TOP > > 胃がんを予防するブロッコリースプラウトの力

胃がんを予防するブロッコリースプラウトの力

ブロッコリー・スプラウトは栄養の宝庫

最近、ブロッコリー・スプラウトはスーパーの店頭に置かれるようになり、多くのご家庭の食卓に上るようになりました。ブロッコリー・スプラウトとはブロッコリーの新芽のことです。

スプラウトは食べられる発芽野菜の総称で、「かいわれ大根」や「もやし」「アルファルファー」などもその仲間です。がんの発病や進行を抑える抗がん作用をはじめ、身体の健康を保つさまざまな効能が科学的に明らかにされ、自然界のサプリメントとして発芽野菜の中でも大きな期待を集めています。

ブロッコリー・スプラウトはビタミンCやE、B1、B2、β-カロチン、ミネラルなどが豊富で、身体の解毒酵素を活性化する働きがあります。タンパク質や酵素類、カルシウム、鉄分等も多量に含まれています。

ほんの少量を食べるだけで、高い栄養価を摂取できるところに大きな特長があります。スプラウトは成熟したブロッコリーよりも、多量の栄養素が凝縮されているのです。

胃がんを予防するスルフォラファン

ブロッコリースプラウトに含まれる栄養素のうち、もっとも大きな注目を集めているのが「スルフォラファン」という有効成分です。この有効成分は肝臓の解毒作用の働きを高めてくれる働きをします。さらに、発がんを促す活性酸素を抑え込み、強い抗酸化作用でがんを予防します。

活性酸素とは、紫外線やたばこ、ストレスなどによって発生します。活性酸素は殺菌力が強く、体内でウィルスや細菌を攻撃する役割を果たしていますが、これが増えすぎると正常な遺伝子や細胞を攻撃し、動脈硬化やがん、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞などなど重篤な病気を引き起こします。

ブロッコリースプラウトには、活性酸素を体内から排除するビタミン、ミネラル、カテキンなどの栄養素が豊富に含まれています。とくに日本人に多い胃がんには大きな予防効果を持っています。

胃がんを誘発するピロリ菌は胃の粘膜に棲みつき、既存の抗生物質で完全に除菌するのが難しい厄介な細菌です。しかし、スルフォラファンは胃の粘膜に蓄積し、胃の中のピロリ菌の減少を促し、ピロリ菌に殺菌効果を発揮します。同時に、胃炎などの改善に役立つことが実験で確かめられました。

スーパースプラウトに含まれる多量のスルフォラファンによってピロリ菌が除菌され、胃の粘膜の免疫機能が高められるからです。最近、抗生物質によりピロリ菌の除菌治療が簡単に行えるようになりましたが、なかには、抗生物質が効かず、除菌できない人も後をたちません。

除菌後にスーパースプラウトなどを積極的に摂るのは、ピロリ菌の除菌をよりいっそう確実なものにするといえるでしょう。ブロッコリーにもスルフォラファンは含まれていますが、発芽3日目頃のスプラウトには成熟野菜(ブロッコリー)の20倍から50倍も多量に含まれています。

がんの予防効果を確実にするためには、成熟したブロッコリーなら1週間に約1㎏食べなければなりませんが、スプラウトならば50gを摂取すれば十分な効果が期待できるのです。

老化防止や美容効果が高くダイエットにも最適

スルフォラファンにはコレステロールや血糖値を下げる効果もあります。ですから、動脈硬化や心臓疾患、糖尿病などの生活習慣病の予防にも有効です。さらに、食物繊維も豊富で整腸作用もあることから、老化防止やダイエット、美肌など美容効果も大いに期待できます。

ブロッコリー・スプラウトは少量でも健康効果が大きいため、サラダやサンドイッチなどにひとつまみ加えるだけでも充分効果が期待できます。

1日50gとれば、がんの予防効果があるとも言われています。さらに、大きな特徴として加熱してもスルフォラファン等の有効成分は壊れにくいため、パスタなどの麺料理や鍋料理などさまざまなアレンジ料理ができる、実に使いやすい食品です。

買うときは葉の色が濃いものを選ぼう

スルフォラファンが多く含まれるブロッコリー・スプラウトは、軸が灰色がかり、葉に近づくほどその色は濃くなります。葉色の緑が濃いものほど多量に含まれています。軸が真っ白で細く、葉が黄緑色のものはスルフォラファンがほとんど含まれていません。

スーパーの店頭では、そんなことに注意して購入するようにしてください。なお「発芽後3日目」というのは栽培期間をさします。食べるまで冷蔵庫で長期間保存していても、スルフォラファンの含有量が低下することはありません。

誰でも簡単に育てられる

ブロッコリースプラウトはたった1週間で収穫できるので、誰にでも自宅で簡単に栽培することができます。栽培キットなどが通信販売などで簡単に購入できるので、ぜひ、挑戦してみてはいかがですか。無農薬で摘みたてのブロッコリースプラウトを美味しく食べて、健康になりましょう。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る