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アメリカでは使用禁止に!トランス脂肪酸は身近な食品に含まれている

日本人の食生活も昭和の時代と比較して変化してきました。なかでも脂肪分の摂取量は大幅に増加しており、特に動物性脂肪の摂取量が多いように思えます。日本人は乳製品が好きな民族でもあり、牛乳を加工したバターやチーズ、ヨーグルトなどは代表的な商品です。

しかし、乳製品には弱点があったのです。それはカロリーの高さや脂肪分の多さによって、肥満の原因となる可能性があったからです。そこでマーガリンなどの植物油を原料とした商品に人気が集まったのです。

マーガリンはバターよりも安価であり、ヘルシーなイメージがあるため、家庭用として使用されるだけではなく、お菓子の製造やパンの材料などにも使用されています。今の日本人には必要不可欠な食品と言っても良いのではないでしょうか?

アメリカでマーガリンが食べられなくなるって本当?

先日衝撃的なニュースが入ってきました。アメリカのFDA(食品医薬品局)が「トランス脂肪酸」の使用を全面的に禁止する方針を固めたと言うのです。もともとトランス脂肪酸は牛などの動物の脂肪に存在する物質です。

しかし、その量は限定的であり、特に問題となるものではありませんでした。しかし、植物油を加工して固形化する過程で発生するトランス脂肪酸は、量も多く健康に被害を与える可能性もあるのです。

つまり、マーガリンの製造過程において、植物油を固める必要があり、その際にトランス脂肪酸が発生しているのです。

この問題はマーガリンだけでの問題ではなく、植物油を使用している加工品の多くで見られ、日本においても対応が協議されたこともありましたが、規制には至っていないのが現状です。

アメリカでもトランス脂肪酸については以前より問題視されており、使用を制限したり表示義務を与えるなどの対策をとっていたのです。今回のFDAの方針は、食品におけるトランス脂肪酸の使用を禁止するもので、大きな影響をもたらすのではないでしょうか?

日本の食べ物にはトランス脂肪酸が一杯!

それでは日本で販売されているトランス脂肪酸を含む食品を考えてみましょう。まず、スナック菓子です。ポテトチップスなどのスナック菓子はサクサクした食感が美味しく、ついつい食べ過ぎてしまいますよね。

あの食感は油で揚げることで作られていることを知っていましたか?スナック菓子の大部分は焼くのではなく、油で揚げているのです。

ここで使用されている油は植物油であり、酸化することで大量のトランス脂肪酸が生まれてきます。スナック菓子にはトランス脂肪酸が多く含まれていることを自覚しましょう。

皆さんは朝ご飯は「ご飯派」ですか?それとも「パン派」ですか?パンと答えた人は注意が必要ですね。実は日本で販売されているパンの多くには、ショートニングと呼ばれている植物性油脂が含まれています。

ショートニングにもトランス脂肪酸が多く含まれているので、注意が必要なのです。パンにマーガリンを塗らなくても、パンにも含まれていることを自覚して下さいね。

このように加工品には沢山のトランス脂肪酸が含まれいると理解することが重要なのです。その他に注意する加工品は、ケーキ、チーズ、コーヒーミルク、ドーナツ、揚げせんべいなど多岐に渡ります。植物油を使用している物には含まれていると思って良いでしょう。

トランス脂肪酸の健康被害はコレステロールの増加による、心臓病や高脂血症が主な病気です。それでもFDAの試算では年間で7000人の死亡を減らすことが可能と出ており、規制による効果は大きいと考えているようです。

日本ではアメリカ人と違い、年間の脂肪分の摂取量が少ないと考えられることから、現在は規制対象にはなっていないそうです。しかし、食生活の変化から考えても、本当に大丈夫なのか疑問ですね。

日本で規制されない以上は個人で防御する以外の道はありません。トランス脂肪酸を頭に入れて食生活を考えてみましょう。

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