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エボラ出血熱で世界がパニック!日本は大丈夫な5つの理由

1995年に公開された映画「アウトブレイク」を知っていますか?アメリカの名優ダスティン・ホフマン主演の映画で、アフリカで発生した未知の殺人ウイルスが、アメリカ国内に入り込むパニック映画でした。

主人公のアメリカ陸軍伝染病医学研究所の大佐が、発生源のサルを追いかけワクチンの開発を行うストーリーが、真実味を帯びていたように覚えています。

アウトブレイクとは「爆発的な感染拡大」を意味するそうで、ある一定のウイルス感染が急速に広まることを言います。実はこのアウトブレイクが現在、発生していることを貴方は知っていますか?

西アフリカでエボラ出血熱が危機的流行を見せていた

ニュースでご覧になった人も多いとお思いますが、西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリアなどでエボラウイルスによる感染症が発生しています。エボラウイルスは、1976年にコンゴのエボラ川近辺で発見されたウイルスです。

なんと言ってもその特徴は致死率の高さであり、感染すると「エボラ出血熱」が発症。その9割が死亡する死のウイルスなのです。映画「アウトブレイク」でも、そのモデルはエボラウイルスだと言われており、WHOでもレベル4(最高脅威)として分類されています。

エボラウイルスの発生源はオオコウモリ、サルなどが疑われていますが、現在のところ確定には至っていないようです。ワクチンや治療薬もなく、米国で試験途中の「ZMapp」を緊急的に導入している状況が不安を煽っています。

しかし、現状では有効な治療法はないのと等しく、自己免疫による回復策に頼らざるをえないのです。WHO(世界保健機構)も緊急事態宣言を発生国に勧告しており、このエボラウイルスとエボラ出血熱の封じ込めに尽力していますが、日本は大丈夫なのでしょうか?

エボラ出血熱が流行しても日本は大丈夫な5つの理由

エボラウイルスの脅威はアフリカから帰国した人がヨーロッパやアメリカで発症した例でも分かるとおり、世界中で流行する可能性を秘めています。しかし、現在専門家の間ではこの病気が日本など先進国で流行する可能性は低いと考えているそうです。その理由を探ってみましょう。

(1)エボラウイルスの感染は直接体液(血液、唾液など)に触れたり、粘膜から入り込んだりしない限り感染しません。インフルエンザウイルスみたいな空気感染はありませんので、知識を持った対応を行うことで封じ込めは可能になるのです。現在、感染が心配されているのは一部の医療従事者や患者の家族などに限られています。一般的な感染拡大の可能性は低いと見られています。
(2)エボラウイルスが感染してエボラ出血熱が発症するまでの期間が短く(2日程度)、感染に気が付かない状態で感染国から出国するリスクは低いと考えられています。また、WHOの勧告により感染国からの出国時には、感染検査が義務付けられましたのでさらにリスクが減ったと言えます。
(3)エボラ出血熱は高熱を発するために見分けることが比較的容易と言われています。空港などに設置している体温センサーによっても検査が可能になります。また発症が早いので船での渡航では、到着する前に症状が悪化して感染が明らかになります。
(4)情報の提供が円滑であり、またニュースや新聞などで詳細を報道していることから、一般的な知識が豊富です。政府による適切な渡航禁止など国民に感染させない政策も行っています。
(5)現地で流行した原因の1つに文化の遅れがあります。隔離すべき患者に対して呪術的な治療を優先させたり、ボランティアの医師団がエボラウイルスを持ち込んだと言う噂を流したりしているようです。その結果、患者は隔離されずそのまま家族の元におり、結果として感染が家族に広がっているのです。

先進国では積極的な治療と法律に則った伝染病の隔離を行い、それ以上の感染を防ぐことができます。

西アフリカのエボラ出血熱の感染拡大は無知が一因か

今回の西アフリカでの流行はエボラウイルスという恐ろしいウイルスの発生と、その対策が遅れた国の責任があるようです。現地の人は西洋医学を信じていない場合が多く、ウイルス自体がヨーロッパから持ち込まれたとの噂を信じている人も多いのです。

これでは医師団が治療を実施しようとしても、拒否する患者も出てきているのは当たり前でしょう。今回の拡大の裏にはこのように人為的な問題もあったのです。エボラウイルスは空気感染しないウイルスなので、封じ込めは比較的安易に出来ると考えられています。

その点では日本など先進国では、法整備や医療設備もしっかりしているので安心ではないでしょうか。厚生労働省も日本でのアウトブレイクは想定しておらず、空港の検疫強化や渡航制限を実施している様子です。パニック的に考えないで今回の流行が沈静化するのを見守りましょう。

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