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痛風予防に最適!正しく効果的な水の飲み方

風が吹いただけでも、手足の指先などに激痛が走る病気「痛風」。昔からそう言いますが、本当の意味はちがっているようです。ここでいう「風」とは、もともとは「病気」という意味。つまりそれだけ痛い病気の代名詞のようになっていたのです。

じつは明治の初期あたりまで、日本には痛風という病気はほとんど存在しませんでした。なぜなら痛風の正体は一種の「ぜいたく病」。人々の栄養状態が良くなり、血中の尿酸値という値が上昇しすぎるとこの症状が出てくるのです。

しかも痛風患者は男性が99%近く。女性の痛風患者の割合は2%にも満たないと言われています。なぜこれほどまでに差が出てしまうのかというと、女性の場合は腎臓から尿酸を排泄する働きが男性よりも断然強いからだそうです。

つまり働き盛りで運動不足、さらに接待などで酒席が多い男性がこの病気になる確率が高いということ。あなたのご家族にも、そんな危険のある方はいらっしゃいませんでしょうか?

スポーツマンでも痛風になる

筆者の知人にも、40~50代で「痛風持ち」の男性が2名ほどいました。そのうちのひとりAさんは、典型的なビジネスマン。忙しく、いつもストレスを抱え、さらにお酒が大好きで運動不足。まさに痛風患者の典型ともいえる生活でした。

しかしもうひとりのBさんは、なかなかのスポーツマン。日々しっかりとジョギングをし、マラソン大会にも定期的に参加。引き締まった細身のカラダが若々しかったのですが、時々「アイタタタ」と足指などを抱えて苦痛に顔を歪めていました。

なぜ、スポーツ大好きな彼が痛風になってしまったのか? 結局のところ一番の問題点は食生活でした。じつはBさんは、大のビール好き。毎日のように10kmほどのランニングを終えて、喉がカラカラの状態でいきなりゴクゴクとビールを流し込んでいたのです。

お酒が大好きな人ですから、味の濃いおかずや旨味の強い肴にも目がありません。近所の居酒屋でウニやイクラ、お刺身各種……などなどプリン体の多い食品を毎晩のように摂取していました。このプリン体が体内で分解されて尿酸となるのです。

みなさんご存知だと思いますが、ビールはプリン体の含有量がたいへん多いお酒。ただしビール以外のお酒であれば大丈夫、というわけではありません。アルコール類は血中の尿酸値を高める働きがあるので、結局は同じことなのです。

放置すると腎臓にダメージが

せっかくの働き盛りなのに、体の一部に激痛が走るようでは仕事もプライベートも思うに任せません。それに痛風もレッキとした「生活習慣病」のひとつであり、そのまま放置すると腎臓をはじめとした内臓に大きなダメージが加わります。

つまり痛風は、その人の人生の後半を大きく狂わしてしまうのです。激痛自体は一時的な症状ですが、痛風は体の奥深くでより危機的な状況を刻々と生み出していきます。

現在、痛風を患っている方はその徹底的な治療を、幸いなことにまだ痛風の症状が出ていない方は今のうちに生活の改善を目指しましょう。

まずは十分な水の摂取を

生活改善とはつまり、①規則正しい生活 ②バランスのとれた食事 ③よく体を動かしよく休養をとる、という3点に集約されます。と簡単に言うものの、多忙を極めるビジネスマンの方には「そんなの無理だよ」と一蹴されてしまうかもしれません。

ならばこのような提案はいかがでしょうか? 食事の改善と運動は、まずは出来る範囲から始めてください。たとえば、居酒屋の席でおつまみを1品減らすとか、1駅だけ手前で降りてそこから歩いて帰るなどといったことです。

そして、どうか十分な「水」を摂ってください。ここで言うのは「水分」つまりお茶・コーヒー・スポーツドリンクなどではなく、ただのお水です。それがあなたの体にとって一番必要なものなのです。

500mlのペットボトル持参で

男性は女性よりも「ただの水」を飲むのが苦手なようです。しかし十分な水を摂取することは、痛風防止のためにたいへん重要です。以下の手段で水の摂取を習慣づけるようにしましょう。

まず、持ち運び便利な「500mlのペットボトル」を用意します。中身はミネラルウォーターでも、水道水でもかまいません。出勤時や外出時に必ずそれを持ち歩き、電車の乗り継ぎでひと口、オフィスに着いたらひと口、と少量ずつこまめに水分補給をします。

がぶ飲みした水はすぐに体外へ排出されてしまうので、このように小分けにして水を口にする習慣を身につけましょう。オフィスの机の上にもこのペットボトルを常時置いておきます。休憩時間も、できるだけお茶やコーヒーではなく、水そのものを摂るようにします。

そしてこのペットボトルが、1日に2回は空になるようにしてください。このように具体的な目標設定があれば、頑張りやすいと思います。日常の中であなたが何気なく飲むひと口。まさにそれがあなたにとっての「命の水」といえるのです。

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