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痛風の食事療法でマグロは禁物?実はアンセリンで尿酸を下げる効果が

朝から何となく足先がムズムズしています。「ウーム、何だろう?」なんて思っていたら、昼休みに歩いていると「ズッッキーン!!」と足先に痛みが走ったのです。それも針で足先を刺したような痛みで、これ以上歩けません。

皆さんはこの症状を知っていますか?知らない人でも周りを見渡してみれば、きっと経験者もいるポピュラーな病気だったのです。

「痛風」は突然発症し猛烈な痛みをもたらす病気であり、現代社会においては500万人以上が予備軍とも言われています。昔から痛風は「贅沢病」とも呼ばれており、食生活などの生活習慣が原因の一つとされており、対策には食事制限などがあります。

痛風対策には食事制限が必要なの?

ご存知の人も多いと思いますが、痛風の発症原因は血液中の尿酸が増加することです。尿酸は人間の代謝で作られる最終酸化物質であり、プリン体を分解することで生成されます。つまり、動物の代謝作用で作られるカスであり、尿として排出されるのです。

このように尿酸は代謝作用で自ら作り出すものですが、食べ物などから摂取することにより体内で増加することもあったのです。

これはプリン体を多く含む食品を好んで食べることで起きる現象で、レバー、魚卵、イワシ、牛ヒレ、マグロ、カツオ、ビールなどが当てはまります。現在、痛風の治療には食事制限は必須と考えていることから、このような高プリン体食品は控えるように指導されているようです。

痛風にマグロは禁物?ちょっと違う話も・・・

マグロは赤身が特徴である日本人が大好きな魚ですが、高プリン体食品として多くの専門家から危険視されています。現在においても多くの本や指導要領で「痛風患者はマグロを控えるように」と書かれているのです。

しかし最近、ちょっと違う話を耳にしたのです。それは「マグロは尿酸値を下げてくれる」という話。本当なのでしょうか?

実はマグロにはアンセリンと呼ばれる物質が含まれており、このアンセリンが血液中の尿酸を下げる効果があり、マグロを食べることで尿酸の生成を阻害できると言うのです。

アンセリンは動物の筋肉に含まれるペプチドであり、マグロ、カツオ、サメなどの海洋生物やニワトリなどに含まれています。これらの生物を見てみると何か気が付きませんか?どれも動き続けているイメージがありますよね?

マグロやカツオは回遊魚だし、サメも泳ぎ続けないと呼吸ができません。ニワトリにいたっては朝からせわしなく走り回っている感じもします。

アンセリンは筋肉の疲労を蓄積させない作用があり、疲労物質を体外へと排出することを促すのです。もしかしたら人間でもマラソン選手は、アンセリンが多いのかも知れませんね?(笑)

アンセリンを摂取することで必要以上の尿酸を作り出すことを阻害し、血液中に増加した尿酸を排出させる作用があるのです。また、疲れや疲労をもたらす成分(乳酸)の分解にも効果があることから、疲労回復や予防にも良さそうですね。

結局マグロは悪なのか?

実は血液中の尿酸が増加する理由の多くは、高プリン体食品の摂取ではなく、体内の代謝によって生成されるものと考えられています。(もちろん一部の大食い&大酒飲みを除く)マグロのお刺身を一日で1kgも食べる人はなかなかいないのではないでしょうか。

マグロにはプリン体が含まれてはいますが、お刺身を一人前食べたからと言っても痛風に直結するとは考えにくいのです。それよりもアンセリンの摂取による効果の方が大きいと思えます。

そう、マグロは痛風患者にとって悪ではないのです。量さえ気をつけてくれれば、きっと救いの神になってくれるでしょう。食べすぎだけは止めて下さいね。

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