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「春に咳が止まらなくなるのは大陸からの砂が原因かも?」の本当

「コンコン」「コホコホ」春になると咳き込む人が増えてくるように思いませんか?春の咳と言っても原因は色々とあり、なかなか治り辛いのも特徴ではないでしょうか。

春の咳と聞いて一番最初に思いつくのが花粉症だと思います。花粉症は早ければ1月頃から見られるアレルギー症状で、咳や鼻水が特徴的な症状となります。また、春は季節の変わり目でもあり感染症にかかり易い季節でもあることから、風邪などの症状なのかも知れません。

しかし、花粉症や風邪でもないある問題が原因の咳が増加しているのです。その問題とはいったい何なのでしょうか?

その咳は大陸からの迷惑な贈り物が原因だった

春になると起こる問題とは何でしょう?・・・実は「砂」がその正体だったのです。春になると空が黄色く濁る日がありますが、これは中国大陸から運ばれてくる砂が空一面に舞い上がっている状態なのです。

この現象は「黄砂」と呼ばれており、春の偏西風に乗って大陸からわざわざ日本まで運ばれてくるのです。日本では春先から5月くらいまでがピークで、特に西日本での被害が多いようです。

黄砂が発生する時期は花粉の飛散時期と重なっており、喘息やアレルギー症状を持っている人には辛い季節になるのです。

我々の持つ砂のイメージは直径が0.5mm~1mm程度の砂場の砂ですが、黄砂は花粉よりも小さい粒子でできています。代表的な花粉であるスギ花粉の1/10の大きさで直径は4μmとなり、吸い込むことで簡単に気管支へ進入できることになるのです。

毎年のように飛来する黄砂ですが、知らない間に私達の身体を蝕んでいる可能性もあり、特に子供さんには注意が必要なのです。

黄砂の恐ろしさは粒子の小ささだけではなかった

黄砂の本当の恐ろしさは粒子の小ささだけではありません。学者の中には「黄砂は大昔から定期的に飛来しており、黄砂が運んでくれた栄養によって日本の土も豊かになるのだ」と発言している人もいるようです。

この話は全くのデマではないようです。確かに黄砂はアルカリ物質であり、大気中や土壌の酸性物質を中和してくれます。中和することで大気は綺麗になり、土は豊かになるのでしょう。

しかし、問題はこれではないのです。中国の経済発展は目覚ましく、工業においても著しい進歩を迎えています。しかし、その発展と引き換えに工場から排出される有害排出物により、大気は汚れ土壌の汚染も進んでいるようです。

最近ではPM2.5の問題でも解るように大気汚染の深刻さは増大しているようです。

このような状況で飛来してくる黄砂には、汚染物質が多く付着しているのです。また汚染物質と共にカビなどの微生物が付着していることもあり、それを吸い込むことは健康被害を発症させる原因になるのです。

これはウイルスにも当てはまることで、将来的には黄砂によって未知のウイルスが大陸から運ばれてくる可能性もあるのではないでしょうか?(怖)

春の咳と言えば花粉症を真っ先に考えてしまいますが、実は黄砂の方が危ない存在だったのですね。黄砂の予防は吸い込まないことが肝心。黄砂の飛来予報をチェックして、飛散が多い時は外出を控え洗濯物も外に干さないことを徹底しましょう。

黄砂は花粉よりも粒子が細かいので、花粉症対策のマスクでは効果がないかも知れません。マスクを着用するのであれば、PM2.5対応のマスクを使用して下さいね。また小さい子供さんがいる家庭では、場合によっては学校を休ませる勇気も必要かも知れません。

子供は黄砂が原因で喘息を発症させる可能性もあり、特に注意が必要だからです。黄砂と書いていますが、砂ではなく微粒子であるということを理解することが重要です。

また、韓国において黄砂の季節には、肺炎や心臓疾患での死亡率が増加するという話も聞いたことがあります。黄砂と言ってもなかなか危険な物だったのですね。

貴方のその咳・・・原因は何ですか?

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