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頭皮の乾燥、かゆみ対策!シャンプーの選び方とお湯の温度、乾かし方

髪を洗う女性

特に寒い季節、「頭がかゆいな」と感じたり、フケが気になることはありませんか?もしかすると、頭皮が乾燥しているからかもしれません。頭皮のかゆみは皮膚炎やストレスが原因である可能性もありますが、頭皮の乾燥が引き起こしている場合もあります。

肌の乾燥に気を使っている人は多いと思いますが、頭皮が乾燥していると感じている人はどれくらいいるのでしょうか?実は肌が乾燥するのと同様に、頭皮も乾燥しています。

ここでは頭皮の乾燥の原因と6つの乾燥対策の方法を紹介します。

頭皮が乾燥するのはなぜ?原因は環境やケア方法だけでなく体の状態も

頭皮のかゆみの原因のひとつに乾燥があります。ではどうして頭皮が乾燥してしまうのでしょうか。

頭皮の乾燥の原因は、大きくわけると次の3種類になります。

  • 自然環境によるもの(空気の乾燥や紫外線)
  • ケアの仕方によるもの(シャンプーの種類やシャワーの温度、ドライヤーの使い方など)
  • 体の状態によるもの(ビタミン不足や血行不良)

これらの原因に合わせた乾燥対策を行うことで、頭皮の乾燥によるかゆみを抑えることができます。次の項目からは、それぞれの原因の対策方法を説明していきます。

頭皮の乾燥対策でかゆみを抑えよう!お湯の温度と洗う回数は?

いつも何気なくしているシャンプーやドライヤーのやり方が、頭皮の乾燥を引き起こしている可能性もあります。

例えばシャワーの温度。普段使っているシャワーの温度を知っていますか?38~42度くらいの人が多いのではないでいしょうか。でも実は40度台になると、30度で溶け出す皮脂だけでなく、保湿成分まで溶け出してしまいます。

38度以下で体が冷えない程度がシャンプーのときの最適な温度なのです。

またシャンプーの回数は一日1回で十分です。シャンプーの回数を増やすと必要以上に皮脂を洗い流してしまうため、頭皮が乾燥しやすくなってしまいます。となると重要なのは回数ではなく、汚れをしっかり洗い流せているか、ということになりますね。

あまり汗をかかない季節であればシャンプーを使うのは2日に1回で、お湯だけの日があったとしても汚れやホコリを落とすことはできるのです。

「頭皮の乾燥対策って実際には何をすればいいの?」と悩む人のために、ここからは頭皮の乾燥対策の方法を紹介していきますね。

シャンプーは低刺激のアミノ酸系や石鹸系を選ぼう!

シャンプーにも種類があるのを知っていますか?シャンプーの成分の90%近くは、水と界面活性剤という洗浄剤で占められています。この界面活性剤の種類がシャンプーの種類にあたります。

スーパーやドラッグストアなどで販売されているシャンプーの大半は、次の3つに分類されます。

  • 高級アルコール系
  • 石鹸系
  • アミノ酸系

この3種類のなかでも、肌に対する刺激が少ないアミノ酸系や石鹸系シャンプーは敏感肌や乾燥肌の人に向いてるので、頭皮の乾燥対策にもおすすめです。

3つの界面活性剤の特徴は次のとおりです。

界面活性剤 特徴
高級アルコール系 ・一般的なシャンプー
・泡立ちがよく洗浄力も高い
・香りが良い
石鹸系 ・弱アルカリ性で肌の刺激が少ない
・髪がきしんでしまう
アミノ酸系 ・髪や肌の材料になるアミノ酸系成分が含まれている
・髪や頭皮への刺激が少ない
・必要な皮脂は残して老廃物を除去する

石鹸系は複合石鹸を避け、成分表示に「石鹸素地」「カリ石鹸素地」の表示がある無添加石鹸を選ばなければいけません。アミノ酸系は成分表示の前半部分に「ヤシ油由来成分」などの表記があれば、配合濃度が高いのでアミノ酸系シャンプーに分類されます。

高級アルコール系は高い洗浄力によって必要以上に皮脂を洗い流してしまいます。それに比べると価格は上がりますが、アミノ酸系は必要な皮脂を残してくれるのでおすすめです。

石鹸系を使用すると髪の毛のキューティクルが開くため、髪がきしんでしまいます。これについてはシャンプー後に粉末タイプのクエン酸やお酢で作ったリンスで改善することができます。作り方と使用方法を次の項目で説明します。

お酢のリンスで石鹸系特有の髪のパサつきを抑えよう!

石鹸系シャンプーは弱アルカリ性なので、酸性のクエン酸やお酢を使ったリンスにより、髪のパサつきを抑えることができます。

お酢のリンスの作り方は、洗面器に8割くらいお湯を張り、大さじ1~2杯のお酢を入れて混ぜるだけです。

またクエン酸のリンスの場合も同様に、洗面器に張ったお湯に市販されている粉末状のクエン酸(大さじ1杯)を混ぜるだけで作ることができます。

手順は簡単な3ステップです。

  1. 石鹸系シャンプーで髪を洗い、しっかりとシャンプーを洗い流す
  2. お酢のリンスを髪全体、特に毛先になじませる
  3. 3分ほど置いてから、洗い残しがないように洗い流す

リンスを使うときは頭にかけるより、洗面器に作ったお湯のリンスに髪の毛をつけるほうが馴染みやすいです。

お酢で作ったリンスで心配なのはお酢特有のツンとした臭い。基本的にはお湯でしっかりとゆすぐことで臭いはなくなるようですが、気になる人は黒酢やリンゴ酢、ブドウ酢など香りのきつくないものを選ぶのがおすすめです。

石鹸系シャンプー以外のシャンプーを使っている時に、クエン酸やお酢のリンスを使ってしまうと色が抜けてしまうなど髪を痛める原因になるので気をつけましょう。

タオルドライとドライヤーの正しい使い方で髪を乾かそう!

お風呂上がりに濡れた髪を乾かすために、タオルドライやドライヤーを使用する人は多いと思います。ですが、そのやり方が頭皮に負担をかけ、乾燥を悪化させてしまっているかもしれません。そこで、タオルドライとドライやーの正しい使い方について説明していきます。

タオルドライは優しく短時間で!力の入れすぎはダメージの原因に

タオルドライをするときに、力を入れてたり、爪を立てていたり、長時間拭いてしまっていたりはしていませんか?濡れた頭皮や髪は、摩擦などの刺激により大きなダメージを受けやすくなっています。

タオルドライをするときは、頭皮は優しく拭いて、髪の毛はタオルでトントンと優しく叩くように水分を取り除きましょう。

タオルドライでしっかりと水分を拭き取ることが、頭皮の乾燥対策になります。短時間で水分を取るために、タオルはマイクロファイバー素材や、天然素材の吸水性の高いものを選ぶのがおすすめです。

ドライヤーは15cm離して下向き斜め45度!

ドライヤーを髪に近づけたり、熱風をひとつの場所に集中させて当てたりしたほうが、早く乾く気がしますよね。でも早く乾かそうとすると、その分ドライヤーの熱によって頭皮に負担がかかってしまいます。

ドライヤーでのダメージがゼロなわけではありませんが、自然乾燥はそれ以上にダメージを与えます。となるといかに頭皮に負担をかけずにドライヤーをかけるかが重要になってきます。

ドライヤーは15cm程度離して、斜め(45度)下に風が向くように当てましょう。

頭のてっぺんの方から中間部分まで順番に乾かし、毛先は中間部分までの乾きに比べ、少し湿っているくらいにします。最後に冷風で髪を冷やすと、キューティクルも整えることができます。頭皮は熱によって乾燥しやすいので、ドライヤーは低温で風量の多いものがおすすめです。

紫外線による頭皮へのダメージを帽子や日焼け止めで抑えよう!

日光から受ける紫外線も頭皮の乾燥の原因のひとつです。頭皮を保護するための紫外線対策には次の2つがおすすめです。

  • 日傘や帽子を使用する
  • 頭皮用の日焼け止めを使用する

ただ、日焼け止めが乾燥を引き起す可能性もあるので、選ぶ時は保湿成分が配合されているものにしましょう。日焼け止めは、髪がベタつきにくいスプレータイプがおすすめです。

日焼け止めは洗い残しがあると、乾燥などの肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。ウォータープルーフのものもあるので、しっかりと泡立てたシャンプーでいつもより念入りに洗い流しましょう。

ビタミンとコラーゲンで乾燥しにくい頭皮環境を作ろう!

ビタミン不足も、頭皮の乾燥の原因のひとつです。ビタミンを多く含む食材を食事に取り入れることで、乾燥を引き起こしにくい頭皮環境を作ります。

ビタミンにも種類はありますが、乾燥対策に効果的なのはビタミンA、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンEの4種類です。それではこれらの4種類のビタミンを多く含む食材を紹介します。

ビタミンの種類 ビタミンが多く含まれる主な食材
ビタミンA ・レバー
・ウナギ
・ニンジン
・ホウレンソウ
・カボチャ
・イクラ
ビタミンB6 ・にんにく
・牛肉
・マグロ
・カツオ
ビタミンC ・ピーマン
・レモン
・柿
・キウイ
・イチゴ
ビタミンE ・お米の胚芽
・胡麻
・アーモンド
・ピーナッツ

ウナギやレバーに含まれているビタミンAはレチノールという栄養素です。妊娠中の場合、レチノールを必要以上に摂ってしまうと胎児に影響を及ぼす可能性があるといわれています。この場合は、ニンジンやホウレンソウ、カボチャなどの緑黄色野菜でビタミンAを摂るようにしましょう。

ビタミンのほかにコラーゲンにも保湿効果があり、頭皮の乾燥対策におすすめです。

コラーゲンは鶏の皮、手羽先、豚足、フカヒレなどに多く含まれています。

マッサージと炭酸シャンプーで血行を促進させよう!

頭皮の乾燥の原因が血行不良の場合、血行を良くすることで頭皮の乾燥を防ぎ、かゆみを解消することができます。血行促進にはマッサージや炭酸シャンプーの使用がおすすめです。ここでは3分で行える簡単なマッサージ方法と、炭酸シャンプーの作り方を紹介しますね。

3分でできる簡単なマッサージはこれ!

まずは3分でできる簡単なマッサージ方法を説明します。手順は次の4つです。

  1. 両手とも親指以外の指を軽く揃え、指の腹を頭の下の首に当てる
  2. 頭の付け根から耳の下、つむじへと順番に、円を描くようにほぐしながら優しく押す
  3. こめかみから頭のてっぺんへと順番に、先程と同様に優しく押す
  4. 揉み残しがないように、頭全体をマッサージする

この血行促進のマッサージは、入浴中や入浴後に行うとさらに効果的です。

汚れを浮かせてしっかり除去!自分で作れる炭酸シャンプー

続いて炭酸シャンプーについてです。炭酸シャンプーは市販のものもありますが、今回は自宅で作る方法を紹介します。

まず次の3つを用意しましょう。

用意するもの 数量
添加物のはいっていない炭酸水 50ml
シャンプー 2プッシュ
空のペットボトル(500ml) 1本

これらを用意したら、ペットボトルに炭酸水とシャンプーを入れてよく振るだけで炭酸シャンプーは完成です。

炭酸水に余裕があるならシャンプー用とは別に50ml程度を用意して、そのまま頭皮全体になじませて上で紹介したマッサージを行ってからシャンプーを行うとより効果的です。

頭皮のオイルクレンジングで乾燥対策!自分へのご褒美にセルフケアを

メイクや皮脂の汚れを落とすためにクレンジングをするのと同じように、頭皮もクレンジングにより毛穴の老廃物を浮き上がらせて取り除くことができます。汚れをしっかりと取り除くことで、頭皮環境が整い、乾燥対策に繋がります。

ではまず頭皮のケアにおすすめなオイルを5つ紹介します。

  • ホホバオイル
  • アルガンオイル
  • オリーブオイル
  • 椿油
  • 馬油

ホホバオイルやアルガンオイル、オリーブオイルは全身に使うことができます。椿油や馬油は、商品によっては頭皮用・頭髪用がわかれているので購入するときは、「頭皮用」や「頭髪用」の表示があるものを選びましょう。

オイルクレンジングは半身浴をしながらでも行うことができますが、オイルが馴染まなくなってしまうので必ず髪を濡らす前に行ってください

それではオイルクレンジングの方法です。

  1. 髪をブラッシングする
  2. オイル(500円玉大)を頭皮全体にマッサージをしながらなじませる
  3. 頭皮を温めながら5~10分放置する
  4. ぬるま湯(30~38度)でしっかりすすいでからシャンプーする

2では先程紹介した血行促進のマッサージを行いましょう。

オイルを使った頭皮のケアは、毎日行うとうるおいすぎて逆にベタつきが気になってしまう場合があります。1~2週間に1回でも十分に頭皮を保湿することができるので、お休みの前の日など余裕がある時に行ってみてください。

食事の見直しや正しい頭皮ケアで頭皮の乾燥を改善しよう!

ここでは頭皮の乾燥対策として次の6つをご紹介しました。

  • シャンプーの選び方
  • タオルドライとドライヤーの正しい使い方
  • 紫外線の対策
  • ビタミン不足の解消
  • マッサージと炭酸シャンプーを使用した血行促進方法
  • 簡単なオイルクレンジングの仕方

頭皮の乾燥の原因は、ひとりひとり異なります。「ケアの仕方に問題がないか」「十分なビタミンを食事でとれているか」などを見直し、自分に合った頭皮の乾燥対策を行いましょう。乾燥が気になる季節以外でも、日頃からできるケアは行うように心がけることがおすすめです。

また空気の乾燥は外だけでなく、暖房を使用している室内にも当てはまります。外の乾燥を防ぐことは難しいですが、中の空気の乾きは加湿器などにより改善することができます。室内が乾燥していないか、気にかけておけるといいですね。

ここで紹介した頭皮の乾燥対策を行ってもかゆみが治らないときなどは、皮膚科での受診も検討してみてください。
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