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薬のせいで尿酸値が高くなる?!尿酸値に影響を及ぼす薬があった

検診で尿酸値が高いと言われてしまい落ち込んでいるアナタ、何か飲んでいる薬はありませんか?実は薬が原因で尿酸値が上がってしまうことがあるんです。どのような薬が尿酸値を上げてしまうのでしょうか?

現在尿酸値を下げる薬を飲まれている方も、もし他の科でもらっている薬があれば、そのことを必ず医師に伝えるようにしておきましょう。

降圧利尿剤

体の中の余分な水分を出してむくみをとる薬で、高血圧や心不全などの治療に使われます。

この薬の中で尿酸値を上げてしまう代表はフロセミド(商品名:ラシックス)です。長期にわたって服用していくことも多い薬で、その途中でほぼ必ず尿酸値の上昇がみられます。

他にトリクロルメチアジド(商品名:フルイトラン)やヒドロクロロチアジドなども尿酸値を上げてしまいます。ヒドロクロロチアジドのみの錠剤が使われることは少ないかもしれませんが、他の降圧剤と組み合わせて、配合剤としてよく使われていますので(商品名:コディオ、エカードなど)注意してください。

ダイエットのためにと利尿剤を使われる方もいるようですが、これは危険ですので絶対に止めてください。利尿剤服用で体重が減少しても、これは体内の水分が排出されて一時的に減少しただけです。

利尿剤を続けることで尿酸値が上がってしまうだけでなく、体内のミネラルバランスなども崩れてしまいます。利尿剤の服用は必ず医師の指示に従ってください。

アスピリンなどのサリチル酸製剤

鎮痛剤であるサリチル酸製剤は尿酸の排泄を低下させ、尿酸値を上げてしまいます。中でもアスピリンは少量では尿酸値を少し上昇させ、大量だと尿酸値を低下させることがわかっています。

そのため痛風発作時の鎮痛剤として、アスピリンは使用を避けるべきともされています。これは痛風発作中に尿酸値が変動してしまうことは症状の悪化に繋がるためです。(添付文書の効能・効果欄には「痛風の痛み」と書かれていますが。)

アスピリンは鎮痛剤として以外にも、心筋梗塞や脳梗塞などの治療で血栓を作らないようにする薬としても使われています。この場合はごく少量の投与のため、尿酸値にはあまり影響しないとされています。

テオフィリン

気管支喘息などの治療に使われるテオフィリン(商品名:テオドールなど)も尿酸値を上昇させることが知られています。喘息のある方は子供の頃からテオフィリンを服用していることも多いと思われます。検査で尿酸値が高いと言われた時には、必ずテオフィリンの服用を伝えるようにしましょう。

ただしテオフィリンの服用を中止することは治療上難しいこともあるため、そのような時には尿酸の生成を抑える薬のアロプリノール(商品名:ザイロリックなど)を併用することも多くなります。

その他の医療用医薬品

結核の治療に使われるエタンブトール塩酸塩(商品名:エサンブトール、エブトール)やピラジナミド(商品名:ピラマイド)も尿酸値を上昇させます。

ただし結核をきちんと治療し耐性菌を出さないようにするために、指定された期間は服用を継続させることが必要です。そのため、多少尿酸値の上昇がみられても抗結核薬はそのまま続けていきます。

その他に、抗ガン剤や免疫抑制剤でも尿酸値が上がってしまうことがあります。

サプリメントなど

体力を増強し健康でいることを目的としたサプリメントで、核酸成分を多量に含むものがあります。核酸成分とはプリン体です。尿酸値の高かった人がこのサプリメントを止めたところ、尿酸値は正常に戻ったという話もあります。

この他のサプリメント、健康食品などでも尿酸値を上げてしまうことがあるかもしれません。病院でもらった薬以外でもご自分で健康のためにと飲んでいるものがある方は、薬でないからそんなに気にすることないだろうと勝手に思わないで、飲んでいる全てのものについて医師に話すようにしておきましょう。

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