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救急車は限りある資源!呼ぶべきシチュエーションの見極め方

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救急車は誰でも利用することができます。

しかし、ここを大きく勘違いして、タクシー代わりに利用している人たちがいます。命に係わる重篤な状態でないにも係わらず、むやみやたらに救急車を出動させては、本来の目的を見失ってしまいます。

大切な資源である救急車の適切な利用法を、しっかり認識しておきましょう。

救急車の利用マナーが問われる現代

救急車本来の目的は、一人でも多くの命を助けることにあります。

自分の目の前で意識を失って倒れている人を発見した場合には、もちろん救急車を呼ばなくてはいけません。しかし、不必要な救急車の出動要請で、緊急時に救急車が使えずに、一人の命が奪われてしまうことも事実あるのです。

救急車の年間出動回数は、約600万件といわれています。これは、約5秒に1回の割合で救急車が出動している計算になります。この内、不必要な救急車の出動要請は約4割にものぼり、決して少なくはありません。

歯が痛いからと救急車を呼んでしまう人、入院するときに荷物が多いからと、タクシー代わりに簡単に救急車を呼んでしまう人、または引越したばかりで、近くにある救急病院が分からずに、救急車を呼んでしまう人など。

普通では本当に考えられない救急車の出動ケースが、実際に存在しているのです。

どんな状態なら救急車を呼んでいいのか

ではどんなときに救急車を呼んだらよいのか?代表的な事例をいくつか上げてみましょう。

意識がないとき

あなたの目の前で倒れている人を発見した場合、まずあなたはその人に声をかけますね。
そのとき、無理に身体を起こすことはせず、耳元で「大丈夫ですか?」と、何度か呼びかけます。

呼びかけに全く応じず、そして身体が全く動かない場合には、意識がないものと判断してすぐに救急車を呼びましょう。

呼吸をしていないとき

呼吸をしていないときも、上記と同様です。

意識と呼吸の有無は、命の危険性といつでもとなりあわせであることを、十分に認識していきましょう。

呼吸の有無を見るには、自分の顔を倒れている人と同じ視線において、お腹や胸の膨らみ、その動きを見てください。

呼吸の仕方がおかしいとき

呼吸をしていても、明らかに異常とも思える呼吸の仕方をしているときは、すぐに救急車を呼んでください。

判断が難しいときはけして一人では対応せず、近くにいる人に応援を要請しましょう。

大量の出血をしているとき

大量に出血している人を発見した場合にも、すぐに救急車を呼びます。

始めは意識があっても、大量の出血をしているとだんだんと意識が消失していきます。

  • 顔色が悪くなってきた
  • 全身が冷たくなってきた
  • 唇が真っ青になってきた

こんな場合には、血圧が一気に下がり意識が失われます。

外見の変貌も観察する上ではとても大切になってきますので、対応には十分注意してくださいね。

このほかにも、緊急の状態はたくさんありますが、意識と呼吸の有無は、生命を左右する非常に大切なポイントになります。これらを常に念頭にいれておくと良いでしょう。

救急車緊急コール

以下、救急車を呼ぶべきか迷った際の、緊急コール先を下記に明記しておきます。良かったら参考にしてくださいね。

♯7119(東京消防庁救急相談センター)

相談窓口先となっているところは、東京消防庁救急相談センターです。

医師や看護師、救急隊などが相談医療チームを結成して、24時間体制で年中無休、あなたの相談にのってくれます。救急車を呼ぶ際の見極め判断として、まずはこちらに相談をしてみましょう。

♯8000(小児救急医療電話相談事業部)

小児救急医療電話相談事業部です。

少子高齢化時代に突入し、我が国の小児科医師が大幅に減少しています。地域によっては小児科の受け皿が全くなく近くに小児科がないなど、小さなお子様をもつ保護者の方は何かと不安でいっぱいのことではないでしょうか。

そんなときこちらの番号を知っておくことで、いざというとき大きな力になります。小さなお子様をもつ保護者の方には、ぜひ覚えて頂きたい番号の一つです。

救急医療情報コントロールセンター

各都道府県には、救急医療情報コントロールセンターが設置されています。

お住まいの救急医療情報コントロールセンターの番号を把握しておくことで、いざというときに相談にのってもらえるでしょう。ぜひ調べておくことをおすすめします。

救急車を呼ぶか迷っているというときは、パニックを起こしている場合もあると思います。どうか落ち着いて、今ご自身ができることを考えましょう。

明らかに「大変だ!」というときは是非迷わず救急車を呼んでくださいね。

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