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好き嫌いは直すべき?ピーマンを食べた方が良い栄養学的な理由

好き嫌いは直すべき?

独特の香りと苦みのあるピーマン。品種改良により青臭さや苦味が軽減されつつありますが、未だにピーマン嫌いの子供は多いです。嫌がる子供には無理して食べさせる必要はないのでしょうか。それとも極力改善させた方が良いのでしょうか。

食事の基本はバランスです。一品だけで一食の栄養を全てまかなえるような料理、食材はありません。ご飯や麺、肉や魚、野菜を上手に取り入れることが大切です。あくまで栄養学的観点から見れば、数種類程度の好き嫌いは他のもので補うことが可能であれば問題ないと言えます。

では、ピーマンが嫌いという子供はピーマンの代わりになる野菜を食べていれば良いということになりますが、そんな野菜はあるのでしょうか。

ピーマンの最大の武器・ビタミンC

みなさんは「どうしてピーマンを食べなくちゃいけないの?」と聞かれたら何と答えますか?ピーマンが他の野菜と比べて優れているのはビタミンCです。しかも、ただ含有量が多いだけではなく、熱に非常に強いのです。これが特筆すべきピーマンの栄養です。

ビタミンCは水に溶けやすいビタミンで、本来熱には不安定です。そのため、料理してしまうと含まれていた分を100%摂取することが出来なくなってしまいます。しかしピーマンに含まれているビタミンCは熱に強いために料理をしても壊れず、しっかりと摂取することが出来るのです。

子供は特にビタミンCを摂った方が良い理由があります。子供は骨の発育が非常に活発です。そして骨にはコラーゲンという繊維状のたんぱく質が含まれています。このコラーゲンを体内で合成する際にビタミンCが使用されるのです。つまりビタミンCは骨の成長に重要な役割を持っているということです。

夏場はビタミンCを含む野菜が少ないです。一食で食べる量を考えた時、ピーマンと同じだけのビタミンC摂取量を期待できそうな野菜といえばミニトマトですが、スーパーに並ぶトマトは追熟すると、枝で完熟するよりもビタミンCの含有量は少なくなります。

ゴーヤにもビタミンCは豊富ですが、ピーマンよりも苦手な子供は多いでしょう。果物であるイチゴにもビタミンCが多く含まれていますが、毎日イチゴを食べるのはなかなか難しいです。これらのことから、夏場のビタミンCの源としてピーマンはもっとも優れているのだということが分かります。

ピーマン嫌いを直すために

好き嫌いは直すべきかという本題に立ち返ってみましょう。たかだかピーマンと思いがちですが、ビタミンCに関しては右に出るものがいないくらいに優秀な野菜です。トマトや果物である程度は補うことが出来ますが、それだけでは料理のレパートリーは限界があります。

ピーマンにはピラジンという成分が含まれており、血栓予防に効果があります。将来的にもピーマンを好きでいた方がずっと健康に良いということが分かります。こうしたことから、ピーマン嫌いは直しておいた方が良いと断言することが出来ます。

ピーマンは横に輪切りにすると匂いが目立ち、縦に切ると抑えることが出来ます。また、畑で赤く熟したもの(赤ピーマン)は緑色のピーマンよりも苦味がなく、ビタミンCも多いといいます。

余裕があればプランターなどでも構わないので、ピーマンを育ててみるのも良いかもしれません。自分の手で育てた野菜を食べるということで好き嫌いが少しでも改善されるかもしれません。一度に直そうとせず、少しずつ食べられるように見守っていくことが大切です。

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