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体調不良の原因、自律神経の乱れを整える!超手軽な6つの改善方法

笑顔の女性

なんだか具合が悪い、だるい、息苦しい、めまいがする、眠れない・・・こういった体調不良で病院へ行っても、具体的な診断がつかず原因が分からないことって実は多いんです。

最近では病気でもないのに様々な不調が起こるその原因が自律神経の乱れだと言われるようになりました。

自律神経のバランスが崩れる原因は諸説ありますが、多くはストレスが原因と言われています。不規則な生活や過労といった肉体的ストレスと、対人関係などで生じる精神的ストレスの両方とも原因になる可能性があります。また、病気が原因で自律神経が崩れることもありますね。

普段の生活のほんの些細なことで自律神経は乱れてしまいます。頭痛や肩こりのように「治ったー!」とすぐに実感することは難しいかもしれませんが、不調を起こさないためにも自律神経について少し考えてみませんか?

自律神経はバランスが大事!乱れてしまう原因と乱れると起こる症状は?

自律神経という言葉はどこでも耳にするようになったので、既にご存知の方もいるかもしれませんね。交感神経と副交感神経の2つの神経を表す言葉です。

交感神経と副交感神経はそれぞれ相反する働きを行います。

交感神経の働き
血圧の上昇・血管の収縮・消化器系の動きを鈍らせる・興奮を促す など
副交感神経の働き
血圧の低下・血管の拡張・消化器系の活発化・リラックスさせる など

わかりやすく言うと、私たちが息を無意識に吸って吐いてとしているように、自律神経も自動で呼吸器・循環器・消化器の働きを調整してくれています。だから自律神経は24時間働きっぱなしなのです。

これらはどちらも大体同じくらいに働くのが良く、特に日中は交感神経を優位にさせ、夜は副交感神経が優位になると理想です。

自律神経が狂うというのは、この交感神経と副交感神経のバランスが大きく崩れてしまうことで体の働きがおかしくなってしまうということです。もしも片方だけが強く働いてしまった場合、以下のような不調や症状が起こってしまいます。

交感神経ばかり働くと起こる症状 副交感神経ばかり働くと起こる症状
  • 動悸
  • 頭痛
  • 便秘
  • 感情の高ぶり
  • 口渇
  • のぼせ など
  • 下痢
  • 胃部不快感
  • 血流不良
  • だるさ
  • めまい など

副交感神経が働きすぎると酷いと失神することもありますので、非常に危険です。

自律神経のバランスが乱れることで起こるリスクが上がってしまう有名な病気だと自律神経失調症、メニエール病、神経性胃炎などがありますね。

今この瞬間に私たちが息を吸ったり吐いたりできているのも、私たちの心臓が脈打っているのも、胃腸が前の食事の消化活動に励んでくれているのも、自律神経のおかげです。

もし自律神経が完全静止したとしたら(そんなことは普通はありえませんが)、生きられなくなってしまいます。自律神経は私たちの生活を、生命そのものという最も根底的なレベルで支えているたいへん重要な存在なのです。

例えば朝だけいつもだるい、夕方になると具合が悪くなる、といった方は自律神経が乱れている可能性がありますので、自覚してくださいね。

自律神経が乱れてしまう原因はストレスや生活習慣からが多い

自律神経が乱れる原因はいくつかあるのですが、一番よく言われているのがストレスです。生きている限りストレスを受けないと言う事は不可能ですが、過度のストレスは自律神経の乱れにつながります。

過度といっても、自分にとってはなんてことない、気にしてない、と思っている程度でも、身体にとっては影響を及ぼすレベルである場合も少なくないのです。

たとえば…

  • 大事なプレゼンの前
  • 苦手な人と話さなければいけない時
  • 心配事のある時

など、勝手に心臓がドキドキし始めたり、息苦しくなったり、どっと汗がふき出てきたり、食欲がなくなったり…、というような経験は誰にでもあるのではないかと思います。

これこそ自律神経の急激な乱れから起きている症状なのです。ストレス→自律神経の乱れ→呼吸器、循環器、消化器の異常、ということが体内で起きているのです。

仕事や家のことで忙しかったり、あちこちの場面で緊張を強いられたり、いろいろな心配事があったり…、加えてテレビや新聞やネットで嫌なニュースも始終見聞きするし…

現代社会はストレス社会とも呼ばれ交感神経優位型社会といえるもので、私たちのほとんどが常に交感神経を過剰に興奮させている状態にあります。

その結果、交感神経優位下での不快症状や害が取りざたされることが多くなっています。そのために最近では副交感神経の大切さばかりが強調される傾向があります。

確かに現代に生きる私たちには、副交感神経を意識的に活性化させていく必要が大いにあります。できるだけストレス解消に努め、リラックスする時間を大切にしたいものです。

でも交感神経を悪者扱いしてはなりません。交感神経も副交感神経も両方ともなくてはならないもの、健康の維持には不可欠なものです。

バランスがどちらかに一方的に傾いている状態は、あるいはどちらともが同程度に低調で不活性である(ある意味ではバランスがとれているとも言える)状態も問題です。

交感神経と副交感神経の切り替わりが上手くいっていて、メリハリをきかせてどちらともが活発に機能しているのが理想であるといえましょう。この二つの神経双方がバランスをとっていきいきと働いてくれてこその生命であり、健康なのです。

「キーワードはバランス」と、そう覚えておいてください。

自律神経が乱れるメカニズム

「自律」神経いう名前がついているくせに、自律神経はどうして「自律」していてくれないのでしょうか? 私たちの意志に関わりなく働いているから「自律」神経なのではなかったのでしょうか?

具体的な改善策をお話しする前に、そこのところを簡単にご説明しましょう。

この二つの自律神経の働きは脳の視床下部という部位がコントロールしています。この視床下部は

  • 動物的本能・感情の脳である大脳辺縁系という部位
  • 知性・理性の脳である大脳新皮質という部位

が相互に影響し合いながら働いています。

生活している以上、強弱に差はあれ人というのは常に何かしらの感情を抱くのが普通です。

その時々の感情は自分にとって快であったり不快であったりしますが、いずれにせよどんな感情であれ感情を抱くこと、続いてその感情に沿って、あるいはその感情を抑えて、判断や選択し行動すること、というのは、脳が行っていることです。

そしてまたその判断、選択、行動は逆に脳にフィードバックしてきて作用します。つまり、普通に生活するということそれ自体が、この部位の相互作用の影響下にあるということなのです。

こうして自律神経はちょっとしたことで脳の他の部位からの信号を受けて乱れてしまうというわけです。自律神経とは本来的に乱れたり、調子を取り戻したりしながら働いているもので、それが普通なのです。

乱れたら整えてあげればいいのです。

自律神経はお話ししたとおり、生命維持活動を根幹で支えてくれている大事な神経なのですから、「その整え方を知っている」、「自分なりのやり方がある」、ということは健康を保って生活していこうという時に大きなアドバンテージとなります。

ストレスも不規則な生活もバランスの悪い食生活も…見直してみよう

現代社会はストレス社会ですから、ストレスをごっそりと取り除くことはなかなか難しいですね。うまくストレスと付き合って行くことで自律神経のバランスを良くする必要があると言えるでしょう。

また不規則な生活などの生活習慣も自律神経が乱れてしまう原因になります。特に夜遅くまで起きている、朝寝て夜起きる、といった不規則な生活をしていると自律神経が乱れやすくなります。

バランスの悪い食事を続ける事もよくありません。

  • 間食が多い
  • 偏食
  • 食べる時間や食べる量がバラバラ

といった食生活を続けているなら、見直しが必要です。

「自分にはこのスタイルが合ってるんだ!」「したいことがたくさんあるししょうがない…」と思ったあなたも、ちょっとしただるさや頭痛、便秘が、生活習慣を正すだけでなくなってしまう可能性があるのですから、意識を改めてみませんか。

1.自律神経を整える「自律神経訓練法」がすごい!

自律神経を整えるには規則正しい生活や無理をしない、暴飲暴食・喫煙は控える、ストレスを発散する・・・など色々な方法が提唱されています。ただ、お仕事などでどうしても不規則になってしまったり、気分が沈んでいる時はこれらの実践は難しかもしれません。

ここで紹介する自律神経訓練法は、お家の中で15分程度あれば簡単に出来ます。生活を劇的に変化させる方法ではありませんが、いつでも気軽にリラックス出来る暗示法なので、ヨガや瞑想感覚で行えます。

自律神経訓練法を行う前に

服装は締め付けの少ないパジャマやジャージなどが好ましいです。

寝られるほどのスペース、もしくは椅子を用意してください。姿勢は寝るのと椅子に座る2パターンありますので、好きな方を選んでくださいね。

  • 寝る姿勢を選んだ際は手と足を少し開いて寝ましょう。
  • 椅子にはダラッとしすぎない程度のリラックス出来る姿勢で座りましょう。

姿勢を決めたら、深呼吸をして十分リラックスします。穏やかな気持ちになったらさっそく実践してみましょう。

自律神経訓練法の方法

自律神経訓練法は暗示法です。これから6つの暗示を行って体をリラックスさせていきます。

  1. リラックスしていることを感じる
  2. 重量感を感じる(身体と大気の重み)
  3. 末端(手足)の温かさを感じる(じんわりでOK)
  4. 静かな鼓動を感じる
  5. 楽に息が出来ていることを感じる
  6. 腹部の温かさを感じる(じんわりでOK)
  7. おでこの涼しさを感じる

これらを頭の中で復唱していき、イメージします。1項目ごとに数分くらいイメージしてみてください。

途中で嫌だなと感じたらやめても良いですし、数分が辛い方は10秒程度でもOKです。リラックスすることが大切ですので、自分が気持ちいいと感じる方法でやってくださいね。

最後は必ず暗示を解こう

自律神経訓練法を終える時は暗示の解除を行います。

  • 手をグーパー、グーパーとする
  • 手を自分の身体にグッと寄せる(肩をひくイメージ)
  • リラックスしながら両手を前へ伸ばし、バンザイをする(ついでに足も伸ばすとより良い)
  • 深呼吸してリラックスする

自律神経訓練法を行う上で注意して欲しいこと

暗示は催眠と同じです。不思議なことに催眠は人間の体に影響を与えます。

良い影響も与えますが、持病や体質によっては悪い影響を与えることもあります。興奮・錯乱しやすい人、心臓が弱い人、脳に持病がある人はマイナスの方向に働く可能性があるのです。

もし不安な点があれば、心理療法士の元でやるのが好ましいですね。持病がなく自律神経以外に問題のないことを確認してから是非行ってみてください。

2.鼻歌に自律神経調整効果あり!鼻歌るんるん健康法

鼻歌は誰でも1度は歌った事があると思うのですが、人前でついやるとちょっと恥ずかしい、なんてことになりますね。しかし、この鼻歌には素晴らしい力が秘められているのです。

鼻歌にはなんとマッサージ効果があります。歌は声帯の振動によって歌声となり、歌声は普通振動となって口から外へ伝わりますが、鼻歌の場合は口を閉じる為にその振動のほとんどは外に出ないで体の内部で振動します。

これが、まさにバイブレータ―を体の内側から当てるような感じで、内臓や筋肉を振動によってマッサージしてくれるのです。

このマッサージ効果により筋肉の疲労をほぐして、副交感神経が刺激されます。

そしてこの副交感神経が活性化することで、自律神経のバランスも整ってきます。この自律神経が整うことにより、様々な不調の改善効果を期待できます。

鼻歌にはリラックス効果がある

そもそも、鼻歌は気分のいい時に出るものですが、さらに鼻歌を歌うことによって気分が良くなるのです。これはお気に入りの歌を鼻歌で歌うことにより、ドーパミンの分泌が促されるものと思われます。

また、副交感神経が優位になることにより、精神的にリラックスすることができます。

鼻歌はTPOをわきまえないとマナー違反になりそうですね。とりあえず緊張感のある場所や他人が周りにいる時はやめましょう。一人の時か、いても鼻歌を許してくれる家族や友人の前くらいでちゃっかり自律神経を整えてしまいましょう。

  • 寝る前
  • 起きぬけ
  • お風呂場

などで、ふんふんと好きなメロディーを口ずさんでみませんか。

お風呂場はリラックス空間ですし、エコーの効果もあり最高のシチュエーションですね。ただしご近所迷惑には注意ですけれど。

また鼻歌はとくに口呼吸になってしまっている人には特にお勧めです。鼻歌は強制的に口を閉じることになり、鼻呼吸の習慣が付きやすいのです。

3.心を鍛えて強くなる・・・ストレスを寄せ付けない自分になるために

ストレスを溜めない、うまく発散する、ストレスに強くなるといった予防策をとりましょう。まずはストレスを溜めない事です。言いたいことも言えずにストレスをためている場合は、少し吐き出してみてはどうでしょうか?

嫌な事を「嫌です」と言えるようになると、余計なストレスを受けなくなりますね。ただあまり何でもかんでも「いやいや」と言ってしまうとただのわがままな人になりますが、イエスマンは決して理想なんかではありません。

それからストレスをうまく発散させることも大切です。休日をリラックスして過ごせる環境を整えるだけでも、溜まったストレスを発散させることができます。

カラオケに行って大熱唱する、洗濯物を干す前に思いっきりバサッと振ってみる、頭がすっきりするまで運動をする・・・なんでもいいのです。

人に嫌味を言われても、「馬耳東風」で聞き流しましょう。嫌味な人は相手にしないことが一番有効です。放っておきましょう。

働き過ぎには十分注意してくださいね。例えば休日はしっかり休んだり、残業の無い日を作ったりするだけでも心や体にかかる負担が軽減されます。無理しすぎずに適度に休みを取る事で、自律神経の乱れを予防しましょう。

気を張りすぎては何もうまくいきません。余裕のない状態よりも、一度仕事について考えや態勢をリセットしてはいかがでしょうか。

妥協、というと言葉は悪いかもしれませんが、「ここまでで大丈夫だろう」「頑張ったしOK!」という心と、「今日も頑張ったな~」「さすが自分!お疲れ!」という気持ちを忘れないでくださいね。

わっはっはと笑おう!

最近笑っていますか?子供のころと比べ、大声を出して笑う事が少なくなったという人も多いのではないでしょうか?でも、笑う事ってとても大切なんですよ。

コメディー映画を見たり、バラエティー番組を見たり、鏡の前で踊ってみたり・・・なんでもかまいませんので、笑えることを見つけてください。

笑うことでストレスを発散できることは有名ですよね。様々な神経物質に関係して効果があるのですが、笑うと思っているよりもすっきりしますよ。

ひーひー言うまで笑う必要はありません。「へへっ」くらいでもいいのです。ストレスを感じるシチュエーションとは別のときでも効果はあります。一日に何回笑えたか、数えてみるのもいいですね。

4.規則正しい生活なんて言われても・・・そんなあなたの生活習慣改善法

規則正しい生活を続ければ、自律神経の乱れは確実になくなるでしょう。それ以上に、病気知らずな健康な毎日を過ごせると思います。

  • 十分な睡眠
  • 適度な運動
  • バランスの良い健康的な食事

・・・耳にタコができそうですね。わかっていても実現できない、これが現実かもしれません。

そんなあなたは、「規則正しい生活をしないと!」と気を張りすぎなくてもOKです。

  • 昨日はよく寝たから今日は調子がいいな、今日も早く寝よう
  • ちょっと歩いたら疲れたなぁ、今夜はよく眠れそうだ
  • 最近油ものばかり食べているし、サラダでも買い足してみるか

こんな気持ちをできるだけ毎日感じてほしい、それだけです。

”将来の健康のために”なんて言われても、今の生活にいっぱいいっぱいなのになかなか実践できませんよね。でも、健康的に毎日を過ごすことは、明日の自分へのご褒美になるのです。

明日憂鬱な作業がある、テストがあるからコンディションを良くしたい、そんなときは明日の自分のために規則正しい生活を少しだけ意識してみてください。

体内時計を整える方法

人体には生まれながらの体内時計が備わっています。体内時計は約24時間周期で生体リズムをきざんでおり、自律神経と連動し合って機能しています。

体内時計は自律神経と密接に関わっていますので、決まった時刻に睡眠や食事をとるということで体内時計を、さらには自律神経を、整えていくことができるのです。

まずは、毎日夜になったら深呼吸してください。昼間活発に働いてくれた交感神経に休んでもらうために、今度は副交感神経に活躍してもらうために、たっぷり、深く、呼吸しましょう。

呼吸は無理のない、自分に気持ちがよいやり方でするのでかまいませんが、出来れば腹式呼吸がよいでしょう。そして吐き出す息を意識して長めに吐くように心がければなお良いですね。

呼吸では息を吸うのを交感神経、吐くのを副交感神経、と役割分担していますので、吐く息を意識することは副交感神経を刺激し、リラックッス・モードを作り出してくれるのです。寝つきもよくなるし、睡眠の質を高めてくれます。

でも!昼間の緊張が解けず、なかなか眠れない、明日もがんばらんきゃいけないのに、という時もありますよね。

そういう時にはあまり気をもまず、床の中でゆったりした呼吸を繰り返していてください。

たとえ十分に眠れなくとも、副交感神経を優位にした状態で横になっているだけで翌朝の疲れの取れ方が違うことにお気づきいただけるはずです。

不眠の悩みがある方は、床の中でできる自分に合った呼吸法やリラクセーション法を習っておくとよいかもしれませんね。

また不調の主症状が不眠でそれさえ解決できればと感じている方は、何とか時間を作って病院に行き、専門医に相談してみてもいいですね。不調を聞いてもらえた、しっかりした意見を聞けた、という意識で気持ちが楽になるという効果があるでしょう。

そして朝もやっぱり深呼吸してください。ちょっとつらくても自分の決めた時間に床から抜け出て、カーテンを開けて、朝だよ!と自分のからだに声をかけたら深呼吸するのです。

夜に行ったのよりも、少し速め、少し強めに呼吸して、まだ完全に目覚めていない交感神経を刺激します。

だるくてもやる気が出てこなくても、呼吸だけでも元気にしながら出かける支度や軽い家事などをしている内に、次第に交感神経が活発になり一日気持ちよく活動できる準備が整っていきます。

「でもわたし仕事の時間が不規則なのよね」という方、または「早寝早起きなんてとても無理」という方。

実は筆者もそうで、仕事で帰宅が毎晩かなり遅い時刻になってしまい、その日の内に床に着くなんて絶対不可能、という日々を過ごしています。

でもそういう場合でもできることはあります。遅寝・遅起きであるにしても、

  • 就寝、起床時刻を一定にする
  • 遮光カーテンを上手に利用する
  • 食事だけは決まった時間にとる

というように自分なりに工夫して、自分自身のオリジナル体内時計を設置していく、ということはできます。

もちろん、できるだけ自然のリズムに反せず生活していくのが理想ではあります。でもいろいろな事情でそれが無理な場合もありますよね。どうぞご自分の生活に無理のない方法をお試しください。

5.入浴は自律神経を整える最高のタイミング!体を温めよう

自律神経が乱れている人は、手足に冷えを感じていることが多いものです。

心臓や血管などの循環器は自律神経の命令で働いていくものですので、自律神経が乱れていると上手く機能しなくなり、血行が悪くなり、末端が冷えてしまうのです。

今のところ冷えはあまり自覚していない、という方でも、自律神経を整えて元気よく生活していきたいならば、積極的にあたためる方向をとってください。

からだをあたためると血液循環がよくなります。活発になった血液循環が逆に自律神経に対する刺激となり、自律神経がバランスを取り戻してくれるのです。

最近ではからだをあたためると免疫力がアップするとの研究報告もさかんになされていますから、その見地からもからだをあたためるのはよいことと言えます。

入浴で自律神経を整えられる、というのはもはや周知の事実ではないでしょうか。

自律神経を整えるためには夜にぬるめのお湯(38度~40度くらい)に、ゆっくり長めに浸かるのが一番のおすすめです。

これは副交感神経に働きかけリラックスできる入浴法です。この後の睡眠の質を高めてくれる効果も期待できます。

入浴によって

  • 副交感神経が優位になり、リラックスできる
  • 血行が促進され、むくみやこりなどが解消される
  • 発汗により不要なものを外に排出できる

といった効果を得られ、これらは自律神経に大きく影響してくれます。また入浴により適度に疲れを感じるため、質の良い睡眠への導入にもなります。

シャワーでは逆に交感神経が優位になってしまうことが確認されているため、めんどくさがらずにお風呂にお湯をためてくださいね。

入浴の健康効果を効率的に得るために、ということが詳しく書いてある記事です。参考に是非ご覧ください。
お風呂でダイエットや免疫力アップ!正しい入浴方法と注意点

朝に時間のある方は、起床後にやや熱めのシャワーを浴び、最後に手足に冷水をさっとかけるという方法も試してみてください。

こちらは交感神経を刺激ししゃきっとした気分にしてくれるシャワーの浴び方です。

食事や服装に気をつかおう

体を温める方法はいろいろありますね。もちろん、食事には気をつけましょう。

温かいスープや味噌汁、あるいはショウガや根菜類など、体を温めてくれるものをたっぷり食事に取り入れてください。

またアイスクリームなど冷たいものを食べた時、そうめんなど冷たいものだけで食事を済ませた時などには、後で温かい白湯を飲むなどして冷えを埋め合わせておきましょう。

温める前に冷やさない、という発想も大事です。

体温調節できるようなカーディガンなどを持ち歩き、寒さや冷えを感じたら、すかさず対応しましょう。カーディガンの他にはスカーフやバンダナも便利です。

カーディガンほどかさばりませんし、首回りをあたためるのは、からだ全体をあたためるのに大変有効な手段で、スカーフ一枚でブラウス一枚分の温かさと言われています。

6.身構える必要なし!特別なことをしない「運動」

運動嫌いの方は、この「運動」の二文字を目にしただけでげんなりした気持ちになっているかもしれませんね。ですが、やはり健康でいきいきした毎日を送りたいのであれば、どうしても運動は必要です。

でも別に構える必要はありません。

  • いつもの駅までの道をきびきびと速足で歩く
  • 仕事中に長時間同じ姿勢が続いていると気づいた時にトイレに立ち、そのついでに深呼吸したりストレッチをしてみる
  • 家事をする時にちょっと意識してからだをリズミカルに動かすように心がける

といったようなことでも、自律神経を整えるのには十分な運動になります。

でも運動の健康効果は様々な医療分野における多数の研究ですでに実証済みです。

運動には糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病の予防・改善、体力・筋力の維持、骨代謝を高めて骨粗しょう症を予防する、等々の効果があると認められています。

さらに最近では、脳の活性化にも役立つ認知症の予防効果があり、その進行を遅らせる効果がある、などの研究報告も国内外の大学や研究機関から相次いでなされています。

これを機に自分に合った運動を見つけてはいかがでしょう。

自律神経を整えるのに効果的なのは、ウォーキング、サイクリング、スイミングなどの、一定の動作を続ける有酸素運動です。

時間としては、一回に20分以上続けるのが理想ではありますが、最近では一日の内で10分くらいずつに分けて三回ほど行っても同じ効果があるというのが定説になっています。

駅やスーパーへの往復を歩くだけでも十分だということになりますね。駅やスーパーが家から近くて、10分も歩かないで着いてしまう、という方は、少し遠回りする、などの工夫をしてみてください。

自律神経を整えるのにもってこい!ヨガのすすめ

筆者の一押しは、ヨガです。

呼吸を意識しながらゆっくりした動きでポーズをとっていくヨガは、自律神経を整えるのにはうってつけです。深い呼吸とゆったりした動きは、交感神経、副交感神経のどちらか一方に偏ることなく、その両方を気持ちよく活性化してくれます。

また、ヨガのポーズは脊椎骨を刺激するものが多いので、その意味でも自律神経の乱れによる不調には効果的です。

脊椎骨は、「脊髄=脊椎動物のからだにとって最も重要な神経幹、中枢神経」を守っているものですので、脊椎骨を柔軟にしておくことは神経系のすべてによい影響をもたらすのです。

横になった状態でできるポーズも数多くあるのもヨガのうれしい点のひとつです。

ぐったりしてしまっていて、ただもう横になるしかできない、というような時もあるかと思います。そういう時は横になれる時間と空間を何とか確保し、その欲求のままに横になりましょう。数分そのまま深呼吸してください。

しばらくしてやってみようかな、という気持ちになれたら、横たわったままでできるポーズをゆっくりと始めてみてください。

ですが、それが夜ですでにベッドの中だというような時は、無理することはありません。

何もポーズをとらない内に眠くなってきてしまったというのなら、そのまま眠ってしまうのもOKです。それもまたヨガ効果の内、くらいにおおらかな気持ちでとらえていて全く問題ありません。

自律神経の乱れはからだと心に無理を重ねた結果起きているのですし、無理をやめよう、自分自身に寄り添っていこう、というのがヨガの真髄ともいえるのですから。

ちょっとの意識で不調はなくなるかも!何となくの不調とバイバイしよう

自律神経の乱れを治す方法はたくさんありますが、どれも、自律神経の乱れだけでなく、健康維持の基本となることばかりです。

毎日を不調なく過ごすために、かわいい自分のためにちょっと意識してみてはいかがでしょう。

ただ、「何となくの不調」が「何となく」どころではなくなってきた、悪化した、というような場合には、なるべく早く自分の症状に合った専門医の治療を受けましょう。

自律神経の乱れは、万病の元と言っても差し支えのないものです。どうぞ、不調がまだ軽く、「何となく」である内に自律神経を整えて、元気にお過ごしください。

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