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病気が遺伝する確率はどのくらい?遺伝子検査の必要性について

親から子へ受け継がれる物にもいくつかありますが、困ったことに病気も遺伝する事があります。しかし親が何らかの病気の遺伝子を持っていても、子供は病気を発症しない事もあります。その一方で親よりも重篤な症状が出てしまう場合もあります。この違いはどういった理由があるのでしょうか?

親から子へ病気の遺伝

親が何らかの病気だった場合、子供にも同じ病気が遺伝する確率は、約50%だと言われています。これは、父親と母親のどちらが病気の遺伝子を持っているかにもよりますが、大抵は両方の遺伝子を受け継ぐので、確率も半分になるという事です。

どちらの遺伝子を強く受け継ぐかは個人差もあるので、例えば父親が何らかの病気の遺伝子を持っていたとしても、子供には母親の遺伝子が強く受け継がれていれば、病気になるリスクも軽減されるのです。

また、運悪く病気の遺伝子を受け継いでしまった場合、遺伝子はそっくりそのままとは限らず、代ごとに変異する事が確認されています。この変異は遺伝子の強さにも影響を与えるので、病気の遺伝子を受け継いでも、変異で弱くなれば特に症状も出ず、何の問題もなく過ごせる事もあります。

しかし、変異の段階で強い病気の遺伝子となってしまった場合は、症状も重篤化する可能性があります。例えば、父から子へ遺伝しても症状が出ない人が子供を作り、その子へ遺伝して変異した時に、強い病気の遺伝子となってしまえば症状も重くなります。これは隔世遺伝と間違われる事がありますが、そうではなく変異の違いの可能性が高いのです。

遺伝のパターンについて

遺伝子を調べる場合には、染色体をチェックします。染色体は男女によっても違いますが、男性はXY、女性はXXになります。父親と母親のどちらが病気の遺伝子を持っているか、子供の性別によってもパターンは変わってきます。

親子で顔が似ているのも遺伝によるものですが、病気でもX染色体が関係している場合は、父から息子への遺伝は問題ありません。女の子の場合はXXなので、遺伝の影響は受けやすくなります。

こればかりは生まれてこないと分からない事ですし、病気の遺伝があっても症状は全く違うので、気づかないまま生活している人もたくさんいます。仮に病気の遺伝があっても、命に関わるほどではないなら、症状が出た時に治療すればいいと考える事もできます。

しかしその病気が重篤化しやすく、命に関わるようなものであった場合は、そうも言っていられません。一般的には親子は体質が似るし、生活習慣もほとんど同じなので、病気になりやすいと考えられていますね。もしも病気のリスクがあるなら、遺伝子検査で事前にそれを調べておくのも可能です。

遺伝子検査について

今は、意外と簡単に遺伝子検査ができるようになっています。病気のリスクがある場合、いつ病気になるかと怯えて暮らすよりも、病気のリスクがあるなら、そうならないために予防する事もできるのです。

遺伝子検査を受けることで、もしも病気になる可能性が高くても、予防ができますし、治療法も事前に分かっていれば、すぐに適切な治療を受けられるのもメリットです。遺伝子検査を受ける事で、自分自身とその家族にも役立ちますし、子供や孫にもリスクを伝えることができます。

遺伝子検査は自由に行える事になっているので、希望すれば受ける事は可能です。遺伝子検査を受ける場合は血を採り、そこから検査をします。もしも症状が出ていて、その原因を知りたいという場合にも使えますし、家族が持つ病気のリスクを知っておきたいという理由でも、検査ができます。

ただし、遺伝子検査は1回でひとつの病気に対する事を調べるので、一度にたくさんの検査はできません。今は遺伝子検査もそれほど珍しくなくなってきているので、健康保険が適用になる場合もあります。中には無料で行っているところもありますが、検査内容によって費用は変わってきます。

病院に行ってそのまま遺伝子検査ができる場合は、健康保険が適用されますが、他の機関に検査を委託しているような場合には、検査費用を自費で支払わなければいけない事もあります。検査する内容によっても変わりますが、費用の差も大きいので、医師に相談しておくことをおすすめします。

ユニークな遺伝子検査

病気以外にも遺伝子検査を活用する事ができます。遺伝子にもタイプがありますので、自分の遺伝子タイプを知り、それに合わせたダイエット法を見つけるというものです。

肥満予防や肥満改善にも役立つダイエットですが、遺伝子を調べ、自分に合ったダイエット法を選べるので、効果も期待できるとか。通販でも簡単に購入できますので、肥満の可能性がある人は調べてみるのもいいかもしれません。

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