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菌の種類と役割

菌という漢字を訓読みすると、「きのこ」であるように、菌とは、元々はきのこのことを指す言葉でした。ですが、近年、菌類であるきのこに似ている生物の仲間のことも、菌と呼ぶようになりました。

その菌には、さまざまな種類があり、きのこやカビ、体にいいとされている酵母は、真菌。

食中毒を起こすことで有名なボツリヌス菌、胃腸不良を起こす原因となるピロリ菌、口移しで物を食べさせたり、お箸やスプーンを共有することでうつるミュータンス菌は、微生物、バクテリア類とされ、細菌、結核菌や乳酸菌は真正細菌です。

他にもさまざまな菌があります。

こちらのカテゴリでは、菌と病気の関係について、それぞれの菌の特徴や対策、などをご紹介しています。

細菌と病気の関係

現代のお子さんたちは、抵抗力が弱い。などとよく言われています。

予防法として、うがい、手洗いを推奨されることは、とても大事なことなのですが、あまりに清潔にしすぎると、体の中の免疫が菌と闘うチャンスがないまま成長してしまうため、免疫を強くすることが出来ません。

その結果、人間が持っている自然治癒力を弱めてしまうことにつながります。病気をしないということは、健康であると思ってしまいますが、過剰な清潔は、菌に対する力を養えないのです。

・キレイすぎてもいけない!?
過剰な清潔が病気の原因ってご存知?抵抗力は細菌と戦ってアップする

ヘリコバクターピロリ菌の知識

一般的には、ピロリ菌と呼んでいますが、正式には「ヘリコバクターピロリ菌」という名称です。このピロリ菌は、経口感染するということが有名ではないでしょうか?

発展途上国などの上下水道が整っていないところなどの飲料水からの感染が多いとされていますが、はっきりとした原因はまだ分かっていない現状です。

日本は、このピロリ菌の感染率がとても高いのですが、それは、上下水道などの環境が整ったのが戦後であるため、それ以前に生まれていた方たちが、ピロリ菌に感染されている確率が高いからです。

ピロリ菌は、薬で除去しない限り、胃の中に棲み続けます。必ず胃に不調をきたすというわけではありませんので、普段は感染しているのかどうかは分からないと思いますが、胸やけや胃痛などを繰り返されるようでしたら、一度検査を受けて見られるとよいでしょう。

・ピロリ菌の基礎知識
ヘリコバクターピロリ菌の知識を教えてください!
あなたも感染しているかも!?胃の健康とピロリ菌

ピロリ菌を感染する確率が高い行為として、幼児への食事の口移し、食器の共有などが上げられます。ピロリ菌に感染している母親や祖母の唾液に含まれるピロリ菌が、口移しなどの行為によって、お子さんの体内に入ってしまうからです。

一度胃の中に入ったピロリ菌は、胃の強い酸に負けることなく、胃の中に棲み続けます。長い間の潜伏期間を経て、大人になって、体力や抵抗力が落ちたときに、悪さを始めるのです。ピロリ菌の予防法は、感染させないこと。口移しでの食事は、しないようにしましょう。

・やってはいけない口移し
祖母からの感染がみとめられたヘリコバクターピロリ菌

ミュータンス菌の知識

虫歯を防ぐには、食後の歯磨き!と言われてきましたが、歯磨きだけでは、虫歯を防ぐことが出来ないということが分かってきました。虫歯にはさまざまな原因がありますが、その中でも大きな原因となるものに、ミュータンス菌という細菌による感染症が上げられます。

ミュータンス菌は、感染者の唾液に含まれ、その唾液を経口することで、感染します。ですから、母親や祖母が、ミュータンス菌感染者だった場合、口移しでの食事を与えたりすると、お子さんが感染することになるのです。

また、このミュータンス菌にはいくつかの種類があり、血液の中に入り込んで、白血球を攻撃し、脳出血、潰瘍性大腸炎のリスクを上げるものがいます。恐ろしい病気を引き起こさないためにも、ミュータンス菌に感染しない、させないことが大事です。

・歯磨きでは虫歯を予防できない?
感染する!?ミュータンス菌(虫歯菌)の怖さと対策
虫歯だけじゃない!恐ろしすぎるミュータンス菌の実態

ボツリヌス菌の知識

ボツリヌス菌と聞くと、食中毒を起こす強力な細菌だということをご存じの方は多いと思います。ですが、このボツリヌス菌は、意外な力を持っていることが分かってきました。

近年よく耳にする「ボトックス注射」ですが、このボトックス注射は、美容の面、医療の面で、大きな成果を上げているようです。

このボトックス注射こそ、ボツリヌス菌の毒素を無毒化して医薬品としたもの。このボトックス注射などを使用できる病院、医院は、限られていますので、希望をされる方は事前に確認、予約をされてから来院された方がよいでしょう。

・ボツリヌス菌の力
シワ取りだけじゃない!実はボツリヌス菌ってこんなにすごかった

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