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おなら恐怖症、私はこんな方法で良くなりました。

おならが出るのか気になってしかたがない、出たらどうしよう、不安でしょうがない、こう言った症状をおなら恐怖症と言われています。人前で気になるところから、対人恐怖症、不安でしょうがないところから、不安神経症。大きなカテゴリで言えば神経症です。
 
試験会場などの静かな場所でおならをして、恥ずかしい思いをしたのがきっかけだったり、ストレスからなのか、ふと現れた症状で頭を悩ませたりと人それぞれです。おなら恐怖症と思ったら、心療内科か精神神経科を受診しましょう。問診票に記入し、初診を受けることになります。

この時に、手紙を書いておくと良いでしょう。いつから悩み始めたか、現在はどんな状況なのか、なるべく詳しく書き、医師に見せましょう。この方が、後に医師が他の病院に移った時、新しい医師が理解しやすいですし、現状と照らし合わせて的確な判断をしてもらえます。

療法は色々ありますが、まずは投薬療法でしょう。

精神安定剤の服用ですが、人によっては眠気が強くなる場合もありますし、基本、飲酒はできません。安定剤を服用しただけでも、体の力が抜け、お腹など、どれだけ緊張していたのかが分かります。学生でテストの時に気になって仕方ない、社会人で事務所が静かで気になって仕方ない。そんな状態だったのが、随分と気が楽になります。

ただし、安定剤は長期に渡って服用していると、効果が薄れてくる場合があります。ですので、日記を書くことをお勧めします。通院は多くても月2回ですし、診療時間も限られます。

例えばですが、最近、薬が効かなくなってきておならも以前より気になる、と書いた日記を見せることでスムーズな診察ができますし、医師も量を増やすか考えてくれるでしょう。

次に、心理療法です(以下、カウンセリングと呼びます)。

カウンセリングは投薬療法と並行して行われることが多く、カウンセラーと一対一で話します。経験や悩みを話して気持ちが楽になることができますし、どうしたら気にならないで済むのだろう、ということをカウンセラーと一緒に考えることができます。

時間は45分程度なので医師よりも長く話せます。ただ、病院によってはカウンセリングをしていないところもありますし、カウンセリングをしたいと医師に言っても必要がない、と言われる場合があります。

どうしても受けたかったら、医師に紹介状を書いてもらい、カウンセリングルームへ行くことになりますが、保険が効かないところがほとんどです。月2回程度ですが、一回8千円など費用がかかります。苦しい胸の内を聞いてほしい、それだけであれば、総合相談室があります。

カウンセラーの資格を持っていなくても、精神神経科の患者さんから話を聞く、エキスパートのケースワーカーがいます。カウンセリングでは、「どうして気になるのか」など自分の内面と見つめ合う作業をすることがあります。

ケースワーカーはそう言った療法を用いないので気軽に話を聞いてもらうことができますし、おならにまつわる悩みなど、どうしたらいいのか困ると言えば、医療行為に関わらない簡単なアドバイスはもらえます。

医師にケースワーカーと話をしていると言っておきましょう。ケースワーカーの間でどんなやりとりをしたか医師は知ることになりますから、より適切な診断をしてもらえます。 

次は認知知行動療法です。

カウンリングが進み、ある程度症状が良好であると判断されてからです。「おならが気になる時の状況」、「その時自分はどんな風に感じたか」、「自分の感じ方は正しいか」、とおならの気になる状況下から、もう一歩内面に足を踏み入れることになります。

「あなたがおならを気にして周囲を見渡していても、周囲はあなたのことを気にしているのか」と客観的な事実も出てきます。「気になるんだから、みんなが見ているはずだ」、「それは事実なのか」と言う風に、認知していくわけです。ある程度できるようになったら、自分で用紙に記入して、話し合うことになります。

以上が主な療法です。早く治したい、と焦ってはいけません。全くの逆効果です。ある種、仕方のないことだと割り切る心の余裕も必要です。心の余裕がなくなってしまったから、おなら恐怖症になってしまったとも言えるのです。また、どうしておならが気になるようになったのか、過去をほじくり返すのも良くありません。

どのくらいで良くなるかは、人それぞれですが、悩んだ時間が長い場合は、どうしても時間がかかります。医師にどのくらいで良くなるのか、同じ症状の人はどれくらいで良くなったのか、と聞いてみる積極さも時には必要です。

医師も人間です。ただ漠然と病院に来て薬をもらって帰るよりも、良くなりたいという思いを伝えれば、良いアドバイスをくれるでしょう。医師の指導の元、治療を続けていれば、良くなります。

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