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てんかんは遺伝する?てんかんについて知っておきたい4つの事

てんかんは、知名度こそ高いですが、病気に関して正しく理解していない人も多い病気の一つだと言われています。そこで今回は、「てんかんは、遺伝するのか?」といった、てんかんについて知っておきたいことを4つご紹介します。

「てんかんは遺伝するのか?」について

1つ目のてんかんについて知っておきたいことは、「てんかんは遺伝するのか?」についてです。てんかんには、確かに遺伝的要素も多少あると考えられます。しかし、てんかんになった原因が、脳に出来た傷や脳血管系の病気の場合は、遺伝する可能性は0%です。

つまり、絶対に遺伝する事は考えられません。また、脳に出来た傷などが原因でないてんかんに関しても、それほど高い確率で遺伝すると言う訳ではありません。しかも、てんかんになりやすい体質を遺伝したからと言って、それだけでてんかん発作が起こるわけではありません。

「てんかんの体質を遺伝+何らかの要因」で、発作が起こると考えられます。ですから、家族にてんかん患者さんがいるからと言って、悲観する必要は全くありません。

「抗てんかん薬服用中の妊娠」について

2つ目のてんかんについて知っておきたいことは、「抗てんかん薬を服用中の妊娠」についてです。てんかんの患者さんは、発作を抑えるために抗てんかん薬を服用する事となります。この抗てんかん薬服用中に、妊娠した場合のリスクは有るのでしょうか?

抗てんかん薬を服用中は、やはり障害児を生む可能性が高くなります。でも、いったいどのくらい障害児を出産する可能性がアップするのでしょうか?

一般の女性が障害のある赤ちゃんを産む可能性が、約3%です。それに対して、抗てんかん薬を服用中の女性が障害のある赤ちゃんを産む確率は、9%となります。

つまり約6%程度、障害のある赤ちゃんが生まれる確率は高くなるのです。ただし、病気の経過が良い方は、ドクターと相談して薬の量を減らしたり、より胎児に与える影響の低い薬に変更してもらう事も出来ます。妊娠をご希望の場合は、主治医に相談すると心強いですよ!

「発作が起きなければ薬をやめても良いのか?」について

3つ目のてんかんについて知っておきたいことは、「発作が起きなければ薬をやめても良いのか?」についてです。薬を飲み忘れた時に、たまたま発作が起こらなかったという事があります。

すると、患者さんが独断で、「薬をやめてしまおう」と判断する事があります。でも、勝手に薬を中断してしまうと、発作の回数が増えるなどの恐ろしい事態を招く可能性があるのです。

実は、抗てんかん薬を中止する際には、3年間発作が無い事と6か月ごとに脳波をはかり、1度もてんかんの波が出ていない事という条件があります。この2つの条件を満たして、尚且つドクターの指示に従って安全に薬をやめていく事が大切です。

たまに、クスリの副作用を恐れて、服用を躊躇する方もいます。しかし、発作の事を考えると、確実に薬を飲むことの方が大切です。

就職について

4つ目のてんかんについて知っておきたいことは、「就職」についてです。てんかんだからと言って、働けない訳ではありません。薬で発作をコントロールできる場合は、他の人と同様に毎日働くことが出来ます。

しかし、万が一発作が起こって意識を失うリスクがある場合は、運転手、パイロット、高所での作業員などは危険だと考えられます。ご自身の命にも係わりますし、他の人の命を危険にさらすリスクも伴います。

ですから、職業を探す際には、ドクターやハローワークの職員さんに相談しながら、働きやすい職場を見つけて下さい。

以上がてんかんについて知っておきたい4つの事です。てんかんは、日本人の約1%の方が掛っていると言われる、ポピュラーな病気ですから、病気について知っておくことは大切ですよ!

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