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栄養の宝庫野菜くずを残さず使って生活習慣病が予防できる理由とは?

私達がいつも捨ててしまっている、野菜の皮や種の部分。実はこの部分に多くの栄養が含まれていて、体にいい事をご存知でしょうか?

普段捨ててしまっている、人参や大根の皮・ピーマンの種やわたの部分には、他の部分より多く栄養素が含まれています。野菜の種や皮の部分を使って料理する事で、野菜から摂取できる栄養素がかなりアップします。

例えば、野菜の種の中には発芽に必要な栄養素がすべて濃縮されているわけですから、野菜を種の部分だけ捨てると言うのはかなりもったいない話だと言えます。

野菜くずにはこんな栄養素がたっぷり!

<人参の皮>

人参の皮には、土がついているからと皮を捨ててしまいますが、100gの皮つきと皮をむいた場合で比べてもカリウムやレチノールや葉酸が最も多く含まれており、特にレチノールに関しては、1日に必要な栄養素の1割以上含まれています。

カリウムは必須アミノ酸の1つで、神経や筋肉が正常な働きをするのに必要な栄養素です。不足すると、倦怠感・筋肉の衰え・手足のしびれ・むくみが出ます。また、不正脈・心不全・脳卒中の危険が高まるなどの生活習慣病の原因になります。

レチノールは、ビタミンAの一種で、脂溶性ビタミンです。アメリカでは、しみ・しわ・そばかすにこうかがあると言われ、多くの化粧品に使用されています。ただ、食品での摂取では問題ないのですが、サプリメントなどで必要以上に摂取すると、逆効果になる事も覚えておいて下さい。

<ナスの皮>

ナスの皮にはアントシアニン色素が含まれています。これは、紫芋・赤玉ねぎ・ブルーベリーなどにも含まれています。活性酸素は生活習慣病の要因になりますが、アントシアニン色素には、これを抑制する「抗酸化作用」があります。

したがって、ナスは皮ごと食べる事で、生活習慣病の予防に効果があると言えます。アントシアニンは水に溶けやすいので、皮ごと炒め物や揚げ物にするのが望ましいでしょう。

<ピーマンの種・わた>

ピーマンのもっとも代表的な栄養素、ピラジン。これは、血液サラサラ効果があり、脳梗塞などの予防に効果があるとされています。
なかでも、パプリカは抵抗力を付けるのに効果があり、夏バテや倦怠感など疲労回復に効果があります。

この他にも、ベータカロテン・ビタミンC・ビタミンEも豊富に含まれています。実はこれらの栄養素は、普段捨てている種やわたの部分に、さらに多く含まれるため、この部分を捨てずに料理に使うと、より一層栄養摂取量が多くなるというわけです。

<かぼちゃの種>

煮物などに使うかぼちゃ。このかぼちゃの種の部分は栄養の宝庫です。ミネラル・ビタミンB1・B2・タンパク質・鉄分・ナイアシン・・・など多く含まれています。

鉄分はご存知のように貧血防止に効果があります。ビタミンB1・B2は脂肪などをエネルギーに変えるのに重要な役割があります。ナイアシンはアルコール分解の効果があるので、二日酔いなどに有効です。

今は、かぼちゃの種を乾燥させて、おやつ感覚で食べられる物が多くありますが、ナッツ類同様に高カロリーなので、特にダイエットをお考えの方はおやつ代わりなどで食べ過ぎに注意する必要があります。

野菜くずをなくす料理法

野菜くずその物を使って料理するのはなかなか面倒では・・・?と思ってしまいますが、野菜を使った料理をする時に、「そのまま全部使う」と言う事を基本にすると、意外と簡単です。

大根・人参は、きんぴらごぼうやカレーライス・お味噌汁・酢の物などに使う時、皮をむかずにそのまま使用できます。野菜スープは、具材にいろんな野菜を利用できるので良いですね。この場合もそのままが基本です。

玉ねぎの茶色い皮は、きれいに洗って水につけておくと、コクのあるだし汁が出来ます。ブロッコリーの茎も全部使えますが、茎の部分は適当な大きさに切ってクリームシチューに入れると、子供も喜んで食べてくれます。

気になる残留農薬

野菜くずに多くの栄養があるとわかっていても、残留農薬が気になって、ついつい捨ててしまう人も多いのではないでしょうか?確かに気になりますね。

残留農薬は、土中より地上にある野菜の方が多くあります。これらの農薬のほとんどは、野菜の表面に付着しているので、野菜の表面に附着した農薬をきちんと処理出来れば、問題ありません。これには、水洗いをきちんと行ったり、かるく湯通しするだけでかなり違います。

キャベツなどは、葉を1枚取り除くと30%以下になると言うデータもあります。しかし、野菜くずを残さず食べるという観点で言うと疑問点もあります。

できれば、有機栽培や無農薬・自家製栽培などの野菜なら、残留農薬の心配がなく全部使う事が出来ます。また、地元の生産農家など、栽培方法がわかる野菜を多く手に入れるようにするのも良いと思います。

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