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声のかすれや咳で見つかる食道の癌。早く受診するべきポイント

なんだか咳が出る。声がかすれる。でも風邪をひいているわけではない・・・。「なんだろう?」と思いながらも、大したことはないだろうと放置してしまう。そんな小さなサインが、実は食道がんからのものかもしれないとしたら、どうしますか?

食道の癌は気付きにくい

少し怖い話になりますが、食道の癌は死亡率がとても高いことで知られています。その原因は「気付きにくさ」。咳や喉のかすれは日常でもよくあること。だからこそ見逃しがちになってしまうのです。

初期には痛みもなく、日常生活に何の支障もありません。あるのは、ほんの少しの違和感です。その違和感を軽く見ず、早めに癌を発見することが、食道がんを治療するために何よりも必要なことと言えます。

いち早く気付くためのポイントがあります。

ポイント1:風邪でない咳、どれくらい続いていますか?

咳が出る理由は様々です。季節やエアコンなどによる空気の乾燥、喫煙の習慣、ホコリや熱いものを吸い込むなどの直接的な刺激。どれも日常において当たり前に起こることばかりです。

ただし、これらの咳は一過性のもので、違和感が取れればすぐにおさまります。風邪でもない咳がもし一ヶ月以上続いていたなら注意が必要と言えます。

時には一年近くも咳を放置してしまい、気付いた時には癌が進行していたというケースも少なくありません。病院を受診して何もないと言われても咳がいつまでも止まらない場合には、一度精密検査を受けることをおすすめします。

ポイント2:声のかすれや声がれが続いていませんか?

声のかすれは、特に痛みも何もないために分かりづらい症状です。喋っている時に、いきなり声が裏返るだけで他には気になる点がなかったという人もいます。しかしこれも癌の兆候のひとつです。

食道には声帯がありますが、癌ができると声帯に影響が出るために、声を出す時にかすれたり裏返ったりするのです。

いつも通りに話しているのに、たびたび声がれがあったり、声がうわずったり裏返ったりするようなら、放置せずに早めに病院へ行きましょう。

ポイント3:飲み込む時に違和感がありませんか?

分かりやすい症状としては、食べ物や飲み物、唾や薬などを飲み込む時に喉にひっかかりやすくなる、というものがあります。

食事はふつうにしているのに、薬だけがなぜか飲み込みにくい、という人もいます。そうなると「薬を飲むのが苦手になった」と思いがちですが、よほど大きな薬でなければ、喉にひっかかることはそうそうありません。

そしてもうひとつ。刺激のある食べ物や飲み物を飲み込む時に、「喉にしみる感覚」がある人もいます。喉がしみるというのは粘膜が弱っている場合が多いので、続く場合には注意が必要です。

ポイント4:喉に刺激が多いものを好む習慣がありませんか?

喉への刺激というとタバコがよく言われますが、実は、熱い食べ物や飲み物、辛い食べ物などもかなりの刺激となります。これらは喉の粘膜を傷つけやすいので、好みであっても、口にする頻度を抑えめにするべきです。

喉にしみても痛みはないから大丈夫、とは言い切れないのが食道がんの怖さなのです。もしも初期の症状を見逃して癌が進行してしまうと、胸や背中に痛みが現れたり、呼吸困難や吐血という激しい症状が起こり始めます。

こうなると治療は非常に難しくなりますから、喉が弱くなったなと感じることがあれば、日頃から充分に注意を払うべきでしょう。

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