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本格的な痛風治療は痛風の発作が治まってから開始

あの強烈な痛風の痛みが消え、治ったと思ったのに、さらに薬が増えてしまった、と愕然とされた経験はありませんか?あれで治ったんじゃあなかったの?って

痛風の薬物治療

発作急性期と寛解期で使用される薬の種類が大きく異なってきます。痛みが出て、発作急性期から寛解期に移るまでは、痛みを抑える消炎鎮痛剤でしのぎます。今までは痛風治療薬コルヒチンが発作急性期から使用されていました。

しかし、発作が始まり、炎症が進んでしまった段階ではコルヒチンの治療効果はあまりなく、発作が起きてしばらくたって飲んだ方が効果があることがわかってきました。まだ、発作が始まって2~3時間の間であれば、コルヒチンの効果は90%以上出ます。

痛風の前兆である「ちくちくする」「腫れぼったい」など局所の違和感を覚える頃にコルヒチンを飲むのも効果的です。炎症が進んでしまっている、つまり、炎が燃え上がる火事の間は効果がないということです。

発作急性期にいきなり尿酸値を下げると症状は悪化

基本的に発作期に尿酸値を下げる作用を持った薬は使いません。ただ、発作が出るまでに高尿酸血症治療薬を飲んでいた人は、尿酸値の急激な変動を避けるために、発作が始まっても、この薬は飲み続けた方がよいと考えられています。

発作が完全に終わった寛解期からの薬

この時期からやっと痛風の治療薬を飲んでいきます。尿酸の排泄を促す薬(ユリノーム等)や尿酸が出来てくるのを抑える薬(ザイロリック等)が処方されます。尿酸排泄促進剤の飲み始めは、当然、尿中の尿酸濃度が高くなります。

尿をアルカリ性に傾かせ、結晶化を予防するのにクエン酸製剤が追加されることがあります。

高尿酸血症の人は色んな合併症が出現

血中尿酸値が高い状態が長く続くと、尿路結石や腎障害が起きてしまうことがあります。又、糖尿病、高血圧症、虚血性疾患などの合併症が高頻度に出てしまいます。高尿酸血症は様々な病気の温床になるということを肝に銘じましょう。

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