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ストイックな人は要注意?やりすぎなランニングが病気に変わる訳

最近はランニングに興味を持つ人も増えているようです。たくさんの市民ランナーが大きなマラソン大会に出場しているのを見ると「私も始めてみようかな」と思うことがありますよね。

しかしランニングはやり過ぎてしまうと、逆に健康を害する場合もあるので注意が必要です。どのようなことに気をつけてランニングをすれば良いのでしょうか。

活性酸素に注意

ランニングも適度なら健康に良いのですが、やり過ぎると活性酸素が増え過ぎてしまうおそれがあります。激しい運動をすると体内に大量の活性酸素が増え、細胞が傷つけられてしまいます。細胞のダメージは生活習慣病、老化、がんを引き起こしてしまうのです。

活性酸素というのは私達が体内に取り込んだ酸素が消費される時に生じる物質で、酸素の2%が活性酸素になります。生体防御に関与するという良い面もあるのですが、増え過ぎれば美容や健康に大きなダメージを与える悪者になってしまうのです。

ランニングのような有酸素運動を激しく行うと大量の酸素が取り込まれるため、それだけ活性酸素も大量に増えてしまうというわけです。

実は「体育系よりも文科系の人達のほうが長寿」という説もあるそうです。特に負荷の強い運動を長く行っていた人は長寿にはなりにくい、とも言います。もちろん全てのスポーツマンに当てはまるわけではないのですが、活性酸素の増加によるダメージが寿命と関係していると考えられているようです。

ランニング症候群に注意

ハードなトレーニングをこなすランナーに起こりやすいのが「ランニング症候群」と呼ばれる障害です。ランニングのし過ぎによって骨や筋肉に負担を与え障害が起こってしまうのです。

腸脛靭帯炎・・・ひざ外側の腸脛靭帯が炎症を起こす
膝蓋腱炎・・・ひざの皿の下の筋肉が疲労し痛みを起こす
疲労骨折・・・骨に負担がかかってひびが入る
シンスプリント・・・骨の骨膜に炎症が起きる
アキレス腱周囲炎・・・アキレス腱に損傷が起き痛む
足底筋膜炎・・・足底筋膜が炎症を起こしかかとや土踏まずが痛む

骨や筋肉の炎症を防ぐには、

  • ウォーミングやストレッチを十分に行う
  • 自己流のトレーニングを行わない

といった対策も必要です。

オーバートレーニング症候群に注意

真面目で熱心なランナーに起こりやすいのが「オーバートレーニング症候群」と言われます。これは過度なトレーニングによって常に疲労が抜けない状態になってしまう現象です。

ランニングのやりすぎ、休養不足、栄養不足が重なって起こる現象で、オーバートレーニング症候群に陥るとトレーニング量を少なくしても疲労が取れなくなってしまいます。

ランニングの疲労が取れない人で

  • 食欲不振
  • 不眠
  • イライラ、うつ
  • 体重減少

などの症状を伴う場合にはオーバートレーニング症候群が疑われます。トレーニングのメニュー量を見直し、休養と栄養をしっかりとるように心がけましょう。

ランニングと心臓

ランニングは心肺機能に負担をかける場合もあります。以前、マラソン大会に参加したタレントが心臓停止を起こしたこともありました。ただし適度な有酸素運動には心肺機能を高める効果があります。

ヨーロッパの学術集会「EuroPRevent2012」により、ゆっくりしたペースで週に1~2.5時間のランニングを行っている人は、そうでない人に比べて平均寿命が6歳延びるといったデータも発表されています。

運動は体に負担をかけることを頭におきながら、自分のペースでランニングを楽しむようにしたいですね。

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