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痛風の方は食事にこんな工夫を!お鍋の〆の雑炊には要注意

あまり神経質にプリン体制限しなくてもいい

痛風発作を経験した方、検査で尿酸値が高いと言われた方はなるべくプリン体の少ない食事をしようとされているでしょう。以前はプリン体を多く含む食品は痛風や高尿酸血症の原因になるため、摂取を厳しく制限した方がよいと言われてきました。

しかし最近では、以前ほど過剰に制限し過ぎなくてよいと言われるようになりました。プリン体の80%は体内で生成されていて、食品摂取からのプリン体は20%ほどに過ぎないことがわかってきたのです。

プリン体だけを制限しても尿酸値を下げる効果は少なく、それよりは全体の摂取エネルギーを制限し、栄養バランスのとれた食事をしていった方がよいとされています。

プリン体だけを考えるより、肥満を解消し生活習慣病を予防していくことが重要なのです。逆に言えば、プリン体が少ない食品だからといって食べ過ぎてしまっては意味がありません。

またプリン体の多い食品には良質なタンパク質やビタミン、ミネラルも多く含まれるため、全てカットしてしまっては栄養バランスが崩れます。

プリン体は調理法によっても減らせる

とはいえ、プリン体を摂り過ぎるのはやはりよくありません。少しでもプリン体の少ない食事の方がよいことはもちろんです。そんな時食材を選ぶことはもちろんですが、同じ食材を使っても調理法によってプリン体は減らせるのです。

プリン体は熱には強く、焼いたり炒めたりしてもその量は変わりません。油にも溶けにくく、網焼きなどで余分な脂を落とすように調理してもプリン体は減りません。(カロリーは減るため、ヘルシーな調理法にはなります。)

プリン体を減らすには茹でる、煮る、蒸すなどの調理法がお勧めです。プリン体は水溶性のため、茹でたり煮たり蒸したりすることで水に溶けて量が減らせるのです。肉料理なら、お湯にくぐらせるしゃぶしゃぶが良いでしょう。お湯にくぐらせることで脂分も落とすことができます。

煮物、煮魚などもお勧めです。ただし煮汁にはプリン体が溶けているので残すようにしましょう。

大豆にはプリン体が多いため痛風の人は豆腐を食べない方がよいという情報もありますが、製造過程でプリン体は減少しています。一人分の量でしたら問題ありませんし、栄養のある食材ですので適度に食べるとよいでしょう。

スープ料理やカレーなどはあまりお勧めできません。ただ野菜がメインのポトフなどはよいでしょう。カレーの場合はルー自体にもプリン体が多いため、野菜カレーにしてもプリン体を摂ってしまうことになります。

鍋物は野菜が多く摂れてヘルシーな気がしますが、実はスープにプリン体が溶け込んでしまっています。お鍋の〆の雑炊は格別ですが・・・残念ですが勇気を持って残しましょう。

特にアンコウ鍋や牡蛎鍋は、アンコウや牡蛎を食べなかったとしてもスープにはプリン体がたくさん溶けてしまっています。ラーメンのスープにもプリン体がたっぷりですので、飲み干すことは厳禁です。

部位によってもプリン体の量は違う

牛肉、豚肉、鶏肉といった肉の種類でのプリン体量にはあまり差はありませんが、部位による差は大きくなっています。基本的にプリン体は内臓に多く含まれていて、なかでも特にレバーに多くなっています。

魚でも内臓に多く含まれていることは同じです。そのため内臓を取らないでそのまま焼いてしまうよりは、内臓を取り除いてから調理した方がよいでしょう。丸ごと食べるイワシの丸干しや子持ちししゃもにはプリン体が多くなっています。

ところで、プリン体含有量の表をみて干物のプリン体の多さにビックリしたことはありませんか?あの表は食品100g中のプリン体の量を表したものが多くなっています。

干物は鮮魚に比べて軽くなっているため、同じ100gでみるとプリン体は多くなってしまうのです。同じ1匹でしたら、鮮魚も干物もプリン体量はほとんど変わりません。

干し椎茸やかつお節もプリン体が多いイメージがあるかもしれませんが、同じように干されているためです。実際の食事で食べる量からすると特に心配する必要はありません。

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