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新しい環境で溜まった疲労を解消するなら鶏胸肉で決まり!

鶏胸肉と疲労の関係

ここ数年、鶏胸肉を食べると疲労を改善できると話題になりました。渡り鳥がなぜあれだけの距離を休まず飛ぶことが出来るのかに着目し、発見されたのがイミダゾールジペプチドです。いくつもの論文が発表され、科学的根拠の下に効果があると謳われているのです。

それでは、疲労とイミダゾールジペプチドの関係について見ていきましょう。

そもそも疲労とはどんな状態でしょうか。一言に「疲れた状態」と表すことも出来ますが、この症状も実に様々です。身体がだるい、眠い、不安感、イライラする、食欲の増加・不振などの精神的な症状もあれば、肩こり、目の疲れ、頭痛などの身体的な症状をきたすこともあります。

こうした症状の原因もまた多々あり、様々な要因が重なっていることも多いのです。しかし、中でも多いとされているのは酸化ストレスと呼ばれるものです。これは、呼吸で取り込まれた酸素が活性酸素となって、糖やたんぱく質、遺伝子の代謝を阻害することで起こるもので、長期間のストレスで誘発されます。

代謝の効率が悪くなるということは、エネルギーの供給が上手に出来ないということを意味しています。そうすると、回復するスピードが追いつかなくなり、慢性的な疲労状態に陥るというわけです。活性酸素の除去には、生体内でグルタチオンという物質が活躍する他、ビタミンE、ビタミンCが抗酸化物質として有効です。

実はイミダゾールジペプチドも、これらのビタミンと同じく抗酸化作用を持ち、その作用により抗疲労効果があるとされているのです。その原理について軽く触れてみましょう。

抗酸化物質・イミダゾールジペプチド

イミダゾールジペプチドというのは総称で、これにはカルノシン、アンセリン、バレニンという3種類のジペプチド(アミノ酸が2つ結合したもの)が含まれています。これらには共通してイミダゾール基という化学構造があり、それが抗酸化作用を示しているのです。

イミダゾールジペプチドは鶏の胸の筋肉、マグロ、カツオなどの常に動く筋肉に多く存在しています。特に鶏胸肉には、牛肉や豚肉の2~3倍のイミダゾールジペプチドを含んでいることが分かっています。それでは、「疲れたなぁ」と思うときに鶏胸肉を食べれば良いということなのでしょうか?

イミダゾールジペプチドに即効性はない?

イミダゾールジペプチドは、食べ始めた日の数日後から、2週間後にかけて食べ続けた場合に効果が現れるという報告があります。つまり、食べてすぐに疲労が回復するというわけではなく、食べ続けることで疲労に強くなるということです。

毎日200~400mgのイミダゾールジペプチドを摂取するのが良いとされていますが、これは鶏胸肉100~200g相当です。通常、健常者であれば、鶏胸肉は1食で100g程度が適量といえます。30分以上煮込む料理が適切であるとされていますが、毎日この調理法で鶏肉を食べるのは、飽きてしまうかもしれません。

たまには、蒸して裂き、バンバンジーのようにサラダと一緒に食べても良いでしょうし、カツにしても良いでしょう。しょうがに漬け込むと軟らかくなりますし、話題の塩麹で漬けると軟らかくなる上に独特の風味があって食欲をそそります。

和洋中と様々な料理に使うことが出来る鶏胸肉は、ストレス社会を生きる日本人の心強い味方になってくれることでしょう。

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