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睡眠薬や抗うつ薬を常用している方はドライアイにもご注意を

よく寝られていますか?

1960年代の古き良き時代は、スーパーもなく商店だって8時には閉店してしまい、否応でもなく早寝早起きの生活が当たり前でした。しかし、近年は、世の中全体が夜型の生活になりました。

深夜遅くまで営業しているコンビニは24時間やっていますし、スーパーだって深夜まで営業しています。そのため、深夜まで仕事している労働者や小学生でさえ、9時ごろまで塾で勉強しています。

このような生活をしていると、寝る時間がまちまちで深い睡眠が得られなくなっているようです。世界的に見ても日本人は睡眠時間が少ないことが知られています。

寝る時間が遅い上に、テレビゲームやパソコン・スマートフォンを寝る直前まで行っていると、自律神経が興奮して、寝床についてもなかなか寝付けられない方が多いようです。

睡眠薬の常用

また、うつ病を患う方も年々増加し、その典型的な症状に「寝られない」ことが挙げられます。そのため、質の低い睡眠の方やうつ病の方は、抗うつ剤や入眠剤(眠りに入りやすくする薬)を処方されることが多いと思います。

これらの薬は、脳のホルモンに働きかけ、質の良い睡眠を獲得するには効果があります。しかし、その代償としてこの効果のため服用をやめにくいのが難点です。

そのため、長期間服用をしている方が多いと思いますが、これらの薬の副作用として「まぶたのけいれん」のためドライアイになることがあります。ドライアイは、目の表面を覆う涙の量が少なくなり目が乾く症状です。

特に涙を吸収してコンタクトを柔らかくしているソフトコンタクトを使っている方には注意が必要です。仕事でPCをよく使う方などはメガネに換えて見るのも一案です。

抗うつ剤や入眠剤の常用化によって、脳の神経伝達物質が変化することでまぶたがけいれんし、うまくまばたきができなくなります。その結果、ドライアイになるのです。

通常は、目薬を使用しますが、あまりにも目が乾いて眼科を受診する時は、必ずこれらの薬を服用していることを眼科医に伝えてください。ドライアイの約40%はこれらの薬が影響しているといわれています。

ひどい場合は、目の周りにけいれんをしないような薬を注射することもあります。これらの薬がドライアイにつながることを知らない内科医や眼科医もいます。

睡眠薬によっては、副作用にまぶたのけいれんをしないものもありますので、薬の種類を変更するなど内科医や心療内科医とよく相談してください。

日本の睡眠薬使用について

睡眠障害として近年クローズアップしてきた病気として「睡眠時無呼吸症候群」という病気があります。自分では、ちゃんと寝ているつもりでも日中の異常な眠気に襲われるのが特徴です。

この病気の専門外来やクリニックも多くなり、決して珍しい病気ではありません。この場合でも、睡眠薬が処方されることが多いようです。また、うつ病や精神的な病気の場合、日本ではすぐに薬物療法を行いがちですが、このことに関して異論を唱えることも増えてきました。

一度服用するとやめにくくなりますので、この負のスパイラルから抜け出すために、ポジティブな思考ができるようなカウンセリングが効果を上げているようです。

日本は、世界的にもこれらの種類の使用量が多いことが問題視されていますので、これらが改善されれば、ドライアイになる方もかなり少なくなるでしょう。

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