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知っておきたい!子宮筋腫による子宮の摘出と身体と心の後遺症

子宮筋腫は婦人病の中でも発症率の高い病気です。じつに20%~30%の女性が子宮に筋腫があるといわれています。ここでは子宮筋腫により子宮を全摘出をした場合の後遺症をカラダだけでなくメンタルの面からも考えていきたいと思います。

できるだけ残したい子宮

女性にとって子宮とはとても大切な器官です。たとえ出産を終えた後だとしても、また妊娠する予定がなくても女性にとって大切な器官であることに変わりありません。

子宮筋腫じたいは良性の腫瘍ですので命にかかわる病気ではありません。しかし大きさや個数、できた場所などによってはたとえ切除したとしても再発する可能性が高く、そのため全摘出を医師から薦められる場合があります。

一度、切除してしまった子宮は当たり前ですがもう二度と戻ってはきません。手術をした後で後悔しないためにも身体的な面とメンタル的な面との両方からメリットとデメリットを事前に把握しておきましょう。

子宮を摘出した場合のメリット

子宮を摘出すると、もう子宮筋腫が再発する心配はなくなります。毎月あった生理もなくなりそれに伴う痛みもなくなります。そして子宮筋腫があったころ、身体におこっていたさまざまな症状からも解放されます。

実際に子宮を摘出したあと、身体がラクになり生き生きと元気に過ごしておられる女性もたくさんいます。このように子宮の摘出のメリットは身体的にもメンタル的にも大きくあるといえるでしょう。

子宮を摘出した場合の身体的なデメリット

卵巣を残しての子宮摘出は女性ホルモンには影響がないといわれていますがそれは違います。子宮と卵巣はそれぞれが独立した器官ではありません。子宮と卵巣は繋がっていますので摘出後、影響がまったくないということはありえないのです。

まず卵巣の機能低下が考えられます。卵巣がありさえすれば誰でも必ず女性ホルモンが出るわけではないということです。卵巣の女性ホルモンが減少するのは更年期障害と同じであり、たとえ卵巣を残していても子宮摘出によってその機能が低下してしまえば早期に更年期障害と同じ症状がでるということです。

子宮摘出をして身体の負担がラクになった女性もいれば、卵巣残しても子宮摘出によって更年期障害が早まり、その症状で苦しんでいる若い女性がいることも事実です。

性交渉も含めたメンタル的な後遺症

子宮を失った喪失感というのは人によってはたいへん深刻なものとなります。「子宮=女性」という気持ちが強ければ強いほど、自分の状態が正視できなくなります。ひどくなると自分の身体に嫌悪感を抱くようになりうつ病につながる場合もあります。

またさらに大きな問題として摘出後の性交渉です。医師の説明では手術後も性交渉はできるといわれますが、それはメンタルな部分まで説明されていません。

女性の性交渉時の感度は子宮が大きく関わっています。つまり子宮がなくなることによって感度が薄くなるケースがあります。もちろんこれはすべての女性にあてはまるわけではありません。

ただ、子宮喪失感からくるメンタル的な落ち込みが重なると性交渉じたいを拒否したい気持ちになる場合があります。これは夫婦間ではとても深刻な問題となります。また夫に相談できずにひとりで耐えるのはさらに辛いものです。

すぐに決断しないでセカンドオピニオンを考える

癌なら仕方ありませんが、子宮筋腫によって全摘出を医師に薦められた場合は、必ずもうひとつ別の産婦人科を探して診察をしてもらいましょう。子宮筋腫を抱えたまま出産できるケースもありますし、また閉経後まで手術をせずに温存できるケースもあります。

医師は患者の不安を和らげるためにメリットの方を強調して説明します。受身のみにならず、デメリットも自分であらかじめ勉強をして、きちんと納得いくまで医師に相談しましょう。

まとめ

子宮筋腫が見つかっても、「生活習慣そして食生活で小さくできる、またはなくすことができる」ことが可能です。子宮筋腫はバランスが崩れてきているといういわば身体からのメッセージです。

つまりそのバランスを元に戻してあげれば子宮筋腫は小さくなっていきます。子宮筋腫が見つかり、その解決法をすべて病院などの外部にたよるのではなく、自分自身をもう一度みつめなおしてみましょう。

子宮筋腫による症状も人それぞれですし、また摘出したとしてもその後遺症も人それぞれです。自分の身体のことは自分にしかわかりません。また守ってあげられるのも自分自身だけなのです。

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