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爪が剥がれた時の正しい処置と注意点!適切な対処が重要

指を怪我した少年

指をぶつけた時に、爪に強い衝撃がかかって爪が剥がれてしまうことがあります。少し浮いている程度のこともあれば、全部剥がれてしまうことも…。

想像しただけでも痛そうな怪我ですが、突然に爪が剥がれてしまった時、あなたはどのように対処すれば良いのかご存知ですか?

応急処置がその後の爪の回復に影響します。そこで爪が剥がれてから回復するまでの適切な処置法について紹介したいと思います。

爪が剥がれた!適切な処置で爪は再生するのでご安心を

私達が普段、爪のありがたみを感じることはないかもしれませんが、爪はなくてはならない重要なパーツなんですよ。

もし爪がないと、指で物をつかんだり歩いたりすることができません。指先には途中までしか骨が通っておらず、爪があるおかげで指先に力を入れることができているのです。

爪が剥がれ落ちてしまうと大変ですが、爪は剥がれても新しく再生してくるものなので、心配いりません。ただし、爪が正常に再生するためには、爪が剥がれた時の適切な処置が必要になります。

今回は、「爪の一部が剥がれかけている場合」と「爪が全て取れてしまった場合」の応急処置と注意点を説明していきます。

ドアに指を挟んだ、家具の角に足の指をぶつけた、指先に重い物を落としてしまった…日常のちょっとした事故でも、爪はあっけなく剥がれてしまうことがけっこう多いんですよ。

剥がれた爪を見てパニックになってしまうかもしれませんが、とにかく応急処置が重要なのです。落ち着いて適切な処置をしましょうね。

1.爪の一部が剥がれかけている場合

指先をぶつけたりして激痛が起こったら、指先を確認してください。爪が剥がれているなら、爪の一部がぐらぐらしていたり、爪の下に出血や内出血がみられます。

爪の正式な組織名を用いて説明すると、爪床(そうしょう)にくっついていた爪甲(そうこう)の一部が剥がれてしまった状態といえます。

structure of nails

爪甲は私達が一般に爪と呼んでいるところです。爪床は皮膚組織の一部で血管と神経が通っています。

爪甲が剥がれる時に痛みや出血が起こるのは、爪床を傷めてしまうためです。また指先には神経が集まっているため、爪床を怪我した時には痛みが強くなります。

残念ながら、爪床から一度剥がれてしまった爪甲が元通りにくっつくことはありません。ですから、そのまま爪の成長を待って剥がれた部分が上へ押し上げられていくのを待つことになります。

ぶつけた痛みはしばらくするとひきますが、いつまでも痛む場合は爪や骨を怪我している場合もあります。

指が次第に腫れていったり痛みが強くなっていくようなら、骨折しているおそれもあるのですぐに整形外科を受診してくださいね!

爪の一部が剥がれた時の応急処置

爪の一部が剥がれたら、まず水道水で患部を十分に洗い流してください。そして消毒をした上で爪甲全体を爪床に密着させ、包帯を巻いて固定します。

応急処置をした後は整形外科の受診をおすすめしますが、爪の剥がれた面積が小さい場合は、受診せずに家庭で様子を見て自然に回復させることも可能です。

応急処置の後は、新しい爪が再生するのを待つだけとなります。爪の根元にある爪母(毛でいう毛根のようなもの)を損傷していなければ、爪を固定して清潔を保つだけで無事に新しい爪が生えてきます。

爪は剥がれた部分を取り除く必要はありません。爪甲が剥がれた後の柔らかい爪床を保護するカバーとして、そのまま温存しておくのが良いですよ。

また病院に行っても残った爪を全て剥がしてしまうといった治療をすることはないので、安心して受診してください。

新しい爪が生えそろうまでの注意点

新しい爪が完全に再生するまでには数ヶ月かかります。

爪が生えそろうまで医師の指示に従って患部のケアを続けてください。受診せずにセルフケアをする場合は、毎日水道水で患部を洗い流し、爪を固定したまま絆創膏と包帯で患部を保護します。

爪が剥がれた時に気をつけたいのが、ばい菌の感染です。傷口が菌に感染すると爪周囲炎や化膿を伴うひょうそを併発するおそれがあります。

傷口が乾燥するまでは、毎日消毒したり薬を塗ったりして菌の感染を防ぎ、絆創膏や包帯は毎日交換します。また、患部に菌が付着しないようにしっかり保護し、汚れた手で患部を触らないように注意して過ごしてください。

また剥がれた爪が浮いていると、服を着替える時などに引っかかって、爪がさらに剥がれてしまうこともあります。爪が何かに引っかからないよう、爪甲を爪床にしっかり固定させて包帯などでしっかり保護しておきましょう。

なお、新しい爪が生えてきたら、剥がれて邪魔になっている部分は切り取ってかまいません。古い爪がまるごと抜け落ちることもありますが、新しい爪が生えてきたために取れたものなので問題ありません。

2.爪が全部剥がれてしまった場合の応急処置

爪への衝撃が強いと、爪が全部剥がれてしまうことがあります。たいていは出血と強い痛みを伴い、すぐに受診が必要となります。

爪がほとんど剥がれた、または爪が全部剥がれてしまった場合は、水道水で爪と患部を十分に洗い流し、爪甲を爪床に固定して絆創膏や包帯で固定させ、すぐに整形外科を受診してください。

消毒をしたり痛み止めの薬を処方してもらうのが主な治療となりますが、剥がれた爪を縫って固定する場合もあります。いずれにしても剥がれ落ちた爪は死んでしまっているので、あとは新しい爪が再生するのを待つしかありません。

新しい爪が生えそろうまでの注意点

爪床の傷を受けた面積が広い分、菌に感染しやすくなっているので、とにかく清潔に保つことが必要です。

根元から爪が剥がれている場合、爪母が損傷して新しい爪の再生に時間がかかったり、でこぼこした爪が生えてくることもあります。回復するまで時間はかかりますが、医師の指示に従って手当を続けてください。

入浴する時は、ビニール手袋やビニール袋などで患部が濡れないように保護すると良いでしょう。

指先が腫れてきたり化膿がみられる場合には、菌に感染して炎症を起こしていることが考えられるのですぐに受診して治療を受けてください。

指先を怪我すると不便!早く治すために実践したいことは?

指先を怪我している間は、何かと不便に感じることが増えます。物が掴みにくかったり、思い切り運動できなかったり…。

爪が完全に再生するまでの時間は、怪我の状態や個人の爪の伸びるスピードによって異なりますが、爪の伸びるスピードは1日に0.1mmと言われており、爪が生えそろうまで2,3ヶ月~1年くらはかかってしまいます。

気長に回復を待つしかないようですが、爪に栄養を送ってやれば爪の成長が促進され、爪が多少は早く伸びるようになります。

爪の成長に必要な栄養素を摂取する

爪の主な材料はケラチンというたんぱく質です。爪の成長にはたんぱく質が欠かせません。また亜鉛や鉄が不足すると爪の成長が悪くなるので、たんぱく質と共に亜鉛と鉄もしっかり摂取するよう心がけてください。

栄養素 含有量の多い食品
たんぱく質
  • 肉・魚
  • 豆類・豆腐・納豆
  • 乳製品
亜鉛
  • 牡蠣
  • 牛肉
  • レバー
  • うなぎ
  • レバー
  • アサリ・シジミ
  • ひじき
  • ほうれんそう

指の血行を促進させ、爪に栄養を送りこむ

またせっかく食事から栄養を取り込んでも、爪に行き届かなかったら意味がありません。爪の細胞に送られる栄養は血液が運んでいるので、血行が悪い人は指の末端まで栄養が届きにくいこともあります。

爪の成長を促進させたい場合は、手を温めたり指先のマッサージをしたりして血行を促進させましょう。

マッサージといっても、指は怪我をしていますので患部を避けて指を軽く揉んだり、爪の根元をやさしくさする程度にとどめてください。入浴後や日常生活で気の付いた時にマッサージを行なうと良いですよ。

新しい爪の乾燥を防ぐ

新しい爪が生えて来たら、元通りのきれいな爪になるよう、爪の表面を保湿すると良いでしょう。爪が乾燥すると、歪んだりもろくなったりしやすいのです。

爪専用のトリートメントオイルまたはオリーブオイルやワセリンを爪の表面に薄くのばし、爪の表面の乾燥を防ぎましょう。

ただし傷口がまだ湿潤している場合はオイルなどを爪に塗らないでください。

爪が生えそろうまでは「再び元通りに治ってくれるのかな?」と不安ですよね。

積極的に爪に良いことをしてあげましょう。1日も早く健康な爪が戻ることを祈ります!

なるほど安心!爪が抜け落ちても指先は保護されています

不幸にも爪の剥がれてしまう痛々しい怪我は、小さな子どもから高齢者まで誰にでも起こりやすいものです。素足でサンダルを履いている時、運動中や転倒時に起こりやすいので注意してください。

ちなみに、爪が剥がれると「新しい爪は下から生えてくる」と思っている方が多いのではないでしょうか。

確かにその通りなのですが、それだけでなくむき出しになった爪床が少しずつ硬い爪に変身していくのです。爪のない指先を保護するために柔らかい爪床の皮膚が爪に変化するわけですね。

私も自分の爪が剥がれ落ちた時、爪床が爪に変化していくのを見て「人体の仕組みはうまくできているなあ」と感心してしまいました。

爪が剥がれても応急処置からその後のケアまできちんと行っておけば、いずれはこのように治っていくものです。万が一に備え、今回紹介したケア法を覚えておいてくださいね。

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