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子供が急に熱を出した!すぐに取るべき対応を知っておこう

自分達が子供の頃に熱を出した時には、意外と親は堂々と落ち着いていたような気もしますが、核家族化が進んで高齢者の経験を分けてもらえる機会を失ったのか、子供の急な熱にはつい、おろおろしがちになってしまいます。

子供の体力はまだまだ不安定で、スポーツをしているような活発で元気な子でも、急な熱に見舞われることは多いもの。そんな時に慌てて間違った対処をしないで済むように、症状の見分け方と、それぞれの状態に対する的確な対応を覚えておきましょう。

子供は平熱が高い

いくつから、とはっきり線を引いてわけることは難しいですが、ある程度体が出来上がって大人になると、平熱は大体36℃前後に落ち着きます。個人差はありますから、普段から高めの人もいれば低めの人もいますが、大体は安定してきます。しかし子供は普段から平熱が高いのです。

●平均して37.4℃以下が平熱

私達大人から見れば、充分に微熱の高さですが、子供にとってはそこまで大事ではない体温が37.4℃くらい迄です。しかも、子供というのは季節や部屋など、環境の温度に影響されやすいので、ヒーターを入れて熱している部屋にいたり、服を着過ぎているだけで顔が真っ赤っかになって汗をかき始めたりします。

冬に、子供に服をまるまると重ね着させている家族をたまに見かけますが、大体は子供は暑さでふうふう言っています。薄着をさせると風邪をひかせるのではないかという心配がそうさせるのは理解できますが、着すぎると逆に汗をかき、その汗が冷えて、薄着をしている時よりも風邪を引きやすくなるケースもあるので気をつけましょう。

●一日のうちに体温の変化を何回かするのは当たり前

こまめに測ってみると、朝よりも夜の方が体温が高いのが分かります。それで心配して病院へ走る親御さんもいますが、1℃以内ならよくあることと思っても大丈夫な範囲内です。

運動をすれば上がる、よく笑うだけでも上がる、冷たい空気に触れれば下がる、というふうに、子供は外気の温度に適応することで自分の体の成長の経験としています。常に一定の体温で一日中変わらないはずだというのは、大人からの思い込みであることがほとんどです。

実は、大人も一日のうちに何度か体温を変化させています。子供の温度よりも幅が狭くなっていたり、一日中職場から出なかったりする場合にはその変化も少なくなりますし、何よりも自分で気付きにくくなるので、変化するものだと自分でも知らないだけだったりします。

●活発な子は体温が高め

静かに遊ぶ子よりも、活発な子の方が体温は高めの傾向にあります。こういう子で37℃を越えているからと病院へ連れて来ると、じっとしている間に1℃くらい下がるケースはよくあります。

●発熱と考えられるのは37.5℃~

それでも、外で走り回って帰って来た直後に顔が赤いから測ってみると37.5℃以上あることはよく見られます。

熱が出た!と思ったときの冷静な対処法

●静かにしていれば下がる熱か、下がらない熱かを見極める

体温計でまずはかり、37℃台であれば、少し静かにさせてみましょう。汗をかいているなら拭いて、湿った服は着替え、それで15分~30分ほど、座ったり横になったりしてみます。それで下がれば問題ありません。

それでも下がらず、しかし上がる傾向もない場合は、解熱剤で様子を見ても良いでしょう。栄養のある食事をとらせ、子供用の解熱剤を飲ませて一晩様子を見て、翌朝熱が下がっているか、上がっているかで病院へ行くことを検討しても大丈夫です。

●38℃に近づくようなら早めに病院へ

最近はわりと親の方が慌ててしまって、37℃代でも夜間の救急診療に連れて来るケースもあるようですが、実は子供は熱には大人より強い場合があります。38℃前後の熱だと、本人が気付かないまま遊び回っていたということも少なくありません。

ですから、ぐったりしているとか、嘔吐や咳などの症状が出てきているとか、赤いぶつぶつなどの発疹が出て来たとか、熱以外の身体症状が無い場合には、解熱剤を飲むだけでころりと下がることもあります。

逆に、上に書いたような身体症状を併発しているなら、本人が笑っていても早めに病院へ連れて行ったほうが良いでしょう。ウイルス性の風邪や他の病気にかかっている可能性がある場合には、時間を置かずにすぐに対処した方が治りが早くなります。

もし食欲がなければ、消化の良いおじややおかゆを食べさせ、水分の補給を多めに飲ませるよう心がけて下さい。汗をかいている場合はこまめに拭いて着替えさせてやると良いでしょう。

体調不良で一番不安になっているのは子供本人です。そんなときこそ親として落ち着いて対処して、子供を安心させてあげて下さいね。

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