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久々の運動で筋肉痛が…尿酸値の高い人が筋肉痛になると怖い理由

筋肉痛だと思っていたら

久々に汗をかく運動をしたら、筋肉痛が襲ってきた、ということは健康な人でも良くあることです。ところが、尿酸値が高めの人が汗をかく運動をしたあとに出る筋肉痛には、怖い病気の前触れのことがあるのです。

ある人は、普段から尿酸値が高く、職場の野球大会で久々の運動をした直後に、足首が痛くなり、筋肉痛だと思い湿布をしたりしていたのですが、何日も良くなる傾向が無い。それどころか痛さが増してきている。さすがにおかしいと思い病院にいったところ、何と痛風の初期症状だったと言うのです。

こういった運動がきっかけで痛風が発症するケースは良くあることで、その多くが「筋肉痛」だとばかり思っていたというのです。痛風の症状というと、良く言う足の指の付け根が痛くなる、というイメージが強いですが、肘や手首、また、手の指にも現れます。

そして言葉通り風が吹いても痛いと言うくらい、強烈な痛みが襲うと思いがちですが、運動直後の発症の人たちは、関節が炎症を起こしているにもかかわらず、皆一様に筋肉痛だと思っていたということから、鈍い痛みから発症することも多いようです。

激しい運動は痛風を発症しやすくする

元々痛風は、プリン体が分解されて出来た尿酸の結晶が関節にくっついて、それを異物だと思い白血球が攻撃するために、関節が炎症を起こして腫れてきます。

足の指から発症する人が多いのは、もともとこの尿酸の結晶が、体温の低いところに集まりやすい傾向があるからだそうです。実は、痛風は激しい運動をすると悪化する傾向があります。

汗をかく運動をすると、体は筋肉を動かすための原動力となる物質がたくさん必要になります。その材料のためにプリン体を分解したものが必要なので、運動を続けると、プリン体がどんどん分解されていき尿酸値が上がっていきます。

しかも汗をかくと体の水分量は減っていき、さらに尿酸が凝縮されていく、という悪循環になります。結果、痛風の発症の引き金になってしまうというのです。

日頃から尿酸値の高い人や痛風の人は、激しい運動には気をつけなければいけません。また逆にこういった人たちが運動をするときは、こまめに水分補給をすることが大事です。

運動後の筋肉痛だと思っていた痛風の痛みは、1週間くらいすると消えてしまうこともあるそうです。けれどもそれを筋肉痛が治ったと思っていると大変です。ひょんなことから再び痛くなり、痛みはその度に強くなっていきます。

尿酸値が日頃から高い人が、運動直後に「筋肉痛になった」と思ったら、本当に筋肉痛か確認してみましょう。ひょっとしたら関節が痛いのではありませんか?充分に注意することが大切です。

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