、アルコールに強くなるといわれることがありますが、本当でしょうか。

お酒の強い・弱いは、アセトアルデヒドを分解するアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の働きで決まります。酵素の活性は遺伝によって左右し、日本人は遺伝的に活性の弱い人が多いといわれています。

アルコールに対する強さは三種類に分けられます。

お酒に強い人 活性型 肝臓のアルコール分解能力の高い人
飲めるが弱い人 低活性型 肝臓のアルコール分解能力の低い人
まったく飲めない人 不活性型 肝臓でアルコールが分解できない人

遺伝子によるアルコールの分解能力にちがいがあるので、お酒に慣れることはできても、アルコールの害に対して強くなることはできません。

二日酔いになる日とならない日のちがいとは?二日酔いの原因となるもの

お酒をたくさん飲んでも二日酔いにならなかったり、逆にあまり飲んでいないのに二日酔いになってしまうことがあります。どうしてこのような現象が起こるのでしょうか。

二日酔いの原因:体調不良

体調が悪いとアルコールの分解能力が低くなり、アセトアルデヒドの毒作用が分解されずに体内に残ってしまいます。

お酒を飲んで、普段より顔が赤くなったり、すぐに気分が悪くなってしまうときは、無理せず安静に身体を休めましょう。

二日酔いの原因:睡眠不足

仕事が忙しくて睡眠が思うようにとれず、解放された喜びからついつい飲みすぎてしまい、二日酔い……という話をよく耳にします。

睡眠が不足し、身体が弱っていると、体調不良のときと同じようにアルコールの分解能力が半減し、つらい二日酔いを引き起こすことがあります。

二日酔いの原因:空腹

胃が空の状態でアルコールを摂取すると、アルコールが胃粘膜に直接触れることになり、 ダメージ大きくなります。

また、アルコールの吸収速度が早まり、肝臓に負担がかかります。胃を痛めてしまうこともあるので、何か一口だけでも食べてからお酒を飲むことを心がけましょう。

二日酔いの原因:飲酒中に水・つまみをとらない

何も食べずにお酒だけを飲み続けていると、ほかに吸収する栄養素がないため、胃がダイレクトにアルコールだけを吸収してしまいます。

また、肝臓は一定時間に決められた量の分解しかできないので、フル回転で分解処理をしても、血中アルコール濃度が高くなってしまします。必ず、食べながら飲む習慣をつけましょう。

二日酔いの原因:炭酸飲料

炭酸飲料はアルコールの吸収を早くするといわれています。

炭酸には炭酸飽和(二酸化炭素が水に溶ける)という性質があり、炭酸飽和には栄養分の吸収を促進する効果があります。お酒を割るときは、炭酸よりも水やお茶で割る方が酔いにくいでしょう。

二日酔いの原因:たばこ

たばこを吸いながらお酒を飲む人も多いと思いますが、実は有害物質であるアセトアルデヒドはたばこにも多くふくまれています。

お酒を飲んでアセトアルデヒドが発生しているときにたばこを吸うことで、さらに体内のアセトアルデヒドがふえて、分解に必要なビタミンCを消費してしまいます。

また、ニコチンやタールの分解で内臓に負担をかけてしまうので、注意が必要です。

二日酔いの原因:運動後の飲酒

汗をかいた後に冷えたお酒をグッと飲み干すのは気持ちが良いですよね。

しかし、運動による発汗で水分が足りない状態の身体に、さらに利尿作用のあるアルコールを大量に摂取すると、脱水症状になってしまうことがあります。

また、運動に必要な貯蔵グリコーゲンは、アルコールの分解にも必要なため、グリコーゲン不足も引き起こす可能性があります。

二日酔いの原因:飲酒後そのまま就寝

気持ちよく飲んだのに翌朝、頭がガンガン……なんてこともよくあるかと思います。

飲酒後、何も水分をとらずにそのまま眠ってしまうと、身体が脱水状態のまま、次の日に持ち越してしまいます。

就寝前に水分をたっぷり摂取して、睡眠中により多くのアルコールとアセトアルデヒドを分解し、翌朝に残さないことが大切です。

二日酔いの原因:ストレス

人はストレスを感じると、単純に、ストレスを紛らわすため、お酒を飲みすぎてしまう傾向があります。

また、過剰なストレスによる胃や肝臓への負担が、アルコールを分解する機能を低下させ、ひどい二日酔いを引き起こしてしまうこともあります。

自分の「適量」を知ることで二日酔いを予防しよう

厚生労働省で発表された「健康日本21」によると「節度ある適度な飲酒」としては、1日平均純アルコールで約20g程度であるとされています。

▼主な酒類の換算の目安

お酒の種類 ビール中瓶
1本500ml
清酒
1合180ml
ウイスキー、ブランデー
ダブル60ml
焼酎(35度)
1合180ml
ワイン
1杯120ml
アルコール度数 5% 15% 43% 35% 12%
純アルコール量 20g 22g 20g 50g 12g

(厚生労働省「健康日本21」(アルコール)より)

上記の表は、あくまでも一般的な適量なので、私たち一人ひとり、それぞれの適量とは異なります。体調・体質を考慮し、適度な飲酒を心がけましょう。

二日酔いを予防する方法のポイント3つ!食べ物、飲み物はコレ

身体にアルコールを入れる前に、肝臓の働きを高め、解毒作用を促すことで二日酔いを防止します。ポイントは3つです。

  • アルコールの吸収を遅くする
  • アセトアルデヒドの分解を促す
  • 脱水による二日酔いを防ぐ

この3つのポイントを意識して、お酒を飲む前に二日酔いのつらい症状を予防する方法をご紹介します。

空腹状態での飲酒は、悪酔い・二日酔いになりやすく、アルコールの吸収を促進させる原因のひとつでもあります。

少量でも、何か口にしてから飲酒をはじめましょう。

二日酔いを予防する食べ物:緑茶

緑茶に含まれるカテキンは、アルコールの吸収を遅くします。

コンビニなどで販売されている高濃度茶カテキン入りの緑茶をアルコール摂取前に飲むことで、特に効果がみられます。また、お酒を緑茶で割ると酔いにくくなるといわれています。

煎茶・玉露・抹茶にはカテキンが含まれない、または微量なため、注意してください。

二日酔いを予防する食べ物:バター・ヨーグルト

脂肪分がアルコールの吸収を阻害し、血中アルコール濃度の上昇を防ぎます。30分ほど前に食べましょう。

また、ウォッカなどの強いお酒を愛するロシアでは、食事前にサワークリームやバターを食べることで、二日酔いを防ぐそうです。

二日酔いを予防する食べ物:オリーブオイル

オリーブオイルには脂肪分だけでなく、悪玉コレステロールを分解する作用もあります。飲酒前にスプーン一杯を飲むと効果的です。

サラダにかかっているドレッシングにも含まれているため、積極的に摂取しましょう。

二日酔いを予防する食べ物:ごま

ごまには、肝臓疾患の治療薬の成分としても使われている、ビタミンB15が多く含まれています。

肝臓の働きを高め、アルコールの分解を促してくれるので、飲酒の30分ほど前にスプーン一杯を食べると効果的です。

二日酔いを予防する食べ物:ナッツ・くるみ

脂肪分の多いナッツ類は、アルコールの吸収を遅らせてくれるだけでなく、血中アルコール濃度そのものの低下にも効果があります。

ゆっくりお酒を楽しめるBARのおつまみで、ナッツ類が多いのはこういったわけです。

「お酒を飲む前に牛乳を飲むことで酔いにくくなる」という説を聞いたことがあるかと思います。

牛乳が胃に膜をつくり、アルコールを吸収しにくくするという理由ですが、実は、牛乳には、悪酔い防止の効果がほとんどありません。

牛乳の膜は、飲んだお酒で洗い流されてしまうため、アルコールの吸収を防ぐ効果はなく、脂肪分も4%ほどしか含まれていません。牛乳を飲むよりも、脂肪分が高い食べ物を摂取して、二日酔いを予防しましょう。

二日酔いを防ぐお酒の飲み方!お酒の種類やおつまみも意識してみよう

突然の飲み会で、二日酔い予防の対策をする時間がない!という場合、少し意識を変えるだけで、お酒を飲みながらでも二日酔いを防止することができます。

水をたくさん飲む

日本酒の合間に飲む「和らぎ水(やわらぎみず)」をご存知ですか?

バーなどで、アルコール度数の高いウイスキーやスピリッツと一緒に提供されるチェイサーと同じものです。お酒とお酒の間に水を飲むことで、胃の中のアルコール度数を下げる働きがあります。

また、アルコールには利尿作用があり、摂取したお酒以上の水分が汗と尿から失われてしまいます。こまめに水分をとることで、脱水症状による頭痛を防ぐことができます。

最低でも500mlの水分を摂取してから眠りにつきましょう。

飲むペースをコントロールする

お酒を飲むと血液中のアルコール濃度が上昇し、頭痛・胃痛などの不快な症状を引き起こしてしまいます。ゆっくり飲むことで吸収を遅め、長く、美味しくお酒を楽しむことができます。

また、血液中のアルコール濃度が上昇してから全身をめぐるまでのタイムラグがあるため、「飲みすぎたかな」と感じてからお酒をストップしても、遅い場合があります。

血中アルコール濃度は飲酒をはじめてから約30分後にピークをむかえるため、飲みすぎに気づいてからもしばらくは上昇を続け、さらに酔いが回ってしまいます。

自分のペースを保ちながらお酒を楽しむことが大切です。

ちゃんぽんに気をつける

飲んでいたお酒から別のお酒に切り替えたとき、純アルコールの量を考えずに同じペースで飲んでしまうと、さらに酔いが回ってしまいます。

例えばアルコール度数5%のビールから25%の焼酎のロックに切り替えたときは、飲むペースも5分の1に落とさなければなりません。

ではビール500ccと日本酒1合では、どちらの純アルコール量が多いでしょうか。

  • ビール500cc × アルコール度数5% × 0.8(比重)=20g
  • 日本酒1合(約180cc) × アルコール度数15% ×0.8(比重)=21.6g

お酒自体の量はちがいますが、純アルコールの量をほぼ同じであることがわかります。純アルコール量の摂取スピードを考えながら飲むことで、酔いを抑えることができます。

おつまみで予防する

お酒と一緒に食べるおつまみで、二日酔いを予防することができます。

肉・魚・大豆食品に含まれるタンパク質は、あらゆる代謝をスムーズにする作用のほかに、アセトアルデヒドの分解を促し、肝臓の働きを助けてくれる効果もあります。

また、枝豆やじゃがいもなどの野菜に含まれるビタミンCにも、同様の働きがあります。

逆に、脂肪分の高い食べ物は肝臓に負担がかかるので、代謝にもブレーキがかかります。豆腐や刺身など、低脂肪・高タンパク質のつまみを選びましょう。

また、胃痛の予防には、おくら・なめこなどのねばねばした食材がおすすめです。胃腸の粘膜を保護するムチンが含まれているため、アルコールの刺激を受けにくくなります。

二日酔いになりにくいお酒を選ぶ

お酒は製造方法によって、大きく2種類にわけることができます。

  • 醸造酒
  • 蒸留酒

醸造酒はお酒の基本となるもので、米やブドウ、麦などをアルコール発酵して製造するお酒です。

代表的なものに、

  • ビール
  • 日本酒
  • 赤ワイン

などがあります。

醸造酒を加熱し、蒸発したものが蒸留酒で

  • ジン
  • ウォッカ
  • ラム

など、アルコール度数の高いお酒です。

蒸留酒は何度も蒸留を繰り返すことで不純物が取り除かれた、より純度の高いお酒なので、二日酔いになりにくいといわれています。

比較的、色の濃いお酒が醸造酒、色が薄く、透明に近いお酒が蒸留酒とされていますが、同じお酒でもメーカーによって成分が異なります。自分の身体とお酒の相性をしっかり把握することが大切です。

二日酔いの症状を緩和するツボ押し

ツボは正式には「経穴(けいけつ)」とよばれ、全身で約670ヵ所あるといわれています。

気と血の流れを整えて体調不良の改善に効果があるツボのなかから、二日酔いのつらい症状を緩和するツボをご紹介します。

合谷(ごうこく)

親指と人差し指の付け根の間にある少しくぼんだ部分。頭痛だけでなく、下痢 便秘など、腸にも効果があります。

刺激したい手と逆の手の親指を合谷におき、残りの指で手の甲を包むようにして指圧します。

大衝(たいしょう)

右足の甲の親指と中指の二つの筋が交わる手前のくぼみ部分。肝臓の機能を活発化するほか、体温を上昇し、足のむくみにも効果があります。

親指の腹で食い込ませるように強く指圧します。

反射区(はんしゃく)

足の裏にあるツボを反射区とよびます。それぞれの症状にそった反射区を指圧することで、早期の改善が期待できます。

足裏の中央が腎臓の反射区。そこから土踏まず側へ斜め下に通った部分に尿管の反射区があり、そこから土踏まずの終了地点あたりが膀胱の反射区です。

腎臓→尿管→膀胱の順で指圧することで効果がみられます。

健理三針区(けんりさんしんく)

手のひらの中央から少し手首側へずらした部分。肝臓の働きを活性化し、アルコールの分解を促します。

親指で強く押しもむか、爪楊枝を10本ほど束ねたもので軽くつついて刺激します。

期門(きもん)

両乳頭の真下と肋骨が交わる部分。つらい二日酔いを素早く解消する。

右の期門に両手を重ね当て、肋骨の下に指を押し込むように指圧。

ツボ押しはあくまでも日々の健康を増進、維持するものであり、病気を回復するものではありません。一般的な治療を怠らないよう注意してお試しください。
ツボ押しの代わりにお灸を使ってみましょう。

線香に火をつけ、ツボの位置から1~1.5センチメートル手前まで近づけ、熱を感じたら離す。7回ほど繰り返せば効果が期待できますよ。

二日酔いの症状を和らげてくれる食べ物、飲み物

つらい二日酔いの症状を和らげる身近な食べ物をご紹介します。

二日酔いを和らげる食べ物:カレー・マスタード

ウコンはショウガ科の多年草です。ウコンに含まれるクルクミンという成分が、肝臓の機能を回復し、デトックス効果を高めてくれます。

コンビニなどでウコンを含んだ清涼飲料水や医薬部外品もたくさん販売されているので、積極的に利用しましょう。

二日酔いを和らげる食べ物:タコ・イカ・牡蠣

海産物に豊富に含まれるタウリンは、疲労した肝臓を回復し、機能を活発化します。肝臓細胞の再生も促進するため、アセトアルデヒドの分解も助けてくれます。

また、脂質の消化を促進する胆汁酸の分泌を促すことで、さらに肝臓をサポートしてくれます。

二日酔いを和らげる食べ物:味噌汁

味噌に含まれるコリンという成分が肝臓の肝機能を高め、アルコールを分解します。

また、シジミに含まれるオルニチンは肝臓のアルコール分解を助け、大根に含まれるジアスターゼという消化酵素は、消化を促し弱った胃を助けてくれます。

シジミ汁や大根汁など、食品と組み合わせて摂取することもおすすめです。

二日酔いを和らげる食べ物:ハーブティー

ハーブティーには優しい香りでリラックスできるだけでなく、様々な症状にも効果があるといわれています。

吐き気を抑えるペパーミントやカモミール、利尿作用があるハイビスカスやダンデライオンなど、二日酔いの症状にあわせて試試しましょう。

デトックス効果があるラベンダーなどと組み合わせると、より効果がみられます。

二日酔いを和らげる食べ物:カフェイン

カフェインには血管収縮作用があるので、頭痛に効果的です。胃を荒らさないようにミルクも一緒に摂取しましょう。

また、利尿作用もあるので、十分な水分をとるよう心がけてください。

二日酔いを和らげる食べ物:スポーツドリンク

体液に近い浸透圧をもった飲料を摂取することで、臓器の回復を促します。

水分だけでなく、ミネラルやビタミンも補給できます。

素早く水分を吸収するコツ

アルコールでカラカラの身体に、冷たい水をぐいっと飲むのは気持ちが良いですよね。しかし、実は、冷水とお湯では吸収される速度がちがうといわれています。

水分を吸収する小腸は、冷たい水が流れ込むと活動が停滞し、お腹を壊してしまうことがあります。

胃は飲んだ水がある程度温まるまで幽門(胃の出口)を閉めてしまうので、冷水を飲んでもすぐに吸収できません。

少量の冷水なら、問題ありませんが、体温程度の温かさのお湯(白湯)を飲むことで、胃腸が活発に動き、回復も早くなります。

また、ナトリウム(塩分)を含むスポーツドリンクを温めて飲むと、より効果的です。

ナトリウムの含まれていない水分を多く摂取すると、身体がナトリウムイオンの濃度を一定に保とうとするため、積極的に水分を排出し、いくら飲んでも水分が保持できない状態になります。

ナトリウムが含まれていれば、水分が身体に溜まりやすくなるので、より早く身体が回復します。温かいお茶に梅干しや昆布をいれても効果的です。

二日酔いを和らげる食べ物:ラムネ菓子

肝臓はアルコールだけでなく、糖分の貯蔵や供給も行っています。

アルコールの分解が優先されることで、身体のブドウ糖が不足し、低血糖状態となります。交感神経に影響した場合、嘔吐や震えにもつながるので、注意が必要です。

ラムネ菓子には原材料としてブドウ糖が一番多く含まれているうえに、余計なものが少ないので、糖分の回復に特に効果があるといわれています。

二日酔いの症状を和らげる身近なアイテム

なかなか改善しない二日酔いの不快な症状を、身近なアイテムで和らげる方法をご紹介します。

二日酔いの症状を和らげる身近なアイテム:冷たいタオル

心臓が脈打つのに合わせて頭がズキズキ痛むのは、アルコールによって頭部の血管が拡張していることが原因です。

首筋の血管を冷やして頭部の血管収縮を促しましょう。

二日酔いの症状を和らげる身近なアイテム:カイロ

お腹の右上あたりをカイロで温めることで、肝臓の回復機能を高め、アルコールの分解を促進します。

二日酔いの症状を和らげる身近なアイテム:香り

二日酔いで何も食べる気になれないとき、消化を促進するローズマリーや、頭をすっきりさせるペパーミントなど、香りをかぐだけで症状の回復に効果があるといわれています。

二日酔いの症状を和らげる身近なアイテム:ハイチオールC

一般的にはしみ・そばかす・美白に効果があるといわれるハイチオールCですが、主成分のLシステインにはアルコールの分解を早める作用があります。

ハイチオールC商品イメージ

効能や効果に個人差があるため、薬剤師や医師に相談し、ほかの薬との飲み合わせなどにも注意して使用しましょう。

二日酔いの時にしてはいけないこと

多量のアルコールを摂取し、つらい二日酔いの症状が身体に現れているとき、内臓はとても弱っています。

毎日の生活で普通に行っていることでも、二日酔いの時にしてしまうと、さらに身体に負担をかけてしまうことがあります。

二日酔いの時のNG行為:サウナや過度な運動

「アルコールを排出するために汗をかくのが良い」という説があります。

一般的に、摂取したアルコールの9割は肝臓で処理され、残りの1割が呼気・発汗・排泄で体外へ出ていく ため、汗でアルコールを排出する方法が適切とはいえません。

また、アルコールによって脱水症状を起こしている身体から、さらに水分を排出することで、より重度の脱水症状を起こす危険性があります。

二日酔いの時のNG行為:飲酒後すぐのシャワー

短時間のシャワーは効果的です。熱めのシャワーを素早く浴びることで、身体全体があたたまり、血流が回復します。新陳代謝が促進し、腎臓の働きも活発になるので、アセトアルデヒドが積極的に体外へ排出されます。

しかし、飲酒後すぐにシャワーを浴びると、血圧を上げ、脳卒中などを引き起こす可能性があるので、注意してください。

二日酔いの時のNG行為:薬の服用に注意する

一般的な経口薬は、胃で溶けたあと小腸で吸収され、血液を介して肝臓に運ばれます。その後、肝臓で一部が分解され、残りが血流にのって全身に送られます。

身体にアルコールが残っている状態で薬を摂取すると、肝臓はアルコールの分解と薬の分解を同時に行わなければなりません。肝臓の能力には限界があるので、分解できなかった薬の成分が、想定以上の量、全身へと送られてしまうのです。

さらに胃粘膜や肝臓を傷める副作用を持つ薬は、その副作用がより強く出るおそれもあります。

薬に添付されている説明書に従い、アルコールが抜けて身体が回復するまで、薬を飲まないよう徹底しましょう。

二日酔いの時のNG行為:迎え酒

実は、迎え酒は二日酔いの症状を感じにくくする効果があります。

酔いとは、脳がアルコールで麻痺した状態を指します。つまり、迎え酒によりさらに脳を麻痺させることで、頭痛などの不快な症状を感じにくくなるのです。

しかし、これは二日酔いを先延ばししたに過ぎません。気持ちよく飲んで、二日酔いを防止しましょう。

肝臓のサインを見逃さないために!肝臓を労わる飲酒を

肝臓は生命維持に必要な500以上もの処理を行う大切な臓器です。

アルコールを大量に摂取することで、エネルギーをつくる・脂肪や糖質を代謝するなどの肝臓本来の働きがおろそかになってしまいます。

その結果、消化や疲労回復能力が低下するだけでなく、肝機能の低下、肝疾患にもつながる恐れがあります。

肝臓は「無言の臓器」と呼ばれ、神経が通っていないので、異変が起きても痛みなどで脳に信号を伝えることが難しいといわれています。

  • 疲れがたまりやすく、なかなかとれない
  • 皮膚が黄色っぽい
  • 酔いが回りやすい

などの肝臓のサインを読み取ることも大切です。

飲みすぎを防ぎ、二日酔いを予防することで、かしこくお酒を楽しみましょう。

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