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味噌汁は大豆パワーだけではなく、栄養のバランスも合格点です

塩分の摂り過ぎに関連して以前は、「味噌汁一杯まで」ということをよく言われたものですが、最近は味噌の原料である大豆の様々な効用がわかってきており、今は味噌汁を毎日、二杯以上飲む人は胃がんの罹患率が減るとまで言われるようになりました。

大豆はアミノ酸が豊富

味噌の原料である大豆は、各種の必須アミノ酸が含まれていて、ビタミン、ミネラル、繊維質も沢山豊富に含んでいます。又、肝臓の解毒効果を促進させる働きがあります。

味噌汁は喫煙者、酒飲みにお勧めです

大豆のアミノ酸はニコチンの害を防いでくれます。又、大豆サポニンは肝臓に入ったアルコールが脂肪として蓄積されるのを防いでくれます。

その他、味噌には酵母、乳酸菌なども含まれているので、大腸の働きを活発にし、下痢や便秘を防ぎ、老化防止にも役立ちます。大豆蛋白には、血中コレステロール値を低くする作用があり、動脈硬化や冠動脈疾患の予防、改善に役立っています。

不足しがちな食品を具として摂れることが味噌汁の長所

味噌そのものが持つパワーにプラスして、緑黄色野菜、貝、キノコ、海藻などといった不足しがちな食材を具にして、一緒に摂取できます。

秋田、岩手県では一日に摂取するカルシウムと鉄分の約25%を味噌汁からとっているというデータがあります。味噌汁は色んな栄養素を効率よく摂れるメニューです。

味噌汁による塩分摂り過ぎを防ぐためには……

味噌汁一杯に含まれる塩分の量は1.5~2gです。健康人の塩分摂取量は一日10g以下が目標とされていますが、毎食、味噌汁を飲めば、半分の塩の量を味噌汁からとってしまうことになります。

そのため、大豆が持っている効果を最大限に引き出すには即席だしを使わずに、コンブや鰹節できちんととることです。そして具に入れる緑黄色野菜は多めに入れます。そうすることで、具に含まれるカリウムが体内のナトリウムを排泄させてくれます。

塩分は少なければ少ない方がいいわけではありません

注意しなくてはいけないことは、塩分の摂り過ぎを恐れるあまりに極端な減塩を目指してしまうことです。過度の減塩が逆に危険を招くこともあります。

例えば、血圧降下剤を服用している患者や高齢者が極端な減塩に走ってしまうと、必要なナトリウム量を維持することが困難になってきます。

そのため、倦怠感、吐き気などを伴う脱水症状を引き起こすことがあります。降圧剤を服用している患者が過度に塩分を制限すると、血圧が下がり過ぎてしまうとの報告もあります。

向精神薬の炭酸リチウムを飲んでいる人はむしろ減塩は避けた方がいいようです。なぜなら、塩分不足によって知覚異常、記憶障害など、リチウムの毒性が出てしまうからです。

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