TOP > > この痛みは四十肩?治らない原因は強揉みマッサージかも?!

この痛みは四十肩?治らない原因は強揉みマッサージかも?!

マッサージ好きな方、ちょっと聞いてください!「強い刺激でないとスッキリしない」「そんな弱い力じゃ全く効かないから、拳で叩いて!」「もっと強い力で揉んでほしい」なんて事を思っていませんか?そして、強揉みで揉んでもらった後、体がスッキリしたと思っていませんか?

上記に当てはまる方、要注意です。マッサージをやみくもに強い力で揉むと、筋肉を傷つけ、筋肉内の血管が破れ内出血を起こし、解す為のマッサージが逆効果に働きます。最近肩が痛くて上がりにくいんだけど、もしかして四十肩?

そんな症状も、実は強い力でマッサージし続けた結果かもしれません。筋肉が分かれ、四十肩予防になるマッサージの仕方を見直してみましょう。正解だと思ってしていた行為が、実は間違っているかも知れませんよ。

四十肩ってどんな症状?

40代、50代に多い肩関節の周りの炎症を、四十肩(五十肩)と言います。腕を動かしたり、上に上げようとすると痛みが走り、腕を回したり上げたりする行為が困難になる症状です。肩の関節を作っている部位に炎症が起こり、肩がスムーズに動く為に必要な働きが妨げられ、痛みを生じて腕が上がらなくなります。

通常、1年ほどで自然に治っていく場合が多いのですが、肩が動かないからといって動かさずにいると、いつまでも肩周りが固まったまま動かなくなる事も。症状は無理のない運動やストレッチで動かしていく事によって、回復を促します。

四十肩の原因は?

多くは老化現象と言われていますが、ハッキリと原因は分かっていません。最初はただの肩凝りで、動かすのが辛いというだけの症状が、いつの間にか激痛に変わり、肩や腕が上げにくくなり、一定の高さ以上になると激痛が走るようになる。そんな症状の場合は、肩凝りを解す為のマッサージや、肩を強く叩いて刺激する行為に原因があるかもしれません。

強揉みマッサージで麻痺していく体

肩凝りや腰痛を解す為、マッサージに通ったり、家族に肩を強い力で叩いてもらったりしていませんか?弱い刺激だと効いた感じがせず、強い刺激を求め続けると、体は分かれるどころか逆効果。筋肉がますます固まっていきます。

強揉みで悪化する症状

強い刺激のマッサージは、その刺激によって一時的にスッキリとした気分になります。それが気持ちよくて、肩が凝るたびに強い刺激で解そうとしていくと、体が鈍化して刺激に慣れてしまいます。そしてさらなる強い刺激を求め、筋肉を解すどころか日々筋肉を固めてしまうという悪循環に陥ります。

強い刺激のマッサージで解そうとすると、筋肉組織の中の毛細血管が傷つき内出血を起こします。一時的にスッキリとする錯覚が終われば、凝りはさらにひどくなり、次第に痛みで肩や腕が上がらなくなる四十肩のような症状が出る恐れがあるのです。

凝っているから解すという考えは要注意

マッサージを受ける最適な状態とは、体が疲れていたり、軽く体が張っていてだるい状態の時です。軽い刺激で筋肉を解し、1日眠れば体が軽くなるようなケアで行うのがベスト。

しかし、肩が鉄板のように張っていたり、首の寝違いや、頭痛を伴うほどの痛み、腕が上がらないなどの症状の時に、何とかしようとして無理やりにマッサージを受けてしまうと、マッサージが逆効果に働いて症状を悪化させる事が多々あります。

必要があって張っている凝りもある

肩の張りや凝りを作ることによって、疲労物質や老廃物が頭に回らないように保護をする働きや、痩せた華奢な女性が頭を支える為に首や肩の筋肉を硬くして守っている場合など、凝りも時には必要な場合があります。

つまり、必要があって張っている部分を無理やり強く解す事で、余計に頭痛になったり疲れやすくなってしまうのです。寝違いなど首の違和感を無理やりマッサージで解すのも禁物!症状を悪化させてしまいます。

刺激は優しくが一番効く

肩などの凝りや張りというものは、筋肉内の血行が悪くなり、その部分に疲労物質が溜まり筋肉が硬くなった状態。そこを解す事で血液の流れを良くする為に、筋肉を解すのがマッサージの目的です。血流を良くするマッサージは、優しい刺激で十分です。

本来、体は強い刺激を受けると筋肉が緊張し、体を守ろうとします。それでは筋肉が分かれるわけがありませんよね。刺激の少ないマッサージは神経も休まり、神経が休まると体がリラックスしてくれるので、体の反発や抵抗がなく効果的に血行を良くする事ができます。

マッサージのコツ

凝りや張りを酷くして、四十肩のような症状が出る前に、正しく効果的なマッサージのコツを覚えましょう。コツは優しくゆっくり、体重を腕に乗せてマッサージする事です。

効果的なマッサージの方法

  • 凝りを感じる所だけではなく、その周り全体を優しく解す。
  • 指や手の力だけでなく、体重を指(手の場合も)に乗せて、肌に垂直にかけてゆっくりと押し込んでいく。緩める時もゆっくりと力を抜いていく。
  • 揉まれている側が、物足りないと感じるほどの刺激で十分。

肩や腕が上がらなくなってしまった場合のストレッチ

すでに四十肩になってしまっている場合や、痛くて辛い時には、マッサージよりも少しずつ動かす事が大切です。接骨院や整体に通っても、自宅でのケアやストレッチ方法を教えられるでしょう。自宅でできるストレッチの方法を教えます。

ストレッチも刺激に慣れていくと、痛いところまで伸ばしてしまいがち。しかし痛気持ちいよりも手前で止めるのが、筋肉を解すのに最適な刺激なのです。そのあたりに注意して行ってみて下さい。

肩周りの可動域を取り戻すストレッチ

1.部屋の間仕切りや、柱など腕を伸ばして引っ掛けられる場所を探しましょう。
2.痛みのある腕を上げられるところまで上げて、壁や柱などを掴みます。
3.体を前方に押し出して、肩と腕を後方へゆっくりと伸ばします。
4.痛いと思ったら必ず緩め、弱い刺激を感じる位置でゆっくりと呼吸します。
5.前に押し出した体を戻し肩や腕周りを楽にします。
6.再び3~5を繰り返します。5回ほど。

寝ながら行う肩甲骨回し

1.痛みのある方の肩や腕を上にして横向きに寝ます。頭は枕などで高くしておきましょう。
2.横向きに寝ている状態で、上に来る足を曲げ、体を支えやすくします。この時腰骨を天井に向けて、腰が捻れすぎないように注意します。
3.痛みのある腕を胸の前に出し、肩甲骨から引っ張るようにさらに押し出します。
4.その腕をゆっくりと頭の上へ動かしていきます。(痛みがあれば肘を曲げます。)
5.頭の上へ来たら、手のひらを返して後方へ回していきます。
6.一周回したら、力を抜きます。これを5回ほど繰り返します。

いかがでしたか?凝りを解す為にしていたマッサージが、実は筋肉を傷つけてしまい逆効果だとは驚きますよね。強揉みの刺激に慣れてしまって効かないと感じる方は、注意していきましょう。

体が求める正しいマッサージの刺激は、優しく緩い刺激です。強い刺激で的確に行うマッサージはプロが判断するもの。セルフケアや、マッサージに通う時も、これからは弱揉みをオーダーして見てくださいね!

キャラクター紹介
ページ上部に戻る