TOP > > イカを食べて疲労回復。気になるコレステロールは意外と低かった

イカを食べて疲労回復。気になるコレステロールは意外と低かった

一年を通して美味しく食べられるイカ。実は疲労回復にとっても良いんです!他の食材よりコレステロールが多いと聞いて食べるのを控えている方、もったいない!大きな誤解を解消して上手に料理に取り入れましょう。

疲労回復になぜイカが良いのか?

疲労回復に効果が高いとされている栄養素のひとつに「タウリン」があります。栄養ドリンクを買った経験がある方は、ボトルに「タウリン○○○グラム!」などと書かれているのを見たことがあるのではないでしょうか。

体が疲れたとき、筋肉に溜まるのが乳酸ですが、タウリンにはこれが溜まるのを抑えてくれる効果があるのです。他にも、肝臓をきれいにして、血圧やコレステロール、血糖値など、高い数値が良くないとされる状態を正しい動きに戻そうとする働きも認められています。

中でも、イカに含まれるタウリンは悪玉コレステロールをやっつけてサラサラ血液に戻してくれる効果があるので、新陳代謝が良くなり、疲労にはもってこいというわけです。他にタコやカキなどにも同様の効果があると言われています。

他に含まれているのはタンパク質やビタミン、亜鉛などで、イカスミの中にはがんの予防にも効果ありと言われているリゾチームやムコ多糖などもあり、まさに「捨てるところのない食材」と言えるのです。

イカのコレステロールが高いというのは誤解だった

イカは美味しいけど、コレステロールが高いと聞いたから控えていますという方が時々居ます。確かにこれ、テレビでそう説明されていたりもしました。しかし、高い低いというのは、必ず何かと比べたうえでの表現でしかない場合もあります。

イカのコレステロール値は、生なら270ミリグラムとされています。しかし生の場合はししゃもやめんたいこなどとほぼ同じ数値ですし、豚肉や牛肉とも近い値です。つまり、日常で食べている他のものとそう大きな差はないということです。

そして実はこの数値、以前の測定法で測ったもので、コレステロールと構造が似ている「ステロール類」と呼ばれる成分まで一緒に測定してしまっていたので高くなっていたということが判明。現在の精度の高い測定法では、もっと少ない事が分かってきているのです。

ちなみにステロールと呼ばれる成分は、コレステロールの吸収を抑える働きをすることも解明されつつあります。一緒くたにして測定していたのですが、実はま逆の働きをする成分だったのですね。

そもそも、コレステロールには、悪玉と善玉があることをご存知ですか?悪さをするのは悪玉コレステロールの方だけですが、これを退治するために必要なものが「タウリン」。そう、イカにたくさん含まれている成分です。

成人の一日の摂取量目安が300ミリグラムと言われているのも、気にする必要があるのは悪玉の値が高い人であって、健康な人は気にする必要はほとんどないとも言われています。むしろ善玉コレステロールは悪玉の悪い作用を抑えてもくれるので、必要な栄養素のひとつなのです。

悪玉コレステロールを減らすには運動が良いとも言われてきましたが、これも最近の研究では、思うような効果がないことが分かって来ています。むしろ、タウリンを多く含む食品をしっかり食べるほうが悪玉を抑えてくれ、また、善玉を増やすことがはっきりしてきたのです。

体をきれいにすることで元気を回復してくれる食べ物、それがイカだったのですね。

美味しくて体にも良い食べ方

食べ物は調理法によって栄養素が変化することがよくあります。イカも、油で焼いたり干したりするとコレステロールの値が上がりますから、気になる方は刺身で食べるのが一番良いでしょう。納豆と合わせたイカ納豆などはさらに血液をサラサラにする効果が高まりますので、疲れた時にはうってつけです。

ワタにも栄養がたっぷり含まれていますので、新鮮なものであれば、ワタと刺身と味噌を和えたなめろうも良いですし、焼く時にもワタと醤油を混ぜたソースを作ってかけるとコクが増して一段と美味しくなります。

イカは煮て良し、焼いて良し、生で良しという万能の食材です。季節の野菜などと煮炊きしても良いですし、和食だけでなく洋食でも、スープにパスタにと大活躍しています。火も通りやすく、良いだしも出ますから、積極的に食べて体の元気をしっかりと保ちたいですね。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る