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酒を飲まないのに脂肪肝、肝硬変に!非アルコール性肝炎NASHとは

太めの女性とアルコール

肝炎とは、名前のとおり肝臓に炎症を起こして肝臓の機能が落ちているという状態の病気です。

肝臓が悪いというと「アルコールの飲みすぎ」というのを想像する方が多いと思いますが、肝臓が悪くなる理由はアルコールの飲みすぎだけではありません。

肝炎もそのひとつであり、この原因がアルコールの飲みすぎではない場合の肝炎、NASHの患者数は年々増えているのです。

しかも非アルコール性肝炎NASHはアルコールを飲む場合の肝炎よりもとても厄介なのです。

脂肪の中でも内臓脂肪は生活習慣病に直結している

生活習慣によって蓄積される脂肪には「皮下脂肪」と「内臓脂肪」があります。皮下脂肪はお腹や背中などに付着する脂肪のことで、内臓脂肪は身体の中の内臓の周囲に付いた脂肪で、肝臓に付着している「脂肪肝」が有名です。

皮下脂肪はお腹をつまんだりして掴むことができますが、内臓脂肪は内臓周りなので掴むことはできません。実は、生活習慣病を引き起こす原因は内臓脂肪にあると考えられており、「インスリン分泌の阻害」「高脂血症」「高血圧」などを引き起こすとされます。

最近問題になっている現象に、外見では肥満体型ではないのに、内臓脂肪が多く付着しているケースがあります。このような人は皮下脂肪が少なく一見してスリムですが、実際には内臓脂肪が多く付着しており、生活習慣病予備軍になっているのです。

内臓脂肪の中でも脂肪肝には要注意

生活習慣病の原因となる内臓脂肪ですが、その中でも肝臓に脂肪が付着する「脂肪肝」は、最も注意が必要な症状と言えるでしょう。正常な肝臓には3%程度に脂肪が付着していますが、脂肪肝になると肝臓の30%以上に脂肪が付着した状態になります。

重症化するとほぼ全面(100%)に脂肪が付着しており、肝臓を脂肪が覆い隠す状態となってしまいます。肝臓とはどの様な働きをする臓器なのでしょうか?

  • 栄養代謝作用(栄養素を分解する)
  • 解毒作用(有害物質を解毒する)
  • アルコール分解作用(アルコールを分解する)
  • 消化作用(消化液を生成する)

これだけの働きを行う肝臓は「静かな臓器」「沈黙の臓器」とも呼ばれており、少しくらいの異常では症状を表しません。症状が表れた時点で病気がかなり進行していたなど、よく聞く話です。

脂肪肝の影響と悪化する原因は?

肝臓は沈黙の臓器です。気が付かない間に脂肪が付着して、少しずつその面積を広げてしまうでしょう。軽度の時点で気が付けば良いのですが、重度まで放置すると様々な症状が貴方を襲うことになります。

  • インスリン分泌が阻害され、糖尿病の発症
  • コレステロールが増加し、高脂血症の発症
  • 血管梗塞による心筋梗塞、脳梗塞の発症
  • 肝炎、肝硬変の発症による肝機能の低下
  • 肝臓ガンの発症

これら症状は一例です。これ以外にも突然様々な症状が表れてくるのです。

肝臓の細胞に中性脂肪が過剰にたまった状態を脂肪肝と呼び、以下の3種類に分けられます。

  • 過栄養性脂肪肝
  • アルコ-ル性脂肪肝
  • 糖尿病性脂肪肝

肝臓には代謝と呼ばれる働きがあります。これは肝臓に流れ込んだ栄養がたっぷり含まれた血液から脂肪、糖質、タンパク質の3大栄養素などを作ったり、細胞の中に蓄えたり、血液中に送り出したりする働きのことです。

しかし肝臓で作られた脂質がエネルギ-として使われるよりも入ってくる量の方が多くなってしまうと使われない脂肪が肝臓にどんどん溜まっていってしまいます。

つまり、使われる量以上に食事から脂質を身体に取ってしまう。脂質の需要と供給のバランスが崩れた状態が脂肪肝なのです。

また飲酒するとそのアルコール分は肝臓で分解され水と二酸化炭素になって排出されます。しかし飲み過ぎるとその処理が追いつかなくなることがあります。

もし毎日のように飲酒を続けていると負担を肝臓にかけ続けるため肝臓の機能障害が起こるようになってしまいます。

するとアルコール処理の段階で中性脂肪が作られ蓄積するようになってしまいます。中性脂肪が肝臓の30%を超えてしまうと脂肪肝になります。

この炎症により肝臓の細胞は、破壊されたり再生されたりを繰り返します。これを繰り返すことによって肝臓の細胞は繊維のように固くなります。そして、次第に肝臓の細胞の数が減少して肝臓自体が小さく、固くなってしまいます。

この状態が肝硬変です。この肝硬変を経て次第に肝がんへと進行していきます。従って重篤な病態に進展させないためにも、軽度の脂肪肝のうちにしっかりと治療することが大切なのです。

肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ、炎症が起きても臓器自体の痛みは感じません。ですから脂肪肝になっていても自覚症状はありません。

脂肪肝になると炎症が起こやすくなり肝炎を引き起こしやすくなる。

肝炎が進行すると肝細胞が死滅していき肝臓が硬くなる肝硬変を引き起こしやすくなる。

肝硬変になると肝機能が低下し、肝不全や肝臓がんといった危険な合併症を引き起こしやすくなる。

脂肪肝の原因には2種類あった

肝臓に脂肪が付着する原因には、大きく分けて2種類あります。一つ目が「アルコール性脂肪肝」で、これはお酒が原因による脂肪肝です。もう一つが「非アルコール性脂肪肝」で、こちらはお酒が原因でない脂肪肝となるのです。

アルコール性脂肪肝

肝臓はアルコールを解毒、分解する働きを行います。アルコールの大部分は肝臓で処理されて、体外へと排出されてしまうのです。しかし、処理能力の限界や慢性的な高負荷をかけていると、肝臓が全てを処理できなくなり、中性脂肪として肝臓に付着して脂肪肝となるのです。

非アルコール性脂肪肝

脂肪肝の原因の大部分はアルコールが原因と考えられていましたが、お酒を飲まない人にも脂肪肝が多く見られることがあります。非アルコール性脂肪肝は高カロリー、高脂肪の食事を日常的に摂っている人や、運動を全く行わない人に多く見られます。

特に肥満体型の人にはインスリンの分泌が少ない人も多く、肝臓に脂肪が付着する原因になっています。

アルコール性脂肪肝はアルコールを止めたり控えたりすることで、比較的症状が軽減することが知られています。しかし、非アルコール性脂肪肝については、気をつけなくてはいけない理由があります。

あなたの脂肪肝は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)かも

実は脂肪肝において最も怖いのが、非アルコール性脂肪肝と言われています。そして非アルコール性脂肪肝の10%が「非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)」を患い、将来的に肝硬変、肝臓がんへ進行すると考えられています。

アルコールの飲みすぎではない肝炎「NASH」。Non-alcoholic steatohepatitis(非アルコール性脂肪性肝炎)の頭文字を取ったもので、非アルコール性肝炎に分類されます。

但し、非アルコール性だけではNASHとはまだ呼べません。もう一つの条件として、脂肪肝の一部に炎症や線維化が認められる必要があります。この非アルコール性と、肝臓の炎症や線維化の両方の条件を満たした時、NASHと呼ぶことができます。

NASHの問題点は、アルコール性の肝炎よりも高確率で、肝硬変、肝臓がんを発症することであり、5年生存率が70%程度と、10人中3人が肝硬変発症後、5年以内に死亡することになります。

また脂肪肝の脂肪がなかなか落ちないため、アルコール性の肝炎より厄介です。

なぜ脂肪が落ちにくいかというと、肝臓は体内に取り込まれた食事の糖分を中性脂肪にかえて脂肪組織におくったり、体のエネルギーが足りないときに、脂肪を糖にかえたりする臓器だからなのです。

そのため、無理なダイエットをしても脂肪肝になることもあるのです。

また、アルコールの飲みすぎで肝臓を悪くする、という表現には肝硬変や肝がんにかかる、ということも含まれていますが、このNASHでも同様です。

NASHの原因とは?

NASHが起こる主な原因に、肝臓に脂肪が蓄積するような生活習慣が考えられます。

脂肪肝というのは飲酒によっても起こりますが、脂肪の多い食事の摂り過ぎによっても起こります。三大珍味のフォアグラはカロリーの高い餌をたくさん食べさせて脂肪肝にしたガチョウのレバーですが、まさにヒトの脂肪肝も同じです。

NASHは肥満症の人や高脂血症の人に起こりやすいのです。

また、高血糖、糖尿病、高血圧といったメタボリックシンドロームも原因になるとされています。メタボリックシンドロームの人はお酒をあまり飲まなくても脂肪肝に注意しなければなりません。

肝臓の機能低下は本人が自覚するより早く進行し、正常な肝細胞が剥がれ落ち肝臓の周りが線維化するという、一般の方もよく聞いたことのある肝硬変に変貌します。

このように酒飲みの代名詞とされてきた肝硬変は、アルコールを飲まない方や飲んでも頻度の極端に少ない方はウィルス性肝炎にならない限り肝硬変にならないというのが、医学界の常識でした。

ところが、1980年にアメリカで非アルコール性脂肪肝炎(NASH:ナッシュ)という病名で発表され、1990年ごろから一気に広がりはじめました。

アルコールを飲まない方が脂肪肝から肝硬変・肝がんになりやすいということは当時の日本の医学界では衝撃的でした。これらのことから、たとえお酒を飲まなくても肝硬変になりうるということです。

一度肝硬変になってしまうと、肝臓は元の正常な状態には戻りません。早期発見をし、肝硬変にならないように手を打たなければ、肝がんに移行しやすくなります。

日本人はNASHになりやすい人種だった

アメリカの研究では、人種によってNASHの発症リスクに違いがあり、白人よりもアジア系の人種の方が発症しやすいことが指摘されています。テレビではアメリカ人の方が肥満体型の人が多く、巨体でノソノソ歩いている姿を見かけます。

実際に、肥満問題は日本よりもアメリカの方が深刻で、アメリカ人と比較して日本人はスリムと言っても過言ではないでしょう。しかし、それは見かけの皮下脂肪の話で、アメリカ人には内臓脂肪は少ないという話があるのです。

つまり、白人は皮下脂肪が溜まりやすく、アジア人は内臓脂肪が溜まりやすい構造をしていると言うのですね。この理由は不明ですが、もともと肉食の白人と穀物主体のアジア人の構造の違いとしか考えられないのではないでしょうか?

痩せていてもNASHにかかる

NASHはメタボの人だけがかかる病気ではありません。脂肪肝というのはアルコールや脂肪の過剰摂取以外でも起こることがあるのです。

ハードなダイエットをしている人も要注意なのです。ダイエットで食事制限をする時には栄養バランスが偏りやすく、健康に悪影響を及ぼすことがあります。

もし食事制限で野菜ばかり食べているという人は注意してください。たんぱく質が不足して脂肪が肝臓に溜めこまれるようになるため、脂肪肝になりやすいのです。

脂肪を抜いたヘルシーな食事をしているし痩せているのだから自分は健康体だ…と油断してはいけません。

肝硬変や肝炎になるNASH、改善するにはまず食事管理から

肝炎や肝硬変になる可能性があるNASH。NASHの改善方法は、まず食事の管理が重要となってきます。

我が国で最も多い過栄養性脂肪肝では、治療の原則は食事のカロリ-制限と運動療法です。

NASHの予防改善:食事編

NASHと診断されたら早めにカロリー制限や適度な運動を行い、NASHを解消する必要があります。

NASHを解消するためには、以下のような事が必要です。

  • エネルギーを制限する
  • 良質なたんぱく質(脂肪の少ない肉、魚、豆腐、乳製品)を多く摂る
  • 揚げ物や炒め物はできるだけ控える
  • ビタミン・ミネラル(野菜類、果物、海藻類、きのこ類)を多くとる
  • 適度な運動を心がける

食事カロリ-としては、成人の一日に必要とされている1600~1800Kcal程度に抑えるようにします。カロリ-を制限するだけではなくバランスの取れた食事を心がけることも大切です。なかでもタンパク質は積極的に摂る必要があります。

タンパク質は肝臓から中性脂肪を運び出す働きを持っています。肉、魚、牛乳、大豆食品などタンパク質の豊富な食品のうちいずれかを毎食、少量でも食べることが大切です。

従って時間がないからと言って朝食を抜いたりせずに朝・昼・晩と3食きちんと量を減らしながら食べることです。また、会社員の方など昼食は外食と言う方も多いと思います。カロリ-の低い食事と考えて「昼食はざるそばだけ」と言うのはお勧めできません。

確かに摂取カロリ-は低く抑えられますがタンパク質が不足します。ざるそばに卵を1個プラスするだけでタンパク質の摂取量を6g増やすことが出来ます。

外食の昼食メニュ-を選ぶ際には、単品料理は避けておかず・ごはん・サラダ・味噌汁と言った形の定食が、脂質・ビタミン・タンパク質をバランス良く摂れるのでお勧めです。

NASHの予防改善:運動編

食事療法と同時進行で大切なのが運動療法です。運動療法と言ってもスポ-ツ選手のように激しいトレ-ニングを毎日続ける必要はありません。食事から摂ったカロリ-を消費する軽い運動でかまいません。大切なのは毎日続けるということです。

具体的には、散歩ウォ-キングと言った有酸素運動を生活の中に取り入れることです。ダンベルを持ち上げと言ったいわゆる筋トレ「息を止めて」行う運動は無酸素運動で脂肪の燃焼にはあまり効果がありません。

毎日、30分程度散歩すると言った運動だと長続きさせられるのではないでしょうか。継続することが何より大切です。放置すると肝硬変・肝がんへと進行してしまう怖いナッシュを防止するために、脂肪肝のうちにちょっとした工夫と生活習慣の改善で健康な生活を維持しましょう。

有酸素運動はダイエットだけでなく、血糖値やコレステロール値、血圧を下げる効果もあります。

NASHの改善、運動と食事療法で気をつけるべきこと

「運動療法」「食事療法」による体重削減…いわゆるダイエットなのですが、ここで気を付けなくてはいけないことがあります。

過度の食事制限によるダイエットは、筋肉や皮下脂肪を落とす効果はありますが、内臓脂肪を燃焼させる効果は少ないと考えられます。さらに、筋肉を減少させて内臓脂肪を放置した結果、NASHへの進行リスクが高くなるとも言われているのです。

そこで、運動療法により筋肉を減らさずに脂肪のみを減少させる必要があります。運動療法にはウォーキングなどの有酸素運動を、食事療法では炭水化物を減らして野菜や質の良いタンパク質を食べることが理想です。

急激な体重減少は内臓脂肪を残し、NASHを発症させる危険性がありますので、絶対に行わないで下さいね。また睡眠も重要な対策と考えられており、睡眠をとることは脂肪の燃焼に繋がると考えられています。

夜更かしで睡眠不足の人には、隠れ肥満が多いと言われているのはこれが原因だったのですね。運動して、食生活を見直して、良く眠ることがNASHの対策&予防法だったのです。

肝臓の検査はどんな方法で行うの?NASHは定期検査での早期発見が鍵

糖尿病患者は非アルコール性脂肪肝炎になりやすいという発表が相次ぎました。なんとアルコール性脂肪肝炎の約4割は、糖尿病の合併症だというのです。

このことから、日頃から血糖値の高い方は定期的に肝臓の検査を行った方が良いという臨床医が増えてきました。肝臓の検査にはどのようなものがあるのでしょうか?

血液検査

肝機能は主に血液検査のALT(GPT)とAST(GOT)で判定されています。血液検査で以下の内容を調べます。

  • アルブミン:肝臓で作られるたんぱく質の量を調べます。
  • プロトロンビン:肝臓で作られる止血に関わる因子の量を調べます。
  • 総ビリルビン:肝機能が低下すると多くなります。
  • 血小板:肝臓の線維化が進行すると減少します。

この数値に異常がある場合は、肝臓に何らかの機能障害があることを意味します。特にALTの上昇は脂肪肝の可能性があり、NASHが疑われますので注意が必要です。

毎回の健康診断の結果をないがしろにしている人も多いと思いますが、肝臓は沈黙の臓器であることを思い出して、血液検査の結果を重視して下さい。

超音波検査

腹部に超音波を当てて画像化する検査です。肝炎・肝硬変・肝がんになっているかどうかがわかります。

1~2mmの小さながんも発見可能ですが、肝臓の表面に近い部位しか超音波は届かないのが弱点です。最近はマイクロバブルという造影剤を使って1mm以下のがんの発見も可能になりました。

CT及びMRI検査

CT検査はX線を照射して撮影するため、妊婦の方や妊娠疑いの方は実施出来ません。しかし腹部を輪切りにした画像なので、超音波検査ではわからなかった深い部位の検査が可能です。

一方、MRI検査は磁気を使った検査なので妊娠中の方でも実施可能です。これらの断層検査では、数・大きさ、がんの場合は他の臓器から転移したものなのか、肝臓で発生したものなのかということもわかります。

肝臓がんは、血液を浄化する機能が災いして他の臓器から転移しやすく、特に隣接しているすい臓からのがんの転移は8割近くにもなります。脂肪肝や脂肪肝炎が発見された場合、肝硬変や肝がんに移行しないように、これらの検査を3~6ヶ月ごとに行います。

NASHを発症させないためには、早期の検査が重要です。特に毎年行っている健康診断における肝機能検査は、最も重要と言えるのです。

また、通常アルコール性肝炎であれば、アルコールを制限することで肝機能も徐々に回復してきます。しかし、NASHの場合ではアルコールを制限しても肝機能の回復はなく、血液検査の数値にも影響はありません。

このこともNASHの判定材料となるでしょう。NASHの疑いがある場合は早期に対処することが重要で、放置することは肝硬変へと病状を進行させる結果を生むだけです。

沈黙の臓器だからこそ自衛の心がなにより大切

あなたはお酒は好きですか?最近は女性もたしなむようになって、人間関係のコミュニケーションなどに一役買っているようです。

適量であれば、血行を良くしカラダにいいはずなのですが、人間は誘惑に弱いようでついつい飲み過ぎてしまいます。アルコールが体内に入ってくると当然のごとく分解をします。

その過程で出来てしまうアセトアルデヒドという成分ですが、人間のカラダにとって毒性を持っているので、肝臓で処理しきれなくなると肝臓にたまり、その結果、二日酔いになることはよく知られています。

また、肝臓は血液を浄化する役割を担っているので、通常の食生活でも活躍しています。ですから、休肝日を週2日作りましょうというのは、肝臓を休ませるためには大切なことです。

アルコールは栄養はほとんどなくカロリーが多い飲み物です。飲み過ぎますと肥満の原因になり、皮下脂肪だけではなく内臓脂肪も増加します。そして、肝臓の周りにも脂肪が乗り、脂肪肝になります。

この状態が長く続くと肝臓の機能が制限されますが、自覚症状はほとんどありません。そのため沈黙の臓器と呼ばれています。

NASHの予防で一番大切なことは、脂肪肝からNASHへと進行させないことです。実は肝臓に脂肪が付着しただけでは、そんなに悪さはしないようです。しかし、放置することが重大な問題を引き起こす原因になるのです。

つまり、健康診断で脂肪肝の疑いを指摘されたら、放置することでNASHになるリスクが高まるということです。「初めが肝心」です。肝心は「肝臓の心」とも読めますよね、上手いことを言ったものです。

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