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こんな人はビタミンB1が欠乏しやすい…脚気様症候群に注意

脚気(かっけ)とはどんな病気かご存知でしょうか?明治時代には国民病と呼ばれ多くの死者が出るほど深刻な病気でした。昭和初期以降からは少なくなった病気なのですが、現代はまた脚気が増える傾向にあるといわれています。

脚気の原因はビタミンB1不足。でも食生活が豊かになった今日、栄養が不足する人なんていないのでは?いいえ、実はビタミンB1不足になる人がまた増えてきているんですよ。

こんな人はビタミンB1が不足しやすい

最近は脚気の症状(脚気様症候群)がみられる人が出るようになりました。こんな人はビタミンB1が不足しやくなります。

白米が大好き

現代の日本人の主食になっている白米のご飯は、精米によってビタミンB1が取り除かれています。玄米や雑穀を食べていた頃に比べ主食からビタミンB1を摂ることは難しくなってしまいました。ご飯が大好きでほかのおかずからビタミンB1が補えていない人は要注意です。

ジャンクフード・インスタント食品ばかり食べている

ジャンクフードやインスタント食品は高カロリーなわりにビタミン類は少なく栄養面はあまり良くない食事です。これらの食品ばかり食べているとビタミンB1不足に陥りやすくなります。

甘い物が大好き

ビタミンB1は体内で糖質をエネルギーに変換する時に欠かせない栄養素です。そのため甘い物を摂れば摂るほど体内で消費され、どうしても不足しやすくなります。スイーツや清涼飲料水が大好きな人は要注意です。

アルコールが大好き

アルコールを分解する際にビタミンB1が消費されるのでアルコールを大量に飲む人ほどビタミンB1が不足しやすくなります。

ストレスや過労がある

ビタミンB1はストレスや過労でも消費されてしまいます。ビタミンB1は神経伝達物質に作用する栄養素で不足するとイライラや抑うつが起こりやすくなるので注意しましょう。また激しいスポーツをする人もビタミンB1を大量に消耗します。

…食生活が不規則になりがちな一人暮らしの若者や多忙なサラリーマンにビタミンB1不足が起こりやすくなります。食生活を見直して脚気様症候群にならないよう気をつけましょう。

こんな症状があれば脚気様症候群かも

こんな症状があればビタミンB1が欠乏しています。食生活に原因の思い当たる人はビタミンB1を意識して補うようにしてください。

  • 足がだるい
  • 足がむくみやすい
  • 疲れやすい
  • 手足の知覚過敏
  • 体がだるい
  • 息切れしやすい

脚気を予防する食生活

食生活を見直し栄養バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。ビタミンB1は不足しやすく消耗されやすい栄養素です。ビタミンB1を含む食品を食べるようにしましょう。1日当たりの所要量の目安は、成人男性1.4mg、成人女性1.1mgです。

ビタミンB1の多い食品…豚肉、ハム、うなぎ、たらこ、大豆、ナッツ類、玄米

おススメの食品は豚ひれ肉、豚もも肉です。100g食べればおよそ0,9mgのビタミンB1が摂取できます。ねぎ、にんにく、にらと一緒に食べるとビタミンB1が吸収されやすくなりますよ。

脚気は怖い病気?

脚気はビタミンB1の欠乏によって末梢神経に障害が起きる病気です。進行すると寝たきりとなり最悪の場合には心臓が停止してしまいます。昔は脚気とビタミンB1不足の因果関係が分からなかったために治療法がなく、多くの人が脚気にかかって亡くなっていました。

しかし玄米や雑穀を主食にする人に脚気が起こらず白米を食べる人に脚気が起こることから、次第に食生活が原因と考えられるようになりビタミンB1不足が原因と判明したのでした。近代ではビタミン剤の普及や食生活の向上で、深刻なビタミンB1不足が防げるようになったのです。

現代ではそれほど怖い病気ではなくなっていますが、油断していると誰でも陥りやすいので脚気について知識を持っておきたいですね。

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