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ハンバーガーで病気予防?栄養バランスから考えたハンバーガーの良さ

ファストフード店のハンバーガーは健康に悪いと思っていませんか?確かに食の欧米化によって、かつて日本人には少ないとされた生活習慣病などが増加していることは事実です。食の欧米化の象徴のように思われるハンバーガーにも、実は体に良い栄養が多く含まれています。ハンバーガーを通して栄養のバランスについて考えます。

ハンバーガーにある意外な栄養

ハンバーガーの栄養素を分析してみると、カルシウム、カリウム、ビタミンAが多く含まれていることが分かります。ご存じの通りカルシウムは成長期の子供には重要な栄養素ですし、ビタミンAは抗酸化力が強く、皮膚や粘膜を保護し免疫力を高める働きをします。

そして、特に着目すべきはカリウムが多く含まれている点です。カリウムは体内の塩分を排泄する働きをするので、高血圧の予防や改善にとっては有効なミネラルです。実は、アメリカ人の血圧を調べてみると高血圧症の人は日本よりはるかに少ないのです。

これは、日本人は味噌汁や漬物、魚の干物など塩分の高い食品を食べることが食文化となっているからで、日本人の生活習慣病の原因となる最たるものは塩分の摂り過ぎによる高血圧症だとも言えるのです。ですから、一概に食の欧米化が悪いというわけではないのです。

大切なのは栄養のバランス

ハンバーガーを良く食べる欧米人に糖尿病などの生活習慣病が多い理由のひとつには、主食がパンであるということがあげられます。パンと一緒に食べる副食は、どうしても肉や卵、揚げ物などが多くなり、食品の品数や栄養素が不足する傾向があるのです。

日本食が健康に良いと考えられる理由は主食が米なので、肉だけでなく魚や野菜など、かなり幅広い食材と一緒に食べることができるからです。つまり、多くの栄養素をバランスよく摂ることが重要なのです。

ですから、たとえ主食が米であっても、副菜の品数が少なかったり、毎日同じ様な献立であれば、栄養のバランスは偏り、欧米の食事と同じ様に、生活習慣病のリスクは変わらないということが言えます。要するに、ハンバーガーなどの食材が問題なのではなく、栄養のバランスが大切だということです。

また、欧米人の食事にも良いところがあります。それは、欧米人が必ずと言っていいほど朝食で食べるシリアルやグラノーラです。これらは、とてもバランスのとれた栄養食と言えます。朝の忙しい時間でも、簡単に作ることができるのも便利です。

日本人の働く人の3人に1人は朝食を抜いているという調査もありますが、そのような悪い習慣に比べれば、欧米人の朝食の習慣を見習うべきところもあると言えるでしょう。

ベジタリアンは病気になりやすい

ハンバーガーには肉や卵、チーズなどが入っていることが多いですが、こうした食材が悪いとするのであれば、それを一切食べないベジタリアンの人たちは健康かというと、そうは言いきれません。

実は、欧米人の中でベジタリアンがガンを発症する確率は他の人に比べてとても高いことが分かっています。これは、細胞を作る時に必要なコレステロールが不足した状態が続くため、細胞が正常に機能しなくなるからだと考えられています。つまり、脂肪やコレステロールも体の健康を守るためには、必要な栄養素の1つだと言えるのです。

ハンバーガーを例に取りましたが、こうして見ると、パンや肉が体に悪いわけではなく、要するに栄養のバランスが重要だということです。ハンバーガーを食べること自体は、健康には何ら問題はありません。むしろ、ハンバーガーばかり食べることや、ハンバーガーと一緒に炭酸飲料をたくさん飲むという習慣に問題があるのです。

今、日本が国として取り組んでいる健康日本21という健康増進の活動では、1日に30種類の食品を食べることを提案しています。多くの食材から様々な栄養をバランスよく摂り健康を保とうということです。

何かの一つの食品が悪いと決めつけるのではなく、栄養バランスを考えて食事や献立を考えることが本当に必要なことではないでしょうか?

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