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喉に詰まらせた!ハイムリック法・背部叩打法など窒息時の応急処置

雑煮の餅

お餅を喉に詰まらせてしまう事故がとても多いことはご存じですか?特にお正月の時期、家族が久しぶりに揃って楽しい時を過ごすはずが、お餅を喉に詰まらせて大変なことになってしまう事故が相次いでおり、毎年テレビでも話題に上ります。

厚生労働省によると、毎年約9000人の人が不慮の窒息により命を落としています。正月を含む冬の時期は特に多く、一か月で1000人を超えます。そしてやはり一番被害に合っているのは65歳以上の高齢者であり、不慮の窒息による死者の8~9割に当たります。

今回の記事では高齢者の方や乳児がいらっしゃるご家庭でもお餅を安全に食べられる方法と、もし詰まってしまったときにできる対処法をご紹介いたします。

お正月を実感させてくれる縁起物であり、みんな大好きな美味しいお餅。せっかく家族や親せきとの楽しい食事が悲劇に繋がらないよう、まずはしっかり安全な食べ方を学び、取り入れていただきたいと思います。

それでも万が一お餅が喉に詰まってしまった場合の対処法もこの記事でしっかり頭に入れておき、いざというときのために落ち着いて対応できるよう準備をしていきましょう。

もしもお餅が詰まってしまったら!緊急時の対処法!

家族の誰かがお餅を喉に詰まらせてしまい、焦らない人はいない思います。しかし、救急車が到着するまでの数分の対処で結果が変わるかも知れません。できるだけ落ち着いて下記の対処法を行っていきましょう。

まずはじめに、正常な呼吸が行われているかを確認します。

喉にお餅が詰まってしまい

  • 水も飲めない
  • 言葉が話せない
  • 詰まったのか聞いてもうなずいたりしかできない

場合は気道に入っている可能性があります。

親指と人差し指を広げ、手で首を抑える仕草はチョークサインと言い、窒息のサインです。

チョークサイン

そのままお餅が取れない状態が続くとやがて呼吸困難により顔の色が変わってきたり意識を失うことにもつながりますのでただちに救急車を呼びましょう。

気を失っていないから救急車は大事だと思って呼ばすに済ますと、命はとりとめても低酸素状態が長く続いたことによる障害が残る可能背もあります。

窒息時間が長ければ長いほど危険な状態に陥ったり、後遺症が残る可能性も上昇しますので、焦らず、しかしすみやかに119番に住所と氏名、お餅をいつどれくらい食べたかなどを伝えましょう。

携帯電話からかける場合は自宅から離れた消防署にかかる場合もあるのでより正確に伝えることが大切です。

119番にかければ通常6~8分ほどで救急車が到着しますが、もし気道が完全にふさがり意識がない状態だと5~6分で命に関わる危険性が出てきます。

なのでその大切な数分のあいだにできるだけの応急処置をしましょう。

  • 意識や反応がある場合
  • 意識がない場合

ふたつの場合では応急処置の方法が異なりますので、それぞれ見ていきましょう。

意識、反応がある場合の対処法

できそうならなるべく咳をさせましょう。咳をすることは喉に詰まっている異物を取り出すのに有効です。

苦しいとき人は胸を叩き咳を促しますが、それと同じように背中をどんどんと叩いてあげましょう。

【背中叩打法の実施手順】

① 食べ物を詰まらせた人(以下「傷病者」といいます。)が立っているか座って いる場合は、やや後方から片手で傷病者の胸もしくは下あごを支えて、うつむ かせます。

(傷病者が倒れている場合は、傷病者を手前に引き起こして横向きに し、自分の足で傷病者の胸を支えます。片手で傷病者の顔を支えます。)

② もう片方の手のひらの付け根で、傷病者の肩甲骨と肩甲骨の間を強く4~5 回、迅速に叩きます。
③ 回数にとらわれず、異物が取れるか、反応がなくなるまで続けます。

背部叩打法の方法

叩く方向としては頭の方に向けて行って下さい。また傷病者が立っている場合にも倒れている場合にも気道が一直線に確保されるよう下あごを支えて下さい。

背中叩打法は立っていても座っていても行える簡単な方法です。かなりの高齢者ですと骨も弱くなっていますので強く叩くことで確かに負担がかかりますが、気道が3分以上閉じたままですと死亡する可能性が一気に高まります。

この状況に陥ったときにはそんなことは言っていられません。躊躇せずしっかりこれを実行してあげることで命を救うことができるのです。お餅が口から出てくるか、胃に落ちて正常な呼吸が戻るまで続けて下さい。

また、背中叩打法で解決しない場合、次は「ハイムリック法(上腹部圧迫法)」を行いましょう。ハイムリック法とは肺を圧迫することで喉に詰まったお餅を吐き出させる効果があります。

腹部突き上げ法(ハイムリック法)

傷病者の後ろから、ウエスト付近に手を回す。片方の手で握りこぶしを作り、その親指が傷病者のへその上方で、みぞおちより十分下方の位置にくるように握りこぶしをあてる。もう片方の手で握りこぶしを握り、すばやく手前上方に圧迫するように突き上げる。

※腹部の内臓を損傷する可能性があるため、この方法を実施後は医師の診察を受けること。
※妊婦(お腹が大きい)や乳児には、この方法は行いません。

ハイムリック法の方法

こちらはかなり効果のある方法ではあるのですが、実はこの方法、胃や肝臓が破裂したり、器官に穴が開いたりなどの内臓損傷・合併症を起こす危険性があります。何度が試しても状況が変わらなければ再び背部叩打法に戻りましょう。

また腹部を強く圧迫する方法なので、上にもあるように妊婦や小学生以下の子どもには行わないで下さい。

意識を失っているときの対処法

上記の方法を試しても意識がなくなった、状況が悪化してしまった場合、もし口の中に喉に詰まった物が見えたら手で直接異物除去を行います。入れ歯を装着していたら外してから行って下さい。

気道異物の除去の方法
(1)指交叉法:
呼吸困難となった人の頭側に位置し、両方の親指を下顎の歯に、人差し指を上顎の歯に宛、口を大きく開けます。左手はそのままの状態にし、右手で口腔内を奥まで探り、掻き出すようにして詰まったものを除去します。

(2)舌・下顎挙上法:
呼吸困難となった人の左側に位置し、左手の親指を舌にのせ、他の指を下顎の舌にあて、舌と下顎を一緒に鷲掴みにし上方に引っ張り上げます。そこで右手の指を口の中の奥までつっこみ、異物を掻き出します。

もし喉の奥にお餅が見えてもあまり奥の方にあると取り除くのは困難です。余計お餅を喉の奥に押し込んでしまう可能性もありますので無理に奥まで指を入れないよう注意して取り除くようにして下さい。

それでも状況が変わらなければ心肺蘇生法に移りましょう。心臓マッサージと人工呼吸を交互に行います。食べ物で喉が完全にふさがっていることは少ないので直ちに空気を送るようにしましょう。

人間は心肺停止状態になると1分ごとに救命率が7~10%も下降します。そのような意味で、救急隊員より周りにいる身近な人達の応急処置は本人の救命に大変大きな意味を持ちます。

まず、空気が通りやすいように気道を確保します。頭を反らしあごを上に持ち上げ、口と喉が一直線になるような体勢にさせます。首の下に枕などを置くと位置が安定しやすくなります。

この状態から心肺蘇生法を行っていきます。胸骨圧迫30回と人工呼吸2回のセットを絶え間なく繰り返し行います。

1.正しい場所を探す
胸の真ん中にある平たい骨(胸骨)の下半分の真ん中を押します。およそ、乳首と乳首の中心付近です。正しい位置に手のひらの付け根を置き、もう一方の手を重ねます。

※胸骨の一番下に突き出ている剣状突起を折らないようにするのが重要。

2・正しい姿勢で押す
体に対して垂直になっているのがポイントです。長く続けられます。力で押すのではなく「体重移動」で胸の厚みの4分の1から3分の1程度押し込みます。そして、胸がしっかり戻るまで十分に圧迫を解除します。

心臓マッサージの方法

1.気道を確保した姿勢から、額側の手の親指と人差し指で傷病者の鼻をつまみ、吹き込む息が鼻から漏れ出さないようにする。

2.口を大きく開き、傷病者の口をおおうように密着させる(1歳未満の乳児の場合は、口と鼻を同時に口にふくむ)。

3・約1秒かけて、傷病者の「胸が上がることが確認できる程度」の息を吹き込む。

4・いったん口を離し、息が自然に吐き出されるのを待って、2回目の吹き込みを行う(1回目で胸が上がらなかった場合は、気道確保をやり直してから2回目を吹き込む)。

人工呼吸の方法

最後にもう一つ、掃除機で吸い取るという方法もあります。方法は、まず口を大きく開かせ、唇と舌をしっかりと押さえます。掃除機は細いノズルに付け替え、まだスイッチは入れない状態で喉の奥まで差し込みます。

差し込んだらスイッチを入れます。このとき最大出力で行いますが、吸い込む時間は短めに収めましょう。差し込みが不十分だったりスイッチを入れてから口の中に掃除機を差し込むと舌を吸い込んでしまうので注意して下さい。

ただこの方法は正しい方法でやらないとかえって肺に負担がかかったり口内を傷付けてしまう可能性があり、現在はあまり推奨されていません。よほど尽くす手がなくならない限りは行わない方が無難です。

子どもの気道異物の除去

小さな子どもにお餅を与えるときは上記に書いた通り万全の体制で食べさせることが大切ですが、それでも詰まってしまったら慌てず、状況を見極め最適な対処ができるよう手順を覚えておきましょう。

まず小学生以下の子どもにはハイムリック法は行えませんので、背部叩打法のみで対処します。子どもに行う背部叩打法のやり方は以下の通りです。

  1. 腕かももの上に乗せる。このとき子どもの頭が胴体より下になるようにする。
  2. 左右の肩甲骨の間を手のひらの基部で強めに5回ほど叩く。

子供の背部叩打法の方法

この方法は小学校低学年(8歳くらい)までなら共通して行える方法です。少しかわいそうですがさする程度だと効果がないのでしっかり強く叩いてあげて下さい。6~7歳くらいでしたら腕やももに乗せるのは難しいので大人が片足を立膝にしてそのうえをうつ伏せの状態で乗せて下さい。

また目安として7歳以上であるならばハイムリック法を行うこともできますので状況によって使いわけて下さい。

意識がない場合は心肺停止している可能性がありますので、119番よりまず心肺蘇生法を行って下さい。

注意点

酸素が届かない時間が長ければ長いほど命の危険があります。実際そうなれば誰でも焦ってしまうし、恐怖を感じます。そうならないためにも未高齢者や子どもがお餅を食べるときは注意を払い、未然に防ぐことが一番大切です。

もし対処する人が一人という状況の場合は、できるだけ他の部屋にいる家族や近隣の人に助けを求めましょう。一人で行うよりも、他に助けてくれる人は多い方が応急処置を行う方にしても心強いですし、その間に119に電話をしてもらうこともできます。

またもし上記の方法でお餅が口から出たとしても、良かった良かったとそのまま何事もなかったかのように過ごすのは危険です。

特にお年寄りの場合は呼吸停止していた時間がいかに短時間であっても体に何らかの負担がかかっている可能性が高いので、すぐに病院で事情を説明し体に異常がないが調べてもらう必要があります。

一人のときにお餅が喉に詰まってしまったときは、胸をたたき、咳をたくさんするようにしましょう。また壁に背中をつけて自分でハイムリック法を行いましょう。

お餅による死亡事故は毎年多数起きている

東京消防庁の調査によると、都内の管轄地域だけで2014年までの5年間のあいだに586人の人が食べ物を喉に詰まらせ救急搬送されています。その中でも元旦から3日間は突出して被害者が多くでており、死者は9人にものぼっています。

被害者は高齢者とともに乳児にも多い

被害者の中で高齢者が多い理由としては、飲み込む力や唾液の分泌量などの身体機能が低下するからです。奥歯がなかったり入れ歯を使用している方が多いので咀嚼も若い人のように満足にできていない可能性があります。

お餅など噛み切りにくいものは特に何度も咀嚼して十分に細かくなってから飲み込む必要があります。

しかしあごが安定しにくく口内の感覚も落ちている高齢者はお餅が大きな状態のままで飲み込んでしまうことがあり、そのまま息を吸い込んでしまうことによりお餅が喉にひっついてしまう原因となってしまいます。

また詰まったお餅を咳き込んで吐き出す肺活量が少ないこともこの危険性を高めます。

しかし危険なのは実は高齢者だけではありません。1歳未満の乳児にも事故が起きています。細かく切ってあげたつもりでも赤ちゃんの喉はとても小さく咀嚼する力も十分ではないので、できれば3歳くらいまでは与えない方が確実です

お正月など、家族でお餅を食べる時などにどうしても一緒に食べさせたいという場合は、下記の項目にある「喉にお餅を詰まらせない食べ方」を参照に、慎重に与えましょう。もちろん数は比較的少ないにしても、40代~の中年世代や若い20代にもこの事故の例はあります。

どちらにしても、お餅は噛み切りにくい上粘着力がありひっつきやすい性質の食べ物であるため、食べるときはゆっくり、特に高齢者や乳児・幼児が食べる際は必ず誰かと一緒に慎重に食べるということを意識し、細心の注意を払うことが大切です。

もう一つの原因、正月を含め冬に多い理由

救急搬送される数は季節で言うと12月~2月の冬が最も多いです。その理由はお餅の持つ性質にあります。お餅は熱が加わると柔らかくなりますが、表面温度が40度前後になると堅くなりはじめます。食べている最中にも冬場は冷めるのが早く、堅くなりやすいです。

また口の中で咀嚼しているあいだに体温と同じくらいの36~38度くらいに下がります。そうなると飲み込ぬときには喉にひっつきやすい堅さと粘着性が出てきてしまい、危険性が高まるのです。

さらには高齢者の場合、冬の寒い時期は特に体の機能が衰えているため、咀嚼力や飲み込み力が弱まっているというのもあります。

消費者庁や消防庁からも、お餅の危険性や緊急対応の方法などが呼びかけられていますが、犠牲者は毎年減ることなく、必ず多数出ています。

根本的に高齢者の増加も理由の一つにはありますが、やはりお餅の危険性があまり知られていない、いざという時の知識を持っている方が少ないなど、他人事として見られている点が上げられます。

まずは喉にお餅が詰まるのを防ぐこと!これが一番大切

お雑煮やおしるこ・・・味付け次第で色んなアレンジが効くお餅。危険な部分は確かにありますが、一切食べられないというのもさみしいですよね。お餅を安全に食べるためには「喉に詰まらないようにする食べ方」の知識を付けることが大切です。

難しかったり面倒くさいものはありませんが、これらを守るようにするだけで重大な事故が起きる確率を大幅に軽減させることができます。

喉に詰まることを防ぐ食べ方

1.お餅をあらかじめ小さく切っておく
小さな子どもや高齢者にとって大きいお餅を噛み切ることはなかなか大変です。なのでお餅は最初から喉に詰まらせる危険がないくらいに小さく切っておきましょう。目安としては1㎝角以下のサイズです。

またどうしても乳児にも食べさせたいという場合は米粒ほどのサイズまで細かくしてから与えるようにしましょう。

2.とにかくよく噛む
お餅を口に入れ、ゆっくりとよく噛んでから飲み込むようにしましょう。細かくなっていまないまま飲み込もうとすると喉に引っかかりやすいので危険です。それに飲み込む行為に唾液は非常に重要なものになります。

よく噛むことは唾液がたくさん出てお餅に絡むことでどろどろにしてくれるので喉にはりつくことを防ぐ効果があります。具体的な回数としては30回くらいが目安になります。

いちいち数えるのはやりにくいということでしたら普段はもう飲み込むタイミングだというところからプラス5~10回くらい噛んでから飲み込みましょう。

3.お餅を食べる前、食中にもこまめに水分を摂る
お餅を食べる前には、お茶やお吸い物でも何でもいいので一口飲み口内と喉を潤してから食べるようにしましょう。また食事中にもこまめに水分を摂り喉の潤いをキープしつつ食べればスムーズに飲み込みやすくなります。

お餅がおらかじめ汁物に入っているものなら合間に水分がとれるのでおすすめです。しかし食事中に水分を摂るのは喉の潤いを保つためなので、お餅を流し込むような食べ方は絶対にやめましょう。

摂った水分が喉を通ってから、次のお餅を口にするということが重要です。高齢者の場合は特に唾液が少ないので喉を潤すことでその分安全に食べることができます。

高齢者に限らず朝、寝起き直後はまだぼーっとしていて喉の動きも鈍い状態なので、食べる前に少し準備運動替わりにお話しする時間を挟んだり、すぐに食事をするような場面でも先に飲み物や汁物で口や喉を食べ物に慣れてからお餅を食べるようにしましょう。

4.他事しながらお餅を食べない
お餅を食べる場面として、やはりお正月は家族や親せきと一緒にわいわいと食べることが多くなると思いますが、話に夢中になってしまうとどうしてもお餅が気道に入りやすくなってしまい危険です。

また子どもは元旦の特別な雰囲気でいつもよりはしゃいでいるなどすると、これも咀嚼や飲み込みが他に気を取られておろそかになってしまうため喉に詰まらせる要因となります。

歩きながら、遊びながら、しゃべりながらは食べさせないようにし、落ち着いてからゆっくり食べるよう注意しましょう。お餅を食べるときは食べることに集中し、飲み込むときもなんとなくではなく意識して飲み込むようにするくらいが安心です。

5.なるべく一人で食べない
お年寄りにも小さな子供にも、なるべく一人では食べさせないようにしましょう。

一人に一人が側で見守るくらい注意を払うくらいの意識で、もしもたくさん子どもがいてお父さんとお母さんだけではなかなか全員を見届けることが難しい場合は時間差で食べさせたり、兄弟の中の年長者が下の子を見守るという具合です。

お餅ごときで少し大変すぎると思う方もいるかも知れませんが、たくさんの中の一人がお餅を喉に詰まらせ様子がおかしくても、一斉に食べているとなかな気付くことができず見つけるまでに時間がかかってしまうかもしれません。

喉に詰まったときの対処はスピード勝負です。やりすぎということはありません。

その他、

  • 食事中に驚かせたり
  • 急に名前を呼んだりしない
  • 無理やり食べさせない
  • 話しかけない
  • 「おしゃべりは食べ終わってから」と決める

などが対策になります。
高齢者、小さな子供がいる場所では特に気を配るようにしましょう。

喉に詰まりにくいお餅も販売されている

高齢者に喉にお餅を詰まらせることによる窒息事故が多発していることから、喉に詰まりにくいお餅というものもいつくか販売しています。例えばうるち米を多く使用したお餅は、もち米で作ったお餅より粘着性が弱く、ひっつきにくいお餅になります。

またお米自体を使わず”もち小麦”という小麦を原料に作っているものもあり、これをお餅にすると歯ごたえもお餅のような食感を楽しめ、また簡単に噛み切れるということで普通のお餅に比べると大変飲み込みやすくなります。

他にも普段食べるような普通のお米を混ぜているものや原料の半分がこんにゃくで繋ぎにもち米が使われていつものもあり、いずれも噛み切りやすく喉に詰まりにくいように作られています。

しかしネットで販売しているものとなると種類はあまりありませんが、気になる方は一度試してみるのもいいと思います。

毎年死者を出しているお餅・・・他人事じゃない!

注意喚起さされても毎年一行に減少しない、喉にお餅を詰まらせる窒息事故。これほど危険なものにも関わらず、あまり身近に感じている人は少ないようです。

食べなれているはずのお餅ですが毎年必ず死者が出ていることも事実であり、もちろんそれは自分の近くで起こる可能性もあります。

危ないからといってもおじいちゃんおばあちゃんの大好きな文化食であるお餅を食べられないのはかわいそうなので、やはり喉に詰まりにくいポイントとおさえ、安全にお餅を楽しみたいですね。

窒息により意識を失ってしまうとまさに1分1秒が勝負になります。万が一の時の対処法は、起こってしまってからネットで検索していては間に合いません。だからこそ今、起こるはずがないと思い込んでいる時にこそ知識として付けておく必要があります。

目の前で喉にお餅が詰まり人が苦しんでいる状況は、たいてい誰でも初めてのことなので驚きますし恐怖も感じますので、多少焦ってしまうのも仕方ありません。

しかしそうなってしまった状況で何も対処しないということは、どんどん危険な状態に陥っているのを黙ってみていることと同じことになります。

手順や方法を多少間違うことを恐れるより、勇気を持って応急処置を行うことが正解です。

キャラクター紹介
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