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運動しないなら立つ!立つだけダイエットのカロリー消費量とメリット

電車内の風景

誰もが憧れるような綺麗でカッコいいスタイルになって、いつも活気にあふれ、キビキビ、イキイキとした人生を送りたいものですよね。

モデルさんやドラマの主人公のようなカッコいい自分になれたらどれだけ良いでしょうか。完全に理想の人物そのものになることは難しいとしても、少しでも理想に近づくことは出来るはずです。

それには「出来ること」から始めていくしかありません。でも、「出来ること」って何なのでしょう。何から始めればよいのでしょう。

健康生活では「立つこと」をお薦めします。「立つだけダイエット」です。

「立つ」ことでスタイリッシュかつアクティブな理想のあなたに近づくことが出来ます。どうしてそんなことが言えるのでしょうか。それをこの記事でご紹介しますね。

どうすればやせられるの?正しいダイエットとは

ダイエットに関する情報は巷にあふれています。ですので、いまさら申し上げなくても「どうすればやせることが出来るのか」は日本人の一般常識になっているかもしれません。

でも念のためおさらいをしてみましょう。

摂取カロリーよりも、消費カロリーが多ければ、やせる。つまり「食事量」よりも「運動」すればやせることができるのです。

食事制限だけのダイエットは危険?

「運動量」はそのままでも「食事量」を減らせばやせることが出来ます。でも、運動しないで食事だけでやせようとするのはリスキーです。

「ちょっと太めなのを気にして、食事制限オンリーのダイエットに手を出す」→「筋肉が落ちて、基礎代謝が低下する」→「リバウンドして体型が戻り、筋肉は落ちたまま、脂肪が大幅に増える」

引用…『「寝たきり老人になりたくないなら大腰筋を鍛えなさい」久野譜也 飛鳥新社

食事だけで体重を落とすことが出来たとしても、スタイリッシュな体になるにはある程度の筋肉は必要です。

筋肉が落ちると「ロコモ」と言って運動器の力が落ちて将来寝たきりになってしまうリスクが高くなります。 ロコモティブシンドロームは現代で知らない方はいないのではないでしょうか。

筋肉量を落としてしまうのはとっても危険なのです。やはり食事制限と運動をバランスよく取り入れて健康的で美しい体になりたいものですよね。

運動でやせるのはなんで難しいの?運動での痩身が難しい理由

運動は大きく2種類に分けることができます。

  1. 有酸素運動
  2. 無酸素運動

美しくやせるにはこの2つの運動の組み合わせが大切です。

有酸素運動の代表、ウォーキングは毎日どれくらの時間する必要があるのか?

有酸素運動の代表はウォーキングですが、どれくらいカロリーを消費するのでしょうか。

体重60kgの人が普通の早さで30分歩いた場合約100kcal消費します。

そして、1kg体重を減らすには7,000kcalを消費する必要があります。1kgやせるのに35時間も歩かなくてはならないのです。これは大変ですね。

でも、一気に1kgやせる必要はないですよね。1か月かけて35時間あるくのであれば1日あたり1時間強普段よりも余計に歩けばよいのでだいぶ現実的になります。

とは言え、普段の生活で毎日1時間余計に歩くために時間を確保するのって、結構大変ではありませんか?

それに1時間歩けば十分なのでしょうか。カロリー消費という意味では何分であっても、とにかく歩かないよりは歩いたほうが良いのですが、どうせやるならプラスアルファの効果も期待したくなるのが人間のサガです。

「スタイリッシュでアクティブな理想のあなたに近づくこと」が目的ですから、健康長寿やアンチエイジング効果もウォーキングに期待したいところです。

運動には「効果を出すために必要な量」というものがあり、ウォーキングの場合、その必要量は「歩数」によって決められています。つまり、「これだけ歩かないと、健康長寿やアンチエイジングに対する効果は期待できませんよ」という歩数の指標があるわけです。
その歩数がどれくらいかというと、さまざまなエビデンスにより「1日8000~1万歩」とされています。

引用…『「寝たきり老人になりたくないなら大腰筋を鍛えなさい」久野譜也 飛鳥新社

1日平均で1万歩も歩かないと効果がないのだそうです。1万歩を歩くのにどれくらい時間がかかるのでしょうか。もちろん人にもよりますがだいたい1時間半くらいかかります。

日常生活の中で2000~3000歩くらい歩いているとしても、やはりプラスアルファで1時間くらい歩く必要があります。

1時間歩いてだいたい200kcalの消費です。運動をして食事量を普段のままにしていれば計算上はやせるはずなのですが、運動をするとお腹がすくのですよね。運動後の食事、これがまたうまい。

それに、運動をしているのに食事を十分にとっていないと筋肉が落ちてしまうのです。

200kcalってどれくないなのかといと、なんとごはん1杯が約250kcalなのです。運動をして少し食事量を増やしたら、それでプラスマイナス0なのです。

一日1時間歩いてもごはん一杯分のカロリー消費にもなりません。では有酸素運動(ウォーキング)はあまり意味がないのでしょうか。

そんなことはありません。有酸素運動にはちゃんと意味があり、それは毛細血管を増やすということです。

有酸素運動をしていると筋肉周辺の毛細血管が増えて、筋肉に酸素や栄養が効率よく運ばれるようになります。さらに、疲労物質である乳酸を取り除きやすくなるのです。

そしてこの効果は早く結果が得られるという嬉しい特典もついています。ウォーキングをするとなんと2日ほどで毛細血管の増加がみられるのです。

ただ、イージーカム、イージーゴーですね。2、3日ウォーキングをさぼると毛細血管の量は元に戻ってしまいます。だから毎日続ける必要があるのです。

ウォーキングは歩き貯めが出来るとは言いますが、毎日平均で1時間歩き続けるって大変ですよね。

美しくやせるにはさらに筋トレが必要

有酸素運動は毛細血管を増やし運動しやすい体を作ってくれますが、カロリー消費という面で考えるとあまり効率的ではありません。

では筋トレはカロリーの消費量が多いのでしょうか。

実は筋トレそのものもカロリーの消費量は多くありません。

例えば腹筋1回のカロリー消費量は 0.56 kcalです。30回腹筋運動をしたとしてもたった16.8kcalしか消費しません。

でも、筋トレはカロリー消費にとても効果があります。筋トレをすると筋肉の量が増えます。筋肉の量が増えれば基礎代謝が増加します。

基礎代謝とは何もしていないくても消費するエネルギーの量のことです。

基礎代謝量は30代、40代の男性であればだいたい1500kcal、女性なら1100kcalです。筋トレで筋肉をつければ、この基礎代謝の量を50kcal、100kcal増やすことも可能なのです。

基礎代謝が100kcal増えれば、黙ってじーっとしていても、30分ウォーキングをした時と同じくらいのカロリーを消費してくれるようになるのです。

これは効率がいいですよね。そして筋肉が増えれば作られるエネルギーも増えますのでもっと運動しやすい体になります。まさに好循環です。

筋肉があれば均整のとれた綺麗な体にもなります。

よく筋トレを薦められるとムキムキになったりマッチョになったら困る、という方がいますが、安心してください。ちょっと筋トレをしたくらいではムキムキにはなりません。

現代人は忙しくて運動の時間を確保し続けるのが難しい

健康的に美しくやせるために運動を始めることはとても素晴らしいことです。でも何かを始めるには何かをやめなくてはなりません。

現代人はやるべきこと、やりたいことが沢山あります。そして運動をしている間は他のことがなかなかできません。

出来ることと言えば、せいぜい運動をしながら音楽を聴くか、トレッド・ミル(ウォーキング・マシーン)で歩きながらテレビを見るくらいではないでしょうか。

スマホを見ている時間が今の人たちはとても増えたと言われています。歩きながらスマホの操作も出来ないことはありませんが、「歩きスマホ」と言われてあまり良くは思われません。

運動をするには、運動時間そのものの他に運動場への移動、着替え、その後の入浴など意外と時間がかかるものです。

この運動のための時間を捻出し続けることの難しさが、ダイエット(減量)を続ける上での障害なのではないでしょうか。

ズボラで忙しい現代人に朗報!立つだけダイエットの効果

ダイエット(減量)をする上で大切なことは食事の量を制限して、運動量を増やすことです。

美しい体を手に入れ健康寿命を延ばすためには、特に運動が大切です。

ただ、生活の中に運動習慣を組み入れるとなると、何かをやめなくてはなりません。ところが現代人はやることが沢山あるので、なかなか運動を習慣にすることが難しいのではないでしょうか。

「何かを始めるために、何かをやめる。」人間は習慣の生き物です。何かをやめるのは意外に難しいものです。

そこで提案したいのが「立つだけダイエット」です。

いままで座ってしていたこと、寝そべりながらしていたことを立ってするようにするのです。

これでしたら何かをやめる必要はありません。座っていたのを立つことに変えるだけです。

静止した状態に変わりはないので、座っていたことを立ってやったとしてもほとんど支障がありません。

立つだけでカロリーは消費されているのか?

もし、今あなたが立っているとします。そこに空席があったらどうしますか。座ってしまうのではないでしょうか。

もし、座った椅子に背もたれがあって、誰も見ていなくて、リラックスできる環境でしたらどうしますか。背もたれに寄りかかるのではないでしょうか。

もし、あなたが座っている椅子が柔らかくて大きなソファだとしてたら、どうしますか。横になってしまうのではないでしょうか。

立っているよりも、座る。ただ座るよりも背もたれに寄りかかる。座っているよりも、寝そべる。

お家の中のようなくつろげる環境にいれば、多くの人がこのような行動をとるのではないでしょうか。

これは考えるまでもなく、そのほうが楽だからですよね。その分、カロリーも消費していないのです。

もし横になっている(寝そべっている)としたら筋肉はほとんど使われていません。

横になっていたとしても完全に筋肉の緊張がとれてリラックス出来ている人は瞑想などを経験したことがある人で、多くの人は多かれ少なかれ、横になっていても筋肉に緊張は残っています。

それでも運動している時に比べてその運動量ははるかに少ないです。

横になっているときに消費されるカロリーは、内臓の活動などに使われる基礎代謝、と呼ばれる部分だけです。

座っている状態では足の筋肉はほとんど使われていません。姿勢良く座っていれば上半身のバランスをとるためある程度筋肉は使われていますが、背もたれに寄りかかっている場合はほとんど筋肉は使われていません。

立っている場合は、有酸素運動や無酸素運動に比べてカロリー消費はかなり少ないですが、それでも立つ姿勢を維持するためにカロリーは消費されています。少なくとも座っているだけよりはカロリーを消費しています。

ずーっと立っていると疲れますよね。疲れるということは筋肉を使い、カロリーを消費している証拠なのです。

では、立つことはどれくらいカロリーを消費するのでしょうか。一般的に立っているだけの状態は、普通に歩いているときの半分くらいのカロリーを消費します。

年齢、体重等によってもかなり違いがありますが、普通、30分歩いた場合約100kcal消費します。ですので、30分立っていて場合のカロリー消費は50kcalです。

立つだけダイエットのメリット

立っているだけで消費されるカロリーはウォーキングの約半分です。カロリー消費の面から考えるとこれも必ずしも効率的とは思えないかもしれません。

でも立つだけダイエットには沢山のメリットがあります。それぞれ見ていきましょう。

立つだけダイエットのメリット:手軽

立つだけダイエットの利点の第一は何と言っても手軽に出来ることです。ウォーキングやジョギングをする場合はだいたい外でするので、家着から運動しやすい格好に着替えるのではないでしょうか。

立つだけダイエットは場所を選びませんから、その時来ている服装のまま立てば良いだけです。着替える必要はありません。

なんだ、それだけか。と、お思いの方もいらっしゃるかもしれません。でも、このちょっとした手間が続けていく上でとっても障害になるのです。

継続は力なり。続けやすいものは取り入れましょう。

ウォーキングやジョギングをやめて立つだけダイエットに切り替えましょう、と提案しているのではないですよ。やりたいこと、続けられることは是非行ってください。それにプラスして立つだけダイエットも取り入れてみてください。

立つだけダイエットのメリット:天候に左右されない

続ける上で障害になるのは、継続が途切れることではないでしょうか。

禁煙したことのある方ならご経験あると思いますが、挫折するのは大抵たった1本のもらいタバコです。

煙草を1本吸ったからと言って大したことはありません。また、次から禁煙すれば良いのです。

ところが大抵の場合は、その1本が2本になり、となし崩し的にもとの習慣に戻ってしまいます。

ウォーキングやランニングも同じではないでしょうか。毎日続けているときは体の調子も良くこのままずーっと続けられそうな気がしますが、何かの理由で1回休んだ時が危険です。

休んでいるほうが楽であることを体は知ってしまい、次の日からなんだか運動しに行くのが億劫になってしまいます。

そのきっかけとなるのが雨などの天候ではないでしょうか。1日、2日の雨でしたら気持ちの復活も難しくないかもしれませんが、2016年9月のようにずーっと雨が続いてしまった場合はせっかくついたよい習慣も失いがちになりませんか。

ところが立つだけダイエットは天候に左右されません。

映画館の最前列などで立つだけダイエットをしていたら人様の迷惑になりますが、他人に迷惑を掛けない場所であれば大抵どこでも出来ます。

やりたいと思ったときに、いつでも出来るというのは継続する上でとても重要なことです。立てば良いのですから。

立つだけダイエットのメリット:パソコン作業など、他のことが同時に出来る

何かを新しく始めるには今までしていた何かをやめる必要があります。でも現代人は忙しいので何かをやめることがなかなか出来ません。

ただ、座ってやっていることは立っていても大抵できます。 普段座ってやっていることにはどんなことがあるでしょうか。

  • 郵便物のチェック
  • 読書
  • テレビ観賞
  • 音楽鑑賞
  • パソコン仕事
  • 食事

これらのことは立っていても出来ることばかりです。ただ、家の中にいるときまで立ち飲みバーのように立って食事をするのは極端なような気もします。

でもパソコン仕事は立ってやってもよいのではないでしょうか。スマホの操作やパソコンを使った作業に結構多くの時間を使っています。この時間を立つだけダイエットの時間にしてみては如何でしょうか。

座りながらパソコン仕事をしているときに比べて立ちながら行ったほうが集中力が高くなるとも言われています。

座りながらパソコン仕事をしていると、足を組んでしまったり、猫背になったり、後ろに寄り掛かったりして、とかく姿勢が悪くなりがちです。

長時間悪い姿勢で座り続ける生活を長年続けていると骨格にも影響が出てきてスタイルが悪くなります。内臓が圧迫されて不健康です。

そんなことは言われなくても体で感じていますが、姿勢良く座るってなかなか出来ないのです。

それが立ちながらパソコン仕事をすると、姿勢良く作業が出来ます。多少傾いたりもしますが、座っているときほど姿勢はくずれません。

作業用のデスクをスタンディングデスクに変えてみてはいかがでしょうか。パソコンやスマホの操作に使う時間を削ることなく、運動にもなり、姿勢も良くなります。

立つだけダイエットのメリット:移動も同時に出来る

タクシーや飛行機は立ちながら乗れませんが、電車やバスでしたら立ちながらでも乗ることは出来ますよね。

電車で席が空いていれば座ってしまいませんか。それを出来るだけ立っているようにしてみてはいかがでしょうか。

慣性の法則が働いて電車やバスが走り出す時と止まる時は結構な負荷がかかります。これが結構な大幹トレーニングになっています。

結構こまめに揺れているのでバランス感覚を鍛える効果もあります。バランス感覚が衰えると転倒のリスクが高くなります。お年を召されてからの転倒は危険です。足腰を骨折してしまった場合は寝たきりのきっかけにもなりかねます。

また、席が空いたときでも立っていることを意識していれば、他の人にどうぞと席をゆずることも簡単です。なんだから優雅で優しい自分が想像できませんか。

それに座っているとうっかり寝てしまって乗り過ごしてしまうこともありますが、立っていればそういうことも少なくなるのではないでしょうか。

立っていれば目的の駅に着いた時も素早く降車行動に移ることが出来ます。アクティブな自分になった気になれます。

それに電車やバスに乗っていて座ることが出来ないと損をしたような気がしてイライラしたりすることもありますが、元々座ることを考えていなければそうしたイライラに悩まされることもありません。

電車やバスで立っていることもカロリー消費につながっています。筋肉のトレーニングにもなっています。

実際、自家用車生活が中心の田舎暮らしの人たちよりも都会に住んでいる人たちのほうが足腰の筋力が強いと言われています。

立つだけダイエットのメリット:お料理だってできる

元々お料理は立ってするものですが、長時間立っていると疲れるからと出来るだけ料理を手短に済ませようと考えている方はいらっしゃならいでしょうか。

立っているだけでもカロリーが消費されていると考えると、お料理の時に立っていることの苦痛も少しはやわらぐのではないでしょうか。

手間暇をかけて作ればお料理の質はあがります。いつもよりも時間をかけてお料理をすれば美味しく、見た目も美しいお料理が出来上がりますし、カロリーも消費してダイエットにもつながります。

いつもよりも少しだけ長時間お料理に時間を使ってみてはいかがでしょうか。

立つだけダイエットのメリット:なんてったって無料

立つだけダイエットの良いところの1つにお金がかからないことがあります。

先ほどご提案したスタンディング・デスクを用意するとなるとお金がかかるかもしれませんが、これも工夫次第で無料ですみます。

私はこの記事を書くにあたって事前に色々調査を行い、この立つだけダイエットの素晴らしさのとりこになりました。

そして、自分の部屋の机をスタンディング・デスクに変えました。

いままで使っていた机の下に、もう読まなくなった本を重ねて台にしたのです。この記事もそのスタンディングデスクを使って立ちながら書いています。

元々あった本を台にしているのでお金はかかっていません。まずこれで試してみて、ちゃんとしたものが欲しくなったら検討してみようと思っています。でも今のところこのなんちゃってスタンディング・デスクで十分満足しています。

スタンディング・デスクの問題に限らずこの立つだけダイエットはお金がかかりません。

日常生活の中で立っている時間を増やすだけですから特別な服装も必要はありません。

手軽に試すことが出来て、失うものがほとんどない、立つだけダイエット。失うものと言えばカロリーぐらいでしょうか。

立つだけダイエットのメリット:アクティブになれる

やはり痩せていてスタイリッシュな方をみているとアクティブにまめに良く動いています。

動く、ということはエネルギーを使いますが、もっとも沢山のエネルギーを必要とするのは初動、動き始めの時です。

車でも発車するときがもっともガソリンを消費します。人間も同じで動き始める時がもっとも大変です。

動き始めの時に、椅子に座っているのであれば、立ちあげって行動するにはそんなに大変ではないかもしれません。

でも床に座っている場合に立ちあがって何かをするのは億劫ですよね。

床に座っている上にこたつに入っていたとしたら、もうそのまま動きたくなくなります。

さらにこたつに入った状態で横になって寝ころんでしまったらもう、カタツムリが殻を脱げないように、こたつから脱出できなくなってしまうのではないでしょうか。

こたつは暖かくて気持ちよかったですよね。今ではノスタルジーの世界です。

最近はエアコンの機能向上によってお部屋が以前の冬よりも暖かくなったりしてこたつを使っているご家庭が減ってきています。

最近の子供はこたつを知らないとも言います。

暖房器具の発達なども原因かも知れませんが、やはり、こたつがあるとゴロゴロしてしまうので、これではまずい、と思った人たちが多かったのではないかと思います。

こたつを使っている場合は極端にしても、座っている時より、立っているときのほうが圧倒的に次の行動に移りやすいです。足を一歩前に出せばよいのですから。

なにが大変かと言うと立ったり座ったりを繰り返すのが大変なのですよね。ですので、昼間の活動中は出来るだけ座らずに立っている時間を増やせば、アクティブで健康的な生活が送れるのではないでしょうか。

座りっぱなし、姿勢の崩れた座り方の危険とは

立つだけダイエットは健康的な生活を送る手段になりえます。

正確に言いますと、立つだけダイエットが健康的というよりも、座りっぱなしでいることが不健康なので、座っている時間を少しでも短くすることが健康的と言えるかも知れません。

私たちは生後6カ月から7カ月くらいで座れるようになります。幼稚園や小学校に入れば座っていることを躾けられるようになります。休み時間を除いて通常の場合は授業中に立ちあがることは許されません。

学校を卒業して社会人になっても、主に事務仕事をしている人は一日の大部分を座った状態で生活しているのではないでしょうか。

座ることを躾けられた結果、座っていることが健康に良くないと言われたら戸惑ってしまう人も多いのではないでしょうか。

座っていることが健康に良くない場合ってどういうことでしょうか。具体的に見ていきましょう。

座っているときは姿勢が崩れやすく、崩れた座り姿勢はあなたの体を傷つける

崩れた姿勢で長時間座っていると色々な障害が出てきます。

くずれた座り姿勢がその人の身体のクセになると、立っているときも歩いているときも、それが抜けなくなります。ねこ背やO脚で悩んでいる方も、その根本原因は座り方にあるのです。
さらに長時間過ごすと骨の形自体が変わってきます。こうなると、元に戻すのは大変です。
中略
姿勢の悪さが引き起こすのは、腰痛や肩こりばかりではありません。足のむくみ、集中力の欠如、不定愁訴、腹部の肥満、便秘なども、姿勢の悪さが遠因となっていることが少なくありません。

引用…『「たった3センチで人生が変わる座り方」片平悦子 朝日出版社

これを読んだらだらしない姿勢で座っているのが怖くなりませんか?

私は座り方がとっても悪いです。子供のころに背が高かったため、椅子に座るとみんなより座高が高いのです。

座高が高いと短足と小馬鹿にされることがありました。それが嫌で背中を丸めたり、椅子に浅く座ったりして座高を低く見せていました。

もう30年くらい前のことなので今の子供たちの価値観とは違うかも知れませんが、姿勢良く座っていることが、気恥ずかしいというか、かっこ悪くさえ思っていました。

その結果、見事に崩れた座り方が習慣になってしまいました。

長年の習慣はなかなか治りません。先ほどの本を読んで、正しい座り方を研究しましたが、身につきませんでした。

やはり直接指導を受けないと良く分からないのです。でも座り方を手軽に学べるところは身近にありませんし、そこまでの熱意もありませんでした。

座り姿勢を正す道具、ボディメイクシート

正しい姿勢で座る訓練を受けるまでの情熱はありませんでしたが、きちんと座れるようになりたいという思いは持ち続けていました。

綺麗な姿勢で座っている女性を見ると尊敬してしまいます。

正しい姿勢で座ることに憧れていた私はある時「お値段以上」のニトリさんで次の商品を見かけました。

ニトリのボディメイクアップシート商品画像
ボディメイクシート スタイル 7,800円(税別)

予想以上の値段でしたが、これでキチンと座れるようになるのでしたら安いものだ、と思い妻に相談したところ、あっさりOKをもらえたのでさっそく買いました。

私が座っている時間が一番長いのは会社にいる時です。同僚は仲良しですし、私は普段から変わったことをしているので、このボディメイクシートを会社に持って行って使いました。

使ってみたところ、最初は「お~」と姿勢の矯正を感じましたが、日を重ねるごとにこのボディメイクシートに座っていても足を組めることに気がついてしまいました。

そして、ボディメイクシート上で姿勢悪く座る癖がついてしまったのです。そのうちボディメイクシートに座っているのが面倒になって、今では倉庫の中で眠っています。

これはあくまで私の個人的経験であり、効果がある人には必ず効果があるのだと思います。

ただ、正しい姿勢で座る習慣をつけるのは難しいと私は改めて感じました。

座りっぱなしって危険なの?座りっぱなし症候群

長時間座り続けていて体を動かさないことをセデンタリー(Sedentary)と言って最近の医学の世界では問題視されています。日本語では座りっぱなし症候群とも呼ばれています。

座りっぱなしで動かないと、

  • 血行不良
  • エネルギー消費の低下
  • 交感神経の緊張

これらの状況が体に良くない影響を与えるため、1日11時間以上座っている人は4時間以下の人に比べて死亡のリスクが40%上昇するとのオーストラリアからの報告があります。

1日に座っている時間が4時間以下の人に比べて、4時間から8時間の人では2%、8時間から11時間の人は15%、11時間以上座り続けている人は40%、死亡のリスクが上昇します。

例え、姿勢正しく座っていたとしてもじっと座って動かないことは体に負担をかけています。お仕事がら座り続けなくてはならないかたもいらっしゃると思いますが、時折、立ち上がったりして体を動かすようにしましょうね。

立ち続ける筋力がないと立っていられない…ジベタリアン

今では死語となってしまいましたが、かつて「ジベタリアン」という言葉がありました。

きちんと立っていられなく電車の床や街中でも地べたに座り込んでいる人たちをさしていた言葉です。

電車の床や街中の地べたに座ることは、価値観の問題ですので、良い悪いということは出来ないかもしれませんが、 もし、きちんと立っていられないほど筋力が低下しているのだとしたら、かなり危険な状態と認識されたほうがよいと思います。

立つだけダイエット成功の法則

立つだけダイエットのメリットや座ることのリスクをご紹介させていただきました。考えが変われば行動が変わると言います。

とは言え人間は弱い動物です。習慣の動物でもあります。新しい考えに出会って新鮮な気持ちのうちは新しい行動も続けられますが、次第に元の習慣に戻ってしまうことも良くあることです。

新しい行動を習慣にするには、その環境を整えるのが一番です。

立っていても作業が出来るように机はスタンディングデスクにしましょう。

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スタンディングデスクで腰痛が楽になる!試す前に必ず知るべき事

床生活をしていると立ち上がるのが億劫になりますから、こたつを使っている場合はこたつを片づけてしまいましょう。

ソファーもやめて良いかもしれません。椅子だって処分出来るかも知れません。

「えー、お家の中ではくつろいでいたいなあ」という声が聞こえそうです。くつろぎたい方はおくつろぎになれば良いと思います。

ただ、やせて憧れられるような存在になりたいのであればある程度の努力は必要です。座っている時間が長いほど肥満の人の割合は増えると言います。

試しに数日間だけでも座らない環境を作ってみては如何でしょうか。

自分がこうするて決めたことを実行し続けるためには、そうせざるを得ないような環境を作らなあかんということや。ただ決めるだけか、具体的な行動に移すか。それによって生まれる結果はまったく違ってくるんやで

引用…『「夢をかなえるゾウ」水野敬也 飛鳥新社

そう、立っているだけで夢をかなえられるかもしれないのですから。

キャラクター紹介
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