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子供のおねしょは必ず治る!親子で取り組む夜尿症の原因と正しい治療

子供がおねしょをすることは、古代エジプト時代の記録にもあるそうです。それほど大昔から子供のおねしょがあったということです。しかし、実際に自分の子供がおねしょをする、そして、なかなか治らないことに不安や焦りを感じている親御さんも多いと思います。子供のおねしょの対処法をご紹介します。

なぜ、おねしょをするのか?

おねしょの原因のほとんどは、膀胱の発達が未熟なことによるものです。要するに、おしっこをためる容量が少なく、尿意を我慢する力が弱いからおねしょをするのです。

おおよそ膀胱が尿をためられる量は、年齢×30mlくらいです。5歳の子供であれば150mlということになり、成長するごとに膀胱の容量も増えていくので、夜間に作られる尿をためておくことができるようになり、おねしょをしなくなっていくのです。

おねしょを責めてはいけません!

子供がおねしょをするのは、膀胱の未発達によるものですから、決して親御さんのしつけや育児の問題ではないと考えることです。もちろん、子供に非があるわけでもありません。ですから、おねしょをして怒っても何にもならないのです。

むしろ、子供の心を傷つけたり、自信をなくしてしまい、将来、自閉症やひきこもりなど心の病気につながっていく方が問題です。また、子供のおねしょの時期などを兄弟と比較してしまいがちなので、あくまでも個人差があることを理解してあげましょう。

そして、おねしょは遺伝することが分かっています。親御さんには小さい頃の記憶がないかもしれませんが、ご自分のお母さん(子から見て祖母)などから話を聞くと、そのお母さんも幼少期にはおねしょをしていた、ということも少なくないのです。

自分の子供の頃を振り返れば、子供を責めることはできませんし、その後の成長にも影響がないことを理解できるでしょう。

おねしょを改善する方法

おねしょは自然に治るものと思っても、やはり心配なのも親心でしょう。おねしょの原因は膀胱の容量より尿量が多いことが原因だと考えると、水分の摂り過ぎを改善すれば、おねしょは予防できるということです。おねしょの改善には次のことに注意しましょう。

  • 夕方以降は水分の摂り過ぎに気をつける。
  • 夕食はスープや汁物を控えるようにする。
  • 食事の味付けを薄くして、水分を摂り過ぎないようにする。
  • デザートに果物は控える。

こうしたことに注意することだけでも、おねしょは改善できます。

また、膀胱訓練という方法があります。おしっこを我慢する膀胱の筋肉を鍛えるのです。先ほどの膀胱の容量を参考に水分を与え、我慢できる範囲で、尿意を感じてから数分間おしっこを我慢する練習をします。初めは30秒、1分、3分・・・と少しずつ我慢させます。

ただし、あまり無理をさせることはいけません。特に昼間のおもらしがある場合や、排尿の頻度があまりに短い場合などは、膀胱炎や腎臓病などの病気がある場合もありますので、心当たりがある場合は専門医の診察を優先して下さい。

尚、この方法は高齢者が尿失禁を予防するトレーニングとしても使われている有効な方法です。無理のない程度で訓練しましょう。

おねしょを改善する生活

本来、夜間はゆっくり寝て体を休めるために交感神経の働きが低下し、副交感神経が優位となり起きずに寝ていられるわけですが、この自律神経のリズムが乱れることによっておねしょをするということが考えられます。

夜更かしをせず、早寝早起き、昼はできるだけ日光に当たり元気に体を動かすことです。夜のテレビの見過ぎやゲームのしすぎは自律神経のリズムを狂わせます。夜更かしをせず、生活のリズムを正常にすれば、おねしょの改善にもつながります。

また、カルシウムは、精神を安定させ自律神経のバランスを整える効果があり、成長期の子供にとっては特に大切な栄養素でもあるので、できるだけ多く摂りましょう。ただし、牛乳やヨーグルトなどの乳製品は、夜は尿量を増やしてしまいますから、朝摂るようにして下さい。

おねしょのほとんどは病気によるものではありません。成長するごとに必ず治っていきます。おねしょくらいは目をつぶるというくらいの心の持ち方をすることも必要だと思います。

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