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味覚の秋に食中毒多発!この時期に食中毒が多発する理由と予防法

10月に入ると、まさに「味覚の秋到来」という感じですね。果物を中心に今が旬の食材が多くなります。しかし、これに伴って食中毒の発生も多くなる事をご存知でしょうか。

1年のうちで最も食中毒が多く発生する月が10月で、次いで7月・8月というのは意外です。

食中毒と言えば、気温の上昇によって腐敗し始めた食べ物を口にする事が原因で発症します。当然、夏場の暑い時期は比較的気を付けますが、いくらか涼しくなってくるこの時期はたいてい大丈夫だろうと思いがちです。

しかし、冬の寒い時期とは全く環境が異なるので、そこに大きな落とし穴があります。この他にも秋に食中毒が多く発生する原因があります。

また、秋は夏バテなどによる抵抗力の低下や消化器官が弱っているので、ちょっとした事が原因となり、食中毒をおこしやすくなっています。

秋に食中毒が多い理由

1.キノコ狩りのシーズンである

何と言っても秋はキノコ狩りのシーズンなので、キノコ類による食中毒が多くなります。キノコの中には専門家でも見分けにくいような、よく似た種類が多くあるので十分気を付けましょう。

実際、朝市で地元の人が採ったキノコを出したところ、キノコ中毒が発生した事例があります。

  • キノコの見分け方は専門の知識が必要なので、昔からの言い伝えなどを安易に信用しない
  • 毎年同じ場所に同じキノコが生息しているとは限らないので、去年もここにあったからなどの思い込みは禁物
  • 食用と判断しにくい場合は、採取や摂食を控える(販売なども禁物です)

2.野外で食事する機会が増える

秋は行楽シーズンで、運動会や野外活動など屋外で食事をする機会が多くなります。この時期に多いのが、カンピロバクター・腸管出血性大腸菌・腸炎ビブリオ菌・サルモネラ菌です。

秋と言えども日中は気温が上がるので、不十分な調理法や弁当の保管場所を誤ってしまいがちです。

  • 調理によって十分加熱し、容器に詰める時はあら熱をとる
  • 屋外に弁当を保管する場合、直射日光をさけ涼しい場所に置く

3.細菌が付着した魚を食べる

サンマなど秋が旬の魚は要注意です。腸炎ビブリオ菌は魚に付着している事もあり、この細菌は秋が一番繁殖します。刺身などで食べる場合は気を付けましょう。

  • 出来るだけ生食をさけ、十分加熱してから食べる
  • 調理器具などの衛生に気を付ける
  • 魚を購入する店の商品管理や衛生状態をチェックする

4.免疫力の低下

秋は夏バテによる体力の低下や、冷房・冷たい物の摂り過ぎで消化器官が弱っているので、免疫力も下がっています。ちょっとした事で様々な病気にも感染しやすくなっています。

食中毒になった時の対処法

食中毒は、原因によっても対処法が異なりますが、症状はほとんど同じです。

下痢・嘔吐・発熱・倦怠感・腹痛などの症状の他に、キノコ類による食中毒は、体のしびれや幻覚症状も現れる場合もあります。

キノコ類の食中毒は、短時間で死に至る事もあるので、すぐに医師の診察が必要です。この他に食中毒の対処法は主に以下のようになります。

  • 安静を心がける
  • 下痢や嘔吐で体内の毒を排出しようとしているため、むやみに下痢止めや吐き気止めを服用しない
  • 脱水症状にならないように、水分をゆっくり少しずつ補給する(常温のスポーツドリンクやお茶など)
  • 嘔吐がおさまり始めたら、8分粥などから少しずつ食べる

嘔吐や下痢など症状が治まらなかったり、血便・意識障害などが現れた場合は、ただちに医師の診察を受けましょう。

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