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6月頃に旬を迎えるらっきょうは、疲労回復の頼もしい味方!

四季の移ろいのある日本では、旬の食材を活かした料理が数多く存在します。旬の食材には、その季節を健康に過ごすために必要な栄養素が豊富に含まれているものが多いです。そのため、人々の健康を考える上で、食材の旬を知っておくことは有意義と考えられます。

しかし、野菜のハウス栽培や品種改良などが行われて当然となっている今日では、その食材の旬がいつなのかを知らない人が増えているのが現実と言えるでしょう。

そこで、初夏の季節を鑑みて、6月に旬を迎える食材としてらっきょうを取り上げ、その特徴的な栄養成分についてや、生活に取り入れたい調理法などを紹介します。

注目の栄養成分はアリシン

らっきょうの持つ特有のにおいや辛さは、ニンニクに含まれる成分と同じ、アリシン(硫化アリル)によるものです。

アリシンは、体内でビタミンB1と結合することでアリチアミンとなり、吸収率が高まって疲労回復に効果を発揮します。その他にも、抗ガン作用、抗菌・殺菌作用が強く、血栓予防や脂肪分解促進にも働きます。

また、らっきょうは野菜の中では特に糖質が多いことも特徴です。その観点からも、疲労回復に一役買ってくれる食材であると言えるでしょう。

漬物以外にも、炒め物や煮物に

らっきょうは生で食されることが多いですが、その場合は漬物として出されることが殆どです。具体的には、甘酢漬け、しょう油漬け、塩漬け、オリーブオイル漬けなどとして利用されます。カレーライスのつけあわせとして提供される場面が、広く一般的ではないでしょうか。

漬物以外の調理法として、炒め物や煮物としての使われ方が挙げられます。この中で、より栄養効率が高い調理法は、炒め物であると考えられます。

注目の成分であるアリシンは、らっきょうを切ったり潰したりすることによって細胞が壊れた結果、アイリンという物質がアリシンに変化をすることで生成されます。そのため、らっきょうを細かく刻むことで、アリシンの量を増やすことに繋がります。

しかし、アリシンは水溶性、揮発性といった性質に加え、加熱に弱いという特徴があります。そのため、切った状態で水に浸けておいたり、空気中に放置したり、そのまま熱を加えたりすると、アリシンは分解されてしまいます。

しかし、油と一緒に加熱をすることで、分解が抑制されることがわかっています。すなわち、小さく刻んだらっきょうを素早く油で炒め、炒め物の具材の一つとして利用する方法が、最も栄養効果の高い調理法であると考えられます。

初夏の時期は暑さに体も慣れていなく、また6月は祝日による連休も見込めないことから、何かと疲労の蓄積し易い時期であると言えます。そんな季節にこそ、疲労回復に一役買ってくれるらっきょうを、賢く食卓に盛り込んでみてはいかがでしょうか。

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