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子供の身長を伸ばす方法!遺伝による身長の算出式に+する3つのコツ

身長を測る子供たち

どうしても背が高くなりたい、どうすれば身長を伸ばすことができるの…?そんな悩みを持つ小学生や中学生はたくさんいると思います。

そして、男の子なら特に「背を大きくしたい」と考える親御さんは多いのではないでしょうか。

男の子なら背が高いほうがカッコいいし、スポーツにも有利!女の子も背が高ければ着たい服がバシッと似合うかも?

身長を伸ばすにはどうしたらいいのでしょうか?そんな悩みに答えていきます。

素朴なギモン?身長はどのようにして伸びるのか

ヒトは生まれてから今日まで、身長は毎日毎日少しずつ伸びています。

でも、身長を伸ばすために自分で足をひっぱってみたり、毎日「身長よ、伸びろ!」といったりしたから伸びたわけではないですよね。いつの間にか自然に背が伸びて、今の身長になっているはずです。

身長が伸びているのは毎日少しずつですが、背骨や足の骨などのからだの骨が成長して大きく長くなっているからです。それは自分の意思で伸びているわけではありません。

では、身長はどうして伸びるのかというと、脳から「成長ホルモン」という物質が分泌されて(出されて)いるからです。
成長ホルモンというのは、からだ全体に「骨を大きくして、身長を伸ばせ!」という脳の命令です。

からだの骨は自然に大きくなっているように思えるかもしれませんが、本当は脳から出される成長ホルモンの命令を受けることによって成長しています。

成長ホルモンは生まれてから今日まで毎日少しずつ分泌されていて、その命令によって骨や筋肉が少しずつ大きくなり、今の身長や体格になっているのです。

「もっと背が高くなりたい!」という願いをかなえるためには、身長を伸ばす命令となる「成長ホルモン」を脳からしっかりと分泌する必要があるのです。

身長を伸ばすチャンスは1度だけ!成長ホルモンが分泌される年齢

お父さんやお母さんは、今でも身長が伸びていますか?たぶん、ほとんどのお父さんやお母さんはもう身長が伸びていないと思います。お父さんやお母さんは、もう成長ホルモンがほとんど分泌されていないからです。

身長をのばす成長ホルモンは生まれてから少しずつ分泌されて、だいたい10歳から16歳くらいの間にもっとも多く分泌されます。ちょうど、小学校の4年生くらいから高校2年生くらいの間です。

この時期は「第2次性徴期(だいにじせいちょうき)」といい、男の子のからだに筋肉がつき女の子のからだが丸くなっていく年ごろです。子供から大人へだんだんと成長していく時期といえます。

そして、20歳くらいになると成長ホルモンはほとんど分泌されなくなります。つまり!背を高くするには10歳ごろから16歳くらいの間に、成長ホルモンをできるだけたくさん出すことが必要になります。

そしてこの時期を見逃してしまうと、それから先はどんなにがんばっても身長を伸ばすことはとても難しくなります。身長を高くしたいなら、10歳から16歳の期間が勝負というわけです。

身長を伸ばす命令、成長ホルモンをたくさん出す方法は?

さて、身長を伸ばすために、骨や筋肉に「身長を伸ばせ!」と命令する成長をホルモンをできるだけたくさん分泌するためには、どうすれば良いのでしょうか?

実は、成長ホルモンは昼間よりも夜寝ているときにもっとも多く分泌されます。夜寝ているときに成長ホルモンがたくさん分泌され、骨や筋肉が大きくなり身長が伸びるのです。

「寝る子は育つ」っていうことわざを聞いたことがあるでしょう。このことわざは本当で、夜、睡眠時間をたっぷりとってしっかり眠ることが身長を伸ばすためにはとても大事なのです。

どれくらいの睡眠時間をとれば良いのかというと、厚生労働省は10歳~16歳の人の場合、1日に8時間以上の睡眠をとることが必要だといっています。毎日8時間以上しっかりと睡眠をとることが必要なのです。

もし、睡眠時間が5時間や6時間の人がいれば、睡眠時間が少ない分、成長ホルモンが分泌される時間も短くなるため身長も伸びにくくなるのです。

身長を伸ばすために、まず必要なことは、1日8時間以上の睡眠をとることです。

眠る時間も重要!何時に寝るのが良いのか?

身長を伸ばすには、眠る時間帯も大切です。成長ホルモンは、夜11時~深夜2時の間にもっとも多く分泌さます。なのでこの時間帯に熟睡(深い眠り)していなければならず、ただ長く寝ていれば良いというわけでもないのです。

例えば、同じ12歳のA君とB君がいたとして、A君は夜10時に寝て朝6時に起き、B君は深夜0時に寝て、朝8時に起きたとしましょう。

この場合2人の睡眠時間は同じ8時間ですが、成長ホルモンが多く分泌される夜10時~深夜2時間帯での睡眠時間を比べると、A君は4時間、B君は2時間ということになりますね。

だから、夜10時~深夜2時までの時間帯での睡眠時間が長いA君のほうがB君よりも成長ホルモンが多く分泌量されることになります。背を高くしたければただ8時間以上眠るだけではなくて、夜10時~深夜2時の間にしっかり寝ていることが大切です。

成長ホルモンの分泌量は、1日だけの違いで考えればごくわずかな違いかもしれませんが、1ヶ月、1年、5年と長くなるほどその差は大きくなります。

とくに眠る時間は一日の生活リズムによって習慣となっているので、早く寝る人と深夜まで夜更かしをしている人の差は大きくなりやすいのです。

そして成長ホルモンが分泌される時間帯は誰にでも同じように当てはまることで、個人差(人によってことなる違い)はほとんどありません。

身長を伸ばすためには、夜は9時ごろには布団に入り、夜11時にはしっかりと眠った状態で、8時間以上の睡眠が必要なのです。

夜遅くまで勉強する子供もいるかもしれませんが、睡眠時間が短くなるほど身長が伸びるチャンスを失ってしまいます。朝早く起きて勉強する朝型の勉強法に切り替えても良いかもしれませんね。

もちろん、遅くまでテレビを見たり、パソコンやメールのやり取りなどをすることは、身長を伸ばしたいのなら控えたほうが良いでしょう。

身長を伸ばす食べ物って何?牛乳を飲むと背が伸びるのは本当?

「毎日牛乳を飲むと背が伸びる」っていいますね。これは本当なのでしょうか? 

牛乳には骨の元になるカルシウムという成分が多く含まれているので、牛乳を飲めば骨が発育しやすくなり、身長が伸びる可能性は高くなります。しかし、問題はその量です。

牛乳1本(200ml)に含まれるカルシウムの量は、およそ200mg。でも、10~16歳の男の子が必要とする1日のカルシウムの量は900mg(女の子は800mg)なのです。牛乳1本飲んだところで、カルシウムの量は全く足りないのです。

単純に考えれば、一日に牛乳を4~5本飲めば良いことになりますが、それも難しいことですよね。朝食と昼食で牛乳を1本ずつ飲んだとして、1日2本くらいが限界ではないでしょうか。それ以外は牛乳以外でカルシウムをとらなければならないのです。

料理を任されるお母さん、お父さんは、できるだけ毎日の食事でカルシウムをもっとたくさんとれるような献立(こんだて)を作ってあげられるよう、意識してみましょう。

次にあげる食材はカルシウムを豊富に含んでいるものばかりです。

カルシウムが豊富な食品 分量 カルシウムの含有量
牛乳1本 200ml 200mg
ヨーグルト1個 100g 110mg
プロセスチーズ 25g 150mg
鮭中骨缶詰 1缶(30g) 600mg
豆腐 1丁(150mg) 180mg
納豆 1パック(50mg) 45mg
小松菜 80g 120mg
ほうれんそう 80g 100mg

身長を伸ばすために、もっと魚を食べよう!

突然ですが、あなたは肉と魚のどちらが好きですか?小学生に好きな食べ物は何かアンケートをとると、だいだいハンバーグや鳥のから揚げ、焼肉が上位になります。

好きな食べ物は人によって違いますが、背を伸ばしたいならもっと魚を食べるようにした方が良いでしょう。

なぜ魚を食べたほうがいいのかというと、魚の身は「高たんぱく・低脂肪」といって、からだの土台をつくるタンパク質という栄養をとても多く含んでいるからです。

魚をあまり食べない子供がいますが、身長を伸ばすためには魚をもっと多く食べるようにした方がいいのです。

肉にもたんぱく質は含まれていますが、同時に脂肪(あぶら)も多く含まれていて脂肪は身長を伸ばす働きを悪くしてしまいます。肉ばかりをかたよって食べることは良くないのです。

肉を食べるときは、できるだけ脂分の少ない部分を使うことや、脂を落とした調理の仕方をするようにしましょう。

からだが育つためには、牛乳や魚だけでなく、その他のいろいろな栄養も必要です。好き嫌いをせずいろいろなおかずをバランス良く食べることが大切です。

ポテチやスナック菓子を食べ過ぎると身長が伸びなくなる?

あなたのお子様はポテチやスナック菓子は好きですか?たぶん、ほとんどの人は好きだと答えると思います。1日にどのくらい食べますか?1日1袋は食べるという人もいるかもしれません。

ポテチやスナック菓子はジャンクフードといって、”ジャンク”というのはクズとかガラクタという意味です。なぜそんな風にいわれるのかというと、カロリーだけが高くて、栄養価がほとんどない食べ物と考えられているからなのです。

カロリーはエネルギー源になりますが、摂りすぎると脂肪になってからだにたまり、それが太る原因になってしまいます。からだに脂肪がついて太ってしまうと、成長ホルモンの分泌が悪くなって身長が伸びなくなっていまうのです。

また、ジャンクフードをたくさん食べると、お腹がいっぱいになってご飯が食べられなくなるという問題も起こります。背を伸ばしたいのならいろいろな栄養をバランス良く食べなければいけないけど、ジャンクフードでお腹が一杯になるのでご飯が食べられなくなる…。

そうすれば背を大きくするために必要な栄養がとれなくなるので、身長が伸びないことになるのです。

これはジャンクフードだけでなく、炭酸飲料やジュース、チョコレートやアイスクリームでも同じことが言えます。

食べたい気持ちを尊重してあげたくなるのはわかりますが、背を高くしたいのなら、ジャンクフードや甘いお菓子を食べるのはできるだけ控えて、その分ご飯とおかずをたくさん食べるようにしてあげましょう。

ハンバーガーやカップラーメンもあまり良くない

ハンバーガーやフライドポテトのようなファストフードや、カップラーメン、カップ焼きそばのようなインスタント食品も、背を高くしたいならあまりおすすめできません。

ファストフードやインスタント食品には、ほとんどの場合保存性を良くしたり見た目を良くみせるための「食品添加物」という化学薬品が多く使われているからです。

食品添加物には、からだの中のカルシウムやマグネシウムなどの骨の発達に必要な栄養を排出してしまう場合があります。せっかくカルシウムをとっても、食品添加物の働きでそれが排出されてしまうのです。これでは身長は伸びません。

ファストフードやインスタント食品は手軽で美味しいかもしれませんが、成長期のお子さんにはあまりおすすめできないのです。

バスケットボールをやれば背は伸びる!?運動と身長の関係

あなたのお子さんはどんな部活に入っていますか?また、どんなスポーツを習っているのでしょうか。

バスケやバレーをすれば、背が伸びるっていいますね…。でも、それって本当でしょうか? 

ズバリそれは錯覚でしょう。バスケ部やバレー部にはもともと少し身長が高い人が入ってくることや、レギュラーで出場する選手も背が高い人が中心になるので、背が伸びると錯覚されるのではないでしょうか。

バスケやバレーでなくても、どんな運動でも、運動するほど成長ホルモンの分泌が高まるので、身長を伸ばしたいのならバスケやバレーにこだわらず、やりたいと思う運動をさせてあげてください。

それと、昼間一生懸命運動すれば、からだが疲れて夜しっかり寝れるようになりますので、睡眠中の成長ホルモンの分泌も高まります。一石二鳥ですね。

ぶらさがり健康器で背が伸びる、は本当か?

ずいぶん昔に”ぶら下がり健康器”というものが大ヒットしました。ぶら下がり健康器を毎日使っていると背が伸びるというウワサもあり、お父さんやお母さんの世代なら、誰でも1度は使ったことがあると思います。

確かに、ぶら下がり健康器を使うと骨と骨の間の軟骨部分(軟部組織)が少し拡がるので、1~2cmくらい背が伸びたように感じます。

しかしそれは軟骨の隙間が広がっただけで、少し時間が経てば元に戻ります。本当に背が伸びたわけではなかったんです。

背はどこまで伸びるのか?遺伝的に推測できる身長

ここまでは、睡眠、栄養、運動の3つの観点から身長を伸ばす方法をみてきました。しかし「身長なんて、しょせん遺伝で決まってしまうんでしょ…」という冷ややかな意見もあるかもしれませんね。

そこで、遺伝的な法則で自分の身長がどのくらいまで成長するのか、計算してみましょう。

お父さんの身長を A 、お母さんの身長を B とします。

【 男の子の場合 】

自分(子供)の身長=(A+B+13)÷2+α

【 女の子の場合 】 

自分(子供)の身長=(A+Bー13)÷2+α

例えば、お父さんの身長が170cmでお母さんの身長が155cmの場合、

男の子なら、(170+155+13)÷2=169 となり推定身長は169cm
女の子なら、(170+155-13)÷2=156 となり推定身長は156cmとなります。

ただ、この計算式はあくまで一つの目安です。お父さんより背が高くなる男の子も、お母さんより背が高くなる女の子もたくさんいますから、”+α”の部分をつけることが必要なのです。

この”+α”の部分こそが、遺伝の法則とは別に身長を伸ばす”伸びしろ”になるわけです。そしてこの”+α”を決めるものこそ、睡眠、栄養、運動なのです。

決してお父さんやお母さんの背が高くないからといって、お子さんも身長が伸びない、と悲観することはありません。

そして、この”+α”の部分をつくっていくのは、お子さんとご両親の意識や心がけの問題です。睡眠、栄養、運動の3つの点から、身長を伸ばすために何をすべきか考えて見てくださいね。

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