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後鼻漏と口臭には実は深い関係が!この口臭に効く漢方の種類とは

風邪を引いた時に鼻水が出るのはよくあることですが、膿のようなドロドロとした鼻水が出る状態は、気分もあまり良くありません。これは雑菌などを体外に排出しようとする体の自然反応なので、無理に止めようとせずどんどん出してしまったほうが良いのです。

風邪の場合は、治るにつれて鼻水も透明でサラサラとした状態になるので、それを見ても回復しているのが分かります。しかし常にドロドロとした鼻水が出て、それが喉の奥に張り付き、口の奥まで降りてきているとしたら気分も悪いですし、それが口臭の原因となり、自分でも不快な臭いに悩まされるとしたら?これが後鼻漏という病気です。

後鼻漏による独特の口臭について

口臭がきつい人ほど、意外と自分では気づいていない場合が多いようです。誰かと話をしていて、その人の口から不快な臭いが漂ってくれば、悪気はなくても思わず顔を背けてしまったり、口元に手を当てて臭いを防ごうとしてしまうものです。

親しい人でもなかなか口臭を指摘するのは気が引けるものですが、人から言われないと気付かない事も多々あります。鼻と口は喉の奥で繋がっているので、どうしても鼻水が出ていると、喉にも違和感があります。

サラサラとした透明の鼻水なら、鼻をかめばすっきりします。雑菌を多く含む膿のような鼻水の場合は、それが喉の奥にあるだけでも気持ちが悪いものですが、口臭となって臭いを放ってしまいます。

表現が悪くなりますが、後鼻漏が原因の口臭は、大便のような臭いと例えられる事もあるほど独特な臭いだと言います。人からこんな指摘をされたらかなりショックですし、マスクをしていると自分自身も悪臭に気づくほどだと言われています。ただし後鼻漏という病気にも個人差はあるので、中には全く臭いが気にならないという人もいます。

後鼻漏には多くの誤解がある

口臭が酷いということで、歯周病を疑い、最初に歯科を受診する人も多いと言われています。この場合は原因が鼻水であるため、口腔内の検査をしても全く異常は認められず困惑します。

次に内臓が悪いことも口臭の原因になるので、内臓の検査なども受けてみるのですが、これも全く異常なしとなり、原因が分からず途方にくれてしまいます。

しかし依然として、かなり強く独特な口臭があるので、それが悩みとなり、気持ちを落ち込ませてしまいます。後鼻漏も放置すれば症状は悪化するので、ますます口臭に悩まされる事になります。

後鼻漏になりやすい人の特徴

後鼻漏の主な原因は、蓄膿症やアレルギー性鼻炎だと言われています。確かにこのどちらも、膿のような鼻水が出やすい状態です。後鼻漏になりやすい人という見方もできます。しかしこればかりは体質なども関係しているので、簡単に解決できない場合もあります。

後鼻漏で最も厄介なのは、鼻水がたまっているのに鼻をかんでも上手く排出できず、喉の奥に張り付いたようになってしまうところです。風邪を引いたり、花粉の時期に花粉症になる人も、鼻水に悩まされる事がありますね。

鼻水が喉の奥に下りてくると、思わず痰のように吐き出したくなりますが、上手く吐き出せればスッキリします。後鼻漏の場合は、これが上手くできないので、常に喉の奥の不快感と口臭に悩まされてしまうのです。

後鼻漏に漢方薬を取り入れる

後鼻漏の治療はとても難しい一面もあります。副鼻腔炎やアレルギーも原因となるので、抗アレルギー薬や抗生物質を使用することもありますが、実際はあまり効果が期待できません。レーザー治療や粘膜注射という治療の選択肢もありますが、これにも向き不向きがあるので100%確実な方法とは言い切れないようです。

後鼻漏の症状にも個人差があり、サラサラとした鼻水の人もいれば、膿を持ったドロドロの鼻水の場合もあります。こういう個人差が大きい病気には、漢方が役立つこともあります。後鼻漏の治療はとても難しく、短期間で簡単に治るものではありません。

抗生物質や抗アレルギー剤も長期間の投与は、かえって体に負担をかけることがあります。また薬には必ず何らかの副作用もあるので、治療に時間がかかる場合は副作用のリスクも考えておく必要があります。漢方の場合は、個人に合った物を処方できますし、即効性は期待できないものの、副作用が少ないのはメリットと言えます。

また症状に合わせて最適な処方をしてもらえますし、体質改善が可能なので免疫力を高め、アレルギーにも対抗できるような、強い体作りも期待できます。漢方は即効性という意味では医薬品にかなわないと思われていますが、自分に合った物を選び、正しく取り入れる事で、意外と早く効果を実感できることもあります。

タイプ別で選ぶ漢方薬とは

後鼻漏にもタイプがあるので、それによって選ぶ漢方薬も変わってきます。治療に漢方薬を取り入れる場合は、必ず専門家の指導が必要ですが、ある程度タイプを知っておけば、自分に合った漢方を見つけられます。

ドロドロとした頑固な鼻水のタイプ

このようなタイプは、口呼吸をするのでドライマウスになってしまうこともあります。口の中が乾燥するので、余計に口臭がひどくなる傾向があります。柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)は、化膿や炎症を鎮める作用があるので、こういうタイプに向いていると言われています。炎症がひどく熱を持っている場合も熱を取る作用が役立ちます。

サラサラと水っぽい鼻水のタイプ

ドロドロとした鼻水も不快なものですが、サラサラになると喉の奥に流れやすく、これも不快感でいっぱいになります。アレルギー性鼻炎にもよく見られる症状ですが、この場合は苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)が向いています。循環を促す作用があるので、痰が絡みやすい時にも切れを良くするのに処方されます。

他にもタイプはありますが、胃腸や肺の機能が低下するのも要因になるので、この場合もそれに応じて適切な漢方を選べば問題解決の糸口になります。

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