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釣りの最中、魚に刺されてしまった!危険な魚への対処法

最近は釣りガールなどという言葉が出るほど、女性の姿も釣り場ではよく見られるようになりました。釣りガール達は夏は長袖につばの大きい帽子など、冬は体のあちこちに使い捨てカイロを張り付けるなどして、暑さ寒さ対策には万全の準備を怠りません。

そして、「釣り」をするための情報、天気、風向き、潮の流れ等の情報を携えて釣り場に向かいます。こうして、万全を期して楽しい釣りを始めるのですが、時には狙ってもいない魚を釣ってしまい、その魚が有害な魚であったりすることもしばしばです。

快適な「釣り」をするためにも、そんな有害な魚の知識も天気などの情報と共に携えていかれたらいかかでしょうか。

刺毒魚の代表格であるハオコゼに刺されたら、どうしたらいい?

まず、一刻も早く、熱いお湯(約45℃)に刺された箇所を浸します。早く始めるほど効果があります。30~90分、あるいは痛みがとれるまで浸しておきます。もし、硫酸マグネシウムが手に入ればより効果的です。

お湯の温度は38~41℃くらいでも効果はありますが、いくら熱いのがいいといっても、50℃以上のお湯でやると、逆に組織を痛めてしまうことになります。

ハオコゼってどんな魚?

波止や護岸などで釣りをしていると、エサ取りの魚、つまり釣れてほしくない魚が針にかかってしまうことが頻繁にあります。その迷惑な魚の一つがハオコゼ(別名 カナコギ)です。

ハオコゼは本州の中部より南部地方でよく見られる魚で、全長7~10センチの小さな魚です。背びれには14本の毒を持ったとげがあります。余談ですが、ハオコゼは小さい魚なので食べるところはあまりありませんが、オコゼの仲間なので白身でおいしいらしいです。

ハオコゼに刺されると始めはチクッと瞬間的な痛みがきますが、その後、強烈な痛みが2~3時間も続きます。一度にあちこちに刺されると、傷の周囲が赤く腫れて、熱を持ってしまうこともしばしばです。

ハオコゼを針から外そうとしたときに、誤って刺されることが多いようです。又、干潮の時に潮だまりに取り残されることもあり、素足のまま潮だまりに入ったり、そこに素手で突っ込んだりして刺されたりすることもあるようです。

毒のあるトゲを持った魚を刺毒魚(シドクギョ)と呼びます

刺毒魚は約200種で、そのうち日本近海で見られるのはカサゴ科のオコゼ、ミノカサゴ、ハオコゼ、エイ類、ゴンズイなどです。刺毒魚の毒の成分はあまり解明されていません。

しかしこれまでの研究で、数ある刺毒魚に共通な性質があることがわかっています。その共通な性質とは、致死性の成分は非常に不安定で、熱で急速に分解、又、痛みを起こす成分も熱で分解するということです。

魚に刺された場合、このような共通な性質を持っているので、魚の種類はわからなくても、現場では前述したハオコゼと同じ処置をします。お湯につけることができなかった、つけるのが遅かった場合は、痛み止め、局所麻酔、神経ブロックなどを施す必要があります。

痛み、腫れが強い場合や全身症状がある場合は、医療機関を受診されることをお勧めします。

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